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2013年05月07日

店長の愛聴盤シリーズ43

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「UNDER THE BLANKET」 PISANO & RUFF
ゴールデンウィークも無事終わりました。無事?ホッと一息したいところですが、そんなに今年は盛り上がった訳でもなく、淡々としたゴールデンウィークでした。
昨年も書きましたように、予測不能なのがゴールデンウィークの醍醐味。
サプライズな来客があったかと思えば、今日は平日?というくらいのヒンヤリした空気。思わず気分転換にCD整理を始めました。そうすると、不思議と次々と来店客。
前から不思議なんですが、何かをやり始めたり、一服お茶飲もうかというタイミングで来客です。あと、CDが終わって店内が静まり、取り替えているタイミンクでの来客も多い。いや、本当多いんですよ。「ナンデダロウ~。」思わず口ずさんでしまう。(古いか。)
オフクロが「いつもお茶飲んでいればいいんじゃない。」と軽く言う。「たまに飲むからご利益があるんだよ。」と真剣に返す僕。(どんな会話や。)
いやいやお客様あっての商売ですよ。有難いことです。「なんだよ、お茶飲もうと思った時に限って。」なんていうところは、よほど儲かりまくっている店が、商売やめた方がいい店かどちらかでしょう。
しかし、CDの整理を始めると、もうパニックです。ジャンルが多すぎて仕分けできない。そして、どこに置いたらいいのやら。一枚のCDを手に取り、「あれ、これさっき見たぞ!同じの2枚買ってんじゃん。」アホです。たまにやります。この膨大なCDを見て、「将来レンタルでも始めれば。」と相棒。「そうだね、TSUTAYAにはないのばかりだし、いろんなジャンルあるし、お客様の好みを聞いて『これなんか、こんなシーンでいいんじゃないですか』なんて音楽セレクトソムリエなんか気取っちゃって、勧めたりして。」なんて半分本気で考え出したぞ。でも、レンタルにあるCDどこも同じなんですけど、貸し出せるリストとかあるんですかねぇ。僕が所有しているのはマイナーすぎて、借り手がないからだろうと思ってるんですけど。もし、簡単に出来るとすれば誰かやってるか。
なんかとりとめもない話になってきたんで、CD整理でみつけた愛聴盤でも軽く、ゴールデンウィーク明けのぽっかり空いた心を埋めてくれる、木漏れ日の様な優しいサウンド。ハートウォーミングなジャケットだけでなごめます。
パイザノ&ラフ「アンダーザブランケット」。これはどんな音?イージーリスニングっぽいけど、ヴォーカルやコーラスがさりげなく入ったり、ジャズっぽい音があったり。
1曲目の「UNDER THE BLANKET」ほんわかフレンチホルンとパーカッションがどこか遠いところへ連れて行ってくれます。
6曲目ソフトロック大名曲「DRIFTER」をつま弾くギター、チルドレンコーラス、スキャット、車のエンジン音等で素敵にアレンジ。さわやかな5月の空に広がります。まさに毛布にくるまれているような心地よさです。
自称音楽セレクトソムリエがあなたに贈る、とびきり素敵なサウンド。 

2013年04月30日

店長の愛聴盤シリーズ42

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「ITALIA] CHRIS BOTTI
ゴールデンウィーク。今頃異国の地で現実逃避している方もいらっしゃるでしょう。僕も意識的に普段から現実逃避(趣味)しておりますが、やはり異国の地で日常生活を忘れたいなぁ。長期休暇が欲しい!
行きたいところだらけですよ。それを夢見るのは、それはそれで幸せなんでしょうが。本当海外行ってないなぁ。ヨーロッパは、ドイツ・オーストリアとイタリアの2回。
アメリカは、まだ見ぬ憧れの地なんです。ニューヨーク。僕の想像は、頭からあふれこぼれおちます。必ずや行きますよ。その時は、店をしばらく休ませてもらいます。(宣言)。
そして、10年以上行ってないイタリア。今度訪れるなら、当然南イタリア。ナポリの服はいい、ナポリ最高とうるさいくせに行ったことがないんじゃなぁ。ナポリを見るまでは、僕は死にましぇ~ん。
今日は久し振りの愛聴盤です。タイトルはそのまんまITALIAです。ナポリ、カンツォーネではありません。太陽さんさん陽気なイタリアではなく、ノスタルジック哀愁たっぷり、僕のセンチメンタル、ズッキンズッキン?のイタリアでございます。
アーティストは、現在アメリカで人気№1トランペッター。トランペットの貴公子CHRIS BOTTI。昨年来日し、BS「エルムンド」にも出演しました。皆様見られましたでしょうか?イケメンです。そして、若い。もう50歳なんですが、全くそうは見えない。日本人から見ると外人さんは年齢以上に見えることがほとんどなんですが。あまり恰好良いジャズアーティストもウソくさいですが、実力は本物です。情感つまったトランペットの音色が素晴らしかった。マイルスの様な音色だが、「スターダスト」か「マイ ファニーヴァレンタイン」を演ってました。
彼のジャズはコンテンポラリーなソフトジャズ、昔で言うならフュージョンといいましょうか。難しくないし、すごく聴きやすい。1曲目から僕の大好きな映画「Once Upon A Time In America」から「Deborah’s Theme」。ベタです。ベッタベッタです。わかっているんですが弱いんです。この世界。僕は意外と単純なんですよ。こんなわかりやすく、泣けるメロディかけるのはイタリア人しかいないでしょう。映画のシーンがよみがえります。モリコーネとレオーネとデニーロ。古いニューヨークとイタリアの哀愁。あぁたまらない!2曲目アンドレア・ボチェリが歌う「ITALIA」。3曲目「VENICE」ゆったりとした優雅な曲が続く。イタリアの郷愁(ブラジルではサウダージと言います。)がつまった美しいアルバムです。
ネイビーのストライプスーツにノータイで白シャツ、トランペットを持つボッティのCDジャケット。タイトルがなくてもITALIAです。肩のラインが美しいのぼりの高いイタリアンクラシックスーツ。どこのブランドかな。

2013年04月21日

「言葉」「音」「イマジネーション」

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音楽の聴き方は十人十色。
僕は、メロディで聴くタイプだ。ラップやヒップホップは馴染めないが、日本のフォークは別。歌詞が勝負だ。「何に対して何を歌うか」がフォークのメッセージ。
だが、このシンガーの場合は、ちょっと違う。歌われた「言葉」そのものが聴き手のイメージをふくらませ、それぞれの情景を絵画の様に心に写し出す。フォークの様なメッセージの押しつけがましさがない。
温かみのある丸い声質。「言葉」の余分な艶を消して、丸裸にしてしまうような声。サビだらけで手垢のついたポンコツな「言葉」を磨き上げ、パズルのように重ね合わせていく。「言葉」あやつる職人。
そして、彼の「言葉」は、当たり前の日常生活を送る僕の胸ぐらをつかみ、グラグラとゆすってくる。
友部正人。知る人ぞ知る伝説のシンガー。詩人。日本のボブ・ディランと人は言う。
友部が僕達の商店街にやってきた。サプライズ。2月11日。アルバーノから100m離れたカフェでLIVEがあった。30人近いオーディエンスを前にギター1本で、友部は「言葉」を投げかけてくる。余計な装飾、華やかさは邪魔だ、友部の「言葉」には。生で聴く友部の詞はは、CDの何倍も重みがあり、僕の心につきささった。
友部のことを教えてくれたのは、20年付き合いのある代理店のFさん。いつものことだが、ショールームで洋服チェックをしていると、横からCDを持ってあらわれ、「これ結構良かったよ。知ってる?吉祥寺でLIVEみてきたんだ。」Fさんとはもう洋服そっちのけで、お決まりのディープな音楽談義。
Fさんの得意とするのは、日本のフォーク周辺。僕も知らないアーティストの名が次から次へと飛び出してくる。「長谷川さんならハマるかも。」数年前に友部のCDを沢山借りた。
最初は訳わからず流していたが、聴きこんでいるうちにいつの間にか友部ワールドに引き込まれていた。歌詞は難解だ。フォークソングの様に口ずさめるものはない。ただ、シンプルな詩、「言葉」が心の中にボヤっとアートを描き始めた。
“ふと後を振り返ると そこには夕焼けがありました
本当に何年ぶりのこと そこには夕焼けがありました
あれからどの位たったのか…”
LIVEび終盤、僕の大好きな名曲「一本道」が始まった。
一言一言「言葉」をかみしめながら、僕の瞳はうるんでいた。
LIVEは終わり、写真を撮りサインをもらった。
拓郎、陽水メジャーなフォークソングは、ストレートに心に響く。
友部はフォークと言うより、詩の朗読、ポエトリーリーディングの世界。心の中に音、映像を写し出そう。
彼の詞をイメージするには、まだまだ時間がかかるだろう。これからの人生、友部の音楽を聴いて想像力を研ぎ澄ませていきたい。そして、僕の心の中で、沢山の新しい作品が生まれてくるとうれしい。
“”

2013年04月09日

アルバ子のひとりごと

こんにちは。アルバ子です。
お久しぶりです。皆様お元気ですか?
4月ですね。近所の桜が満開。春を実感しております。

さて、我がALBANO店長については、ブログや写真でなんとなくイメージができていることでしょう。
そこで今回は、私アルバ子ってどんな奴?ということで、チラっと書いてみます。
う~ん、何について書いてみましょうかね…。
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これは、私の右手。結構デカイです。
そういや学生時代、男子に「女の手じゃないなぁ。」と言われたことあるな。
あと、流れ者風の手相占いのオッチャンに、「アンタの手相は北陸本線のようだ。ご先祖さんに感謝しなさい。」と訳のわからんことを言われたこともあります。(ホントこれはいまだにナゾです。)
しかし、こんな私の手、一度だけ輝いたことがあります。
「二億四千万の瞳」ならぬ「二万四千五百円の右手」です。
あれは、結婚して間もない頃かなぁ。ウチのお店がある商店街のイベントで500円玉つかみ取りがあったんです。いつもなら正統派(?)の福引きなんですけど、この時は福引きもマンネリだということで、新しい企画として現金つかみ取りだったらしいです。
私にもチャンスはきました。抽選券を持って会場へ。初めての現金つかみ取りということでワクワクしていました。
エイヤっと箱の中へ手を入れて、まるでショベルカーのように500円玉をすくって握って、外の受け皿へ。その途中2~3枚落ちてしまったのが悔しい。
先にも書いたけど、私はこれが初めての現金つかみ取り。みんなこの位取るんだろうなぁ。と思ってました。
だけど、係りのお姉さんのうろたえよう、オドロキようがちょっと気にはなってましたけど…。
賞金をもらって店に戻って、主人や母に話したら、皆ビックリ仰天。
「アンタ、ソレ スゴイワ!!」
えっそうなの?2万4500円つかむ人っていないの??
どうりで係りのお姉さんうろたえていたわけだ。
後日、商店街の会合があり、我が相方さんが出席しました。
その時の議題の一つがイベントの結果報告。
そこで、出席者の誰かが「女の人で2万4500円とった人いたってよ!」と言い出したら、皆口々に
「そりゃどんな奴だ。」「信じられん。」「男でもそんなに取れないぞ。」とか…、それはもう散々な言われようだったらしい。
勿論相方さんは、「それ、ウチの嫁です。」なんて口が裂けても言えず、ただただその場で小さくなってたらしい。
商店街で期待をかけてやった企画が、私のせいでこの1回限りで終わってしまったのは言うまでもありません。
あっ決して私は欲深い女ではないですよ。これは無欲の勝利だと私自身は思っております。
これ以降は、お金をつかまずお客様のハートをがっちりつかんでいるつもりです。というかつかみたい!です。
日々精進あるのみです。頑張りマス。

2013年03月30日

心にしみる名作ドラマ

坂口良子が亡くなった。57歳。キャンディーズのスーちゃんもそうだけど早すぎるよ。
若い方には、自分のお母さん位の年齢でしょう。僕にとっては、風吹ジュン・岡田奈々と共に憧れのお姉さん的存在でした。残念です。
坂口良子と言えば、何と言っても「前略おふくろ様」です。ドラマでの坂口良子。イヤ~本当可愛かったっスよ。
「前略おふくろ様」の話は、昨年大滝秀治が亡くなった時に書こうと思っていたんですけど…。と言うのは、僕が今までで好きなテレビドラマベスト1なんです。
知らない方も多いでしょうけど、脚本・倉本聡。倉本ワールドと言えば「北の国から」ですよね。でも、「北の国から」の原型になったのが、「前略おふくろ様」なんです。
内容はどこにでもある日常のささいな出来事を、東京の下町の料亭を舞台に描かれています。昭和の人情ドラマは沢山ありましたが、そこは倉本ワールド。ストーリーがどうこういうより、仕事・家族・恋・友情における人間心理をいろんな角度から描いています。
主人公のナレーションがキーワードになります。(北の国からもそうです。)ショーケン(萩原健一)が主役ですが、当時役者としても「傷だらけの天使」、「太陽にほえろ」でアウトローな役を演じ、若者からカリスマ的人気(BIGIを有名にし、日本にファッション革命を起こした)だった彼が一転、スポーツ刈りで板前役。純朴な青年を演じるという、このギャップがショッキングでした。
ショーケン頑張って欲しいなぁ。相棒の水谷豊も「相棒」で頑張ってるんだから。
そして、脇を固めるキャストがこれまた個性派揃い。なんと言っても梅宮辰夫の存在感。男の中の男。恰好良すぎです。桃井かおりのあの口調もこのドラマから始まった?そして、倉本ワールドには欠かせない大滝秀治の熱い台詞。川谷拓三、室田日出男。味のあるいい役者。大好きでした。
作品は人情ドラマなので、役者の演技力・表現力にひきこまれました。
倉本作品、壮大なスケールの「北の国から」は確かに名作です。テーマ・キャスティング・面白さでは「前略おふくろ様」は、大人の方には考えさせられ、楽しんでもらえるとと思います。
僕も30代にⅠとⅡを見直したんですけど、ものすごく心うたれました。
皆さんにも見て欲しいなぁ、今の時代だからこそ。今の時代が失くしてしまったもの、忘れてきた何かを昭和レトロなこのドラマで見つけられるんじゃないかな。
ところで、VHSで見たんですけどDVDは出てないのかなぁ。(レンタルにはなかった。)
とにかく坂口良子のカワイさだけでも見て損はないですよ。

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