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2012年04月29日

店長の愛聴盤シリーズ34

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「Tender leaf」
ゴールデンウィーク突入して2日目。爽やかな朝です。昨日は一昨日の晩ハメをはずして飲み過ぎまして、顔はむくむは二日酔いだわ、お恥ずかしいところをおみせしました。プロとして自覚が足りませんね。反省。
今年は、9連休のロングバケーションの方も多いのでは?旅行・リゾートへのお出かけの方ゆっくりお楽しみ下さい。もしご予定がなくのんびりとお過ごしの方、暇つぶしにでも遊びにいらして下さい。ゴールデンウィーク忙しくなって欲しいのですが、僕の記憶によると…??予測不能です。あまり期待しないようにしています。連休はとれませんが、僕達もお客様と同じくリラックスさせていただきます。店内リゾート状態です。題してアルバーノ楽園。一歩足を踏み入れるとそこは洋服のジャングル。服屋のドンキかはなまたヴィレッジか?頭上のシャツ、ジャケットにはご注意を?気楽にいきます。買ってください。とは申しません。勿論入場無料。気軽にご試着を楽しむなり、ソファで雑誌を読むなり、お好きな時間をお過ごしください。トロピカルドリンクでも用意しときますよ。これが個人店の醍醐味です。
今日は愛聴盤です。アルバーノ楽園では気持ちのいいワールドミュージック沢山セットしてあります。
さて、今日は何にしようかな?エキゾチックなマーティンデニーかアーサーライマンといきたいのですが、さすがに店内に南国鳥や動物の鳴き声はまずいですね。という事で、ハワイの美しいビーチ・空・空気をイメージするコンテンポラリーハワイアンサウンド。
テンダーリーフが1982年にリリースした奇跡の一枚です。自主製作という事もありレコードは破格の値段がついているそうです。2000年に遂にCD化されました。典型的ハワイアンミュージックとは違いますが、スウィートなコーラスがキラキラしたギターサウンドに絡み気持ちよくしてくれます。クラブでも(僕は行きませんが)レアで超人気のレコードで大人から若者まで楽しめる一枚です。
アルバーノ楽園では、音楽も洋服も「無名でも一級品」をコンセプトに皆さんにおススメしております。

2012年04月14日

ヒーロー

ダルビッシュもメジャーデビュー。野球シーズン到来です。しかし、野球界も変わりましたね。日本プロ野球のスタープレイヤーも次々とメジャーリーグへいき、野球ファンの楽しみ方も人それぞれ多様化しています。
特に好きな球団もない僕に10数年来野球を楽しませてくれるのは、前にも書きましたがサムライイチローです。いまやメジャーのスタープレイヤー、いや世界一のプレイヤーです。昨年は連続200本安打記録がストップしました。僕の勝手な見方ですが、一つの区切りとして良かったんではないかと…。
日本のマスコミは、イチローに記録ばかりを求める。イチローもそれに応えようとする。怪我もせずメジャーで10年も200本安打を打ち続ける。天才イチローにしか出来ない事だし、その陰には肉体的にも精神的にも厳しい自己管理、大きなプレッシャーとの戦い、想像を絶する努力があると思います。でも、200本安打だけがイチローではありません。もういいじゃないですか。素晴らしい記録を残す事は大事ですが、それだけがいいプレイヤーだとは思いません。ファンに夢や希望を与えてくれるのが、本物のプロフェッショナルであり、スタープレイヤーだと思います。イチローの可能性、思考力は無限大です。今年からイチローは3番を打ちます。これが見たかったんですよ。大暴れして欲しいなぁ。彼のことですからきっと何かたくらんでますよ。彼なら不可能な事でも可能にしてくれそうです。僕が夢見ている事、手が届かない事をイチローの活躍にたくし、重ねます。自分が悩んだり壁にぶつかった時は、イチローのことを思います。「大丈夫。自分を信じて。きっと乗り越えられるよ。」僕に愛と勇気とパワーを与えてくれます。僕の心のヒーロー。アスリートとしてだけじゃなく、人間性、生き様全てを尊敬します。
イチローも気が付けば、38歳。早いもんです。もう立派なベテランです。本人も長くプレイしたいと言っていますし、あと10年位は僕達を楽しませて欲しいなぁ。
日本がアメリカに誇れるサムライ。彼と同じ時代に生まれ生きていることに誇りと喜びを感じます。
我が心のヒーロー。皆さんの心の中にヒーローはいますか?

2012年04月03日

幻のニットブランド

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毎日エレベーターの様に気温が上がったり下がったり。今日は何を着ようか?と毎朝悩みます。選んだのはフィナモレの白シャツにノティファイの白スキニー。そして、シャツの上には長年愛用しているフランコ・ジッケの黒のニット。
このニットは手放せません。薄手のハイゲージでストレッチウールのニット。これが丈夫なんです。サイズ感もジャストフィット。何年着てるかなぁ。
フランコ・ジッケ。皆さん聞きなれないブランドでしょう。あまり雑誌に登場はしませんが、昔はイタリアのジョンスメドレーと言われ、大手セレクトショップでも扱われていました。初めはフェリージを扱うフィーゴさんが輸入していましたが、その後代わりまして当店で直輸入するようになりました。豊富なカラーバリエーションはすごかったですね。
アイテムごとにメインを決めて奥行きをもたせて仕入れるやり方は、アルバーノ流です。ハイゲージのシーアイランドコットン等ワンシーズンで15色位やっていましたね。紡績業を100年位やっていたブランドなので、糸の質も良かったです。ジッケファンも大勢いました。
しかし、数年前に経営破綻しました。歴史あるブランドなので、新しいスポンサーがつき今でもブランドとしては存続していますが、工場も変わりクォリティも変わりました。(いちおう見てみました。)そんな訳で残念ながら今は扱っておりません。
今も店内にシーアイランドコットンのハイゲージニットが多少残っています。冬はミドル、ローゲージのニットカーディガン、ブルゾンが大ヒットしました。来秋冬の展示会では行くところところで、ニットブルゾン、ジャケットが花盛りでした。当然仕入れましたよ。やはりトレンドも取り入れていくことは、この業界のオキテですから。ただ、ハイゲージ・ミドルゲージのベーシックニットは好調とは言えません。定番とは言え皆さん何枚もお持ちでしょうから、ちょっと一服かな。
僕の春のカジュアルスタイルには、ハイゲージニットと巻き物のコンビネーションが永久不滅です。でも、そんなスタイル最近少ないよ。いいんです。店内に残っているフランコ・ジッケのニットを毎年一枚ずつ僕のワードロープに入れていきますから。
「さぁ今年は何色のニットにしようかな。」

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