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2017年05月06日

サザンの道のりと僕の青春時代

この前飲んでいて、サザンの話になった。国民的ヒットメーカーとして知られるサザンオールスターズ。
僕の高校時代、洋楽がトーンダウンした頃に出てきた、いきのいい新人ロックバンドのイメージが今でもこびりついている。
“勝手にシンドバッド”の衝撃はハンパなかった。あの何言ってるのか不明の歌詞をロックサウンドにのせて、曲は大ヒットした。
今のバンド音楽にポピュラー要素を入れた先がけだろう。
今までの数々のヒット曲はいいんだけど、僕の中のサザンは18~22歳頃の青春期で完結する。
特に好きでもなかったけど、ラジオ深夜放送(大体オールナイトニッポン)は、ライフスタイルだったから、桑田さんのオールナイトも欠かさず聴いていた。
そして、みんな青学に憧れていた。
“勝手にシンドバッド”の後、数曲シングルを出すもふるわなかったが、“いとしのエリー”で、ドッカ~ン。
それからは、国民的人気バンドに化けていった。多くのヒットは生れ出るも、僕のサザンへの想いは失せていった。僕がもしBEST3を選ぶとしたら、やはり初期のアルバムになる。
そんな訳で、BEST3。3位「ラチエン通りのシスター」(10ナンバーズ・からっと)。
僕ら世代なら、知る人は結構いると思われる。茅ヶ崎にある通りの名前。中学時代の桑田さんの実話。この曲を入れない訳にはいかないだろう。高校の文化祭で、ずっとかかっていた。甘酸っぱい名曲。
2位。「忘れじのレイドバック」(アルバム未収録。バラッド1収録)。
これは、僕個人が密かに思い出深い、あまり知られていないであろう1曲。
勉強もろくにせず、深夜放送と麻雀に明け暮れていた浪人時代。サザン活動停止中にシングル5連発で出した1曲。ジョンレノンが暗殺された年。ひっそり出されたエロイ隠れ名曲。
1位。「夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド」(kamakura)。
桑田さんが高校に通ってた時のことを歌った曲。夏の終わりを告げる郷愁。ブルースハープで始まる軽快で大好きな1曲。
この曲は、ちょっと時代からはずれるんだけど、社会人になってツライ毎日を送っていた頃の曲。なんか涙腺がゆるむんだな。
サザンがデビューして40年近く経つ。一般的には知られていない曲ばかりだけど、僕の独断と偏見でセレクトした思い出の名曲。
ヒマがあったら聴いてみてね。
サザンの成功と僕の甘酸っぱい青春時代。

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