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2011年05月24日

保守的なお洒落、個性的なお洒落

やはりファッションは人からどう見られるか、どう評価されるかが重要だと思います。自己満足もありますが、人の目を意識するから服装に拘る。当然異性の視線、同性の視線…。自分の拘り、スタイル、ある程度皆様お持ちだと思います。同時に周囲の方々もあなた対してイメージを持っておられると思います。例えば「あの人は清潔感のあるお洒落をする」「あの人は個性的なお洒落」「あの人はいつも同じような服を着ている」
「あの人はちょっとだらしない感じ」etc。結構見られているものです。
一般的にお洒落に見られる人は、本人の拘りと周囲の人がその人に対して持つイメージと一致している事が多いと思います。紺のスリムなスーツがキマってるとか、シャツはイタリア製の白かブルーでネクタイは紺か赤のソリッドタイで清潔感があるとか…。自分のイメージキャラクターを持つという事は大切な事です。
でも、見方を変えるとその人は安心感を求めていて、冒険できない部分を持っているということもあるかもしれません。お洒落を楽しむ人は、いろんな引き出しを持っていて人から見てもつかみどころがない印象です。今日はグレーのダブルスーツにストライプシャツ。明日は紺のチョークストライプのスーツにクレリックのシャツ。ワードロープはバリエーション豊かです。でもそんな個性派なかなかいないですよね。ある程度イメージが定着している方は、意外性が有効だと思います。その意外性が人の目をひきつけます。そのインパクトが普段のイメージを一層引き立ててくれると思います。紺無地スーツが中心の方は、週一回ライトグレーのストライプスーツにする。白・ブルーのシャツが多い方は、ピンクやチェックのシャツにする。自分なりの意外性を探しましょう。それがお洒落の醍醐味です。
意外性という事では僕達店側も同じなんです。このデザイン、この色は入れても売れないから辞めとこう。なんて品揃えが守りに入ってます。どの店も同じブランド、同じような内容になり独自性に欠けてきているような気がします。自分流と意外性のバランス。ここに挑戦する事でお客様も店も更にステップアップできるのではないかと思います。

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