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2010年09月23日

男の隠れ家 4

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今深夜3:00。今日は水曜日。定休日だ。夜は長い。
休みの前は、隠れ家でどっぷり音に浸って、朝を迎える事も多い。心の休息をとる為だ。
さて、今日は心穏やかに僕のバースデーを祝ってくれる音楽と向き合おうか。
そうなんです。今日9月22日は、僕の49歳、40代最後のバースデーです。
振り返ると40代は早かったなぁ。もう終わりだよ。確か40のバースデーの時は、麻雀の真っ最中で仲間から「オメデトウ」というあっけない祝福を受けたのが、ついこの間のように感じるなぁ。まぁ50まで、まだ1年ある。
50代と出会う為の準備の1年。濃い1年にするぞ。(毎年言ってるような気がする。)
世の中格好良く時を重ねている人も沢山いる。芸能人では、岩城晃一なんか好きだなぁ。いい歳のとり方。なんなんだろうなぁ。やはり好奇心旺盛、好きな事を自由にやる。
外見的には、人の目を意識する=体を鍛える=お洒落する。大切ですよね。
イタリア人も、本物の自分スタイルを完成するのは50位だと考えている。
お洒落こそ楽しみながら、自分を知り自分を好きになる為の修行だと考えている。
日本では40位から、外見にこだわらなくなる人が多い。もったいないな。
男の魅力が一番溢れるのは、40、50代からですよ。
そんな時自分の外見に無関心になる。そりゃぁ子育て等で金銭的に大変な時期ですもんね。大丈夫です。そんな時は、アルバーノに相談窓口がありますから、いろいろと?
それといい歳をとる為、いい音楽と出会う事です。音と触れ合う事のゆとり。心身共に心地良い緩和を与えてくれる。
さて、僕のバースデーを祝ってくれる音楽の贈り物。何がいいだろう。
目に入ったのが、僕に大人のロックを教えてくれたトム・ウェイツの「クロージングタイム」。もう何の説明もいらないでしょう。このアルバムは。
20そこそこのトム。49の僕よりずっと人生経験豊富に感じる。なんかこのアルバムを聴いてると、ニューヨークの写真集を見たくなるんだ。ウィリアムクラインの「NEWYORK,1954,55」でも見ようか。
憧れのニューヨーク。僕のドリームがつまっている。音楽、アート、建築…。
50代には行きたいな。いや必ず行きます。出来れば12月。クリスマスのイルミネーションに彩られたロックフェラーセンター。デ・ニーロとメリル・ストリープの「恋におちて」。又僕の妄想癖が顔を出してきた。
次は「ゲッツ・ジルベルト2」1964年10月9日ニューヨーク、カーネギーホールでのコンサート。カーネギーホール、どんな所だろう。ミュージシャンの聖地。しかし、この日スタンゲッツとジョアンジルベルトが同じステージに立ってるんだ。
スゴイよなぁ。ここで拍手しているオーディエンスは幸せ者だよ。
そうこうしてるうちに夜が明けてきた。ジョアンの声がお経に聞こえてきた。
オマケ、僕の子供時代のバースデー伝説。
今だに飲んだ席で必ず言われるんです。小学4年生だったが、親に一言も言わずにクラス全員を誕生会に誘い、店にぞろぞろ連れてきて親を驚かせた事。
「普通は4,5人だろ。全員誘う奴なんて聞いた事ないよ。」
確かにどうして全員を誘ったのか?自分でもわかりません。謎です。

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