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2010年07月20日

男の隠れ家 2

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無事3連休も終わりほっとしている。連休中日の18日は、夕方から特に忙しかった。
この連休は、遠方からのお客様が相次いだ。ありがたい事だ。名古屋から魚を食べに来たついでに寄って下さった方は、フィナモレのウォッシュドシャツを「こんなヴィンテージな柄入れてる店ないよね。」と気に入って下さった。
東京から帰省された方は、「ボリオリのドーヴァーは苦手だけど、このFモデルって初めてみたけど、格好良いね。」とコットンサテンのブルージャケットを買って頂いた。僕のこの春の渾身の一着。ようやく一着売れた。(まだ、42,46あります。)
サイズが合えば、まだSALEの掘り出し物ザクザクありますよ!
深夜1:00、しかし暑いよね。例によって隠れ家に一人。パチューリのお香をたく。
今日の緊張感をゆっくり解きほぐす。疲れを癒す一番の特効薬は、やっぱりレコード。
まずは、カルジェイダー(ジャズ、ヴィブラホーン)この人のヴィブラホーンの音色大好きです。このアルバム1曲目ガーシュインのバラードで始まる。2曲目「エミリー」
もう、とろけそうです。官能的な唇のジャケットを眺める。やっぱりレコードってジャケットですね。30cm角のアート。そこに音の物語が展開する。
ジャケ買い?当然。いきつけのレコ屋では、購入する半分はジャケ買い。
もちろん激安だから出来る。未知の音との出会いを想像する楽しみ。
余談ですけど、その店はクーラーがないんですよ。扇風機、窓全開。結構有名な店で広い店なんですけど。だから夏はもう大変。みんな汗びっしょりでレコード漁っている。
おまけに、レコードの見方が悪いとマスターのカミナリが落ちる。3分間の説教。知らない人は驚くが、常連は慣れっこ。今度僕のジャケ買い紹介しようかな。
話がそれましたが、続いてターンテーブルにのるのは、AORの巨匠マイケルフランクスのデビューアルバム「アートオブティー」ソフト&メロウ。ラグジュアリーって感じ。
僕には縁がないけど…。ニューヨークの摩天楼が似合う。
隠れ家から見えるのは、暗く人気のないアーケード。当たり前だ、もう3:00をまわったところだ。愛着のある隠れ家だが、窓からの眺めは不満だ。理想は摩天楼、エンパイヤーステートビル、クライスラービル。贅沢だって?
しょうがないから、ファイニンガーのマンハッタンの写真集でも見て我慢しようかな。


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