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2010年04月17日

妄想喫茶

松川(富山の中心を流れる川)のほとりか、海を見下ろせるロケーションに静かに佇む築30年位の洋館。理想はアントニンレーモンド建築(横浜の山手のエリスマン邸等設計)。一見入りにくそうだが勇気をもって入ってみる。
中に入ると広すぎず狭すぎず、カウンター数席、BOX4,5席。年輪を感じさせるウッディな温もり。壁には落書きが…。
基本的に店内は暗いが大きな窓からは、自然光がさしこみ、天候・時間等で明るさが変わる。BOX席にはちょっと不釣合いなバルセロナチェア(ミースファンデルローエ)と
アメリカのアンティークの大きな3人掛けレザーソファが、色鮮やかな絨毯の上に鎮座する。
壁にはレトロなポスターとなぜかシマウマの首の剥製。
マスター行きつけのアンティークショップで手に入れたイタリア製の70'sライト。
洋書が雑然とおかれ、DOMUS(イタリアの建築誌)が数冊飾ってある。そして、スポーツ新聞はかかせない。
オーディオは、マッキントッシュと真空管アンプが2台。カウンターには、レコードプレーヤー。スピーカーは、使い古されたJBL4312と新しくB&Wが2セットある。ヴィジュアルは大きめのモニターから、ジャームッシュの「ダウンバイロー」が流れている。
マスターも数えたことのない膨大なレコード枚数。BGMは片面づつまめに変えていく。
平日の午後は、曜日別に音楽のジャンルが変わる。リクエストはきいてくれるが、レコードのおいてある場所がわからない時は、あきらめる。
エリックアンダーソンの「ブルーリヴァー」は一日一回必ずかかる。
コーヒー豆はいろんな所の豆をおいていて(例えば京都のイノダコーヒー等)、淹れ方は一杯ずつハンドドリップ。おススメ軽食メニューは、太い麺のナポリタン。
マスターは、商店街で35年間イタリアンファッションの店を経営している。なぜかボリオリというブランドが異常に多い。ちょっと接客がくどく、イタリアの話になると興奮する。最初はたじろぐが慣れてくると、なぜだかつい足が向いてしまう…。
これが、僕の夢の喫茶店。

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