一枚のシャツから生まれた新しい発想-エリコ・フォルミコラ❝GIANNI❞











今秋 アルバーノの売り場を占領した「エリコ・フォルミコラ」
ニット・カットソーが売れ、シャツがちょっと苦戦してるのは事実だ。
でも、最近シャツメーカーは、シャツジャケット・ジャケットの領域を広げ出してきている。(テーラードより、かなりリーズナブル。)
いろいろ展示会をまわるも、
プライスばかりに目がいき、商品へのトキメキがマンネリ化してきていた。
そこで再会したエリコ・フォルミコラ。一枚のシャツが、僕の中の眠っていた情熱に火をつけた。
それは、NEWモデル❝GIANNI❞。
代理店のNさんが、そのモデルについて説明する。
フィアットの名誉会長、イタリアきっての洒落者だったジャンニ・アリエリが、好んだシャツ。
背中の2段プリーツ、7㎜ステッチ、襟の角度...確かに特殊なディティールだ。面白いかも。
しかも僕の心を動かしたこのシャツは、オーダー次第でいろんな顔になるということ。
生地を変えること、ボタンの選択、サイズのセレクト...etc。モデルのデザインは1型のみ。
でも、僕達がイメージすることで、好きにシャツに変えられるよってこと。
新しい!愉しいよ!僕の様な人間には、眼からウロコ。今まであったようでなかった。






今日は、そのGIANNIから3マーク紹介しよう。
まず1つ目は、ドレスタイプ(オールシーズン生地)。ボタンは、普通のシャツボタン。色は、ラベンダー。シャツインで、タイドアップがいい。
2つ目は、ネルの生地。オフホワイト。これにはジャケットの袖口についているボタンをつけた。羽織りで着るのがいいけど、インしてジャケットのインナーとして着てもいい。
3つ目は、ジャケット系厚手生地。ネイビーのチョークストライプ。これは完全にシャツアウター。
そして、このGIANNNIの着方。サイズ感は、やや大きい。(オーバーサイズまではいかないが)サイズは結構ランダムにいれているが、僕も含めて、当店のお客様はワンサイズ落として、ジャストサイズを選ばれる方が多い。
何かに導かれるように、僕の中にある何かが動き出した。

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