連休のお知らせ
誠に勝手ながら、
20日(水)・21日(木)
連休させていただきます。
誠に勝手ながら、
20日(水)・21日(木)
連休させていただきます。
徐々に秋冬モノが入ってきておりますが、そろそろ紹介のタイミングですね。
その前に、ちょっと待った!
アルバーノは新作だけで埋めつくされている店ではございません。
もし、秋冬物か秋冬にきられる春物が気になり出されたら、是非ご来店、もしくはTELででも在庫の有無をお問合せ下さい。
9月は、合い物と秋冬物の両方が気になる月。
いろんなモノが動き始めるのが、9月。
なんてったって自慢じゃないですけど、ネットショップというものをやってませんからねぇ。(え~、今どき信じられな~い!。)
過去にHPにアップした商品。結構店にあったりするもんです。(問題はサイズだけ。)
ここ数日の間に、フェリージのバッグ、リンペルミアビレの春コート、そして...、今朝 あの十数年続いているシーラップのスタイリッシュトレンチ・アルバーノモデル(もうヴィンテージの域。)も、2代目のシーラップを求めて、東京から来店されました。 これが、全てお客様のご希望通りありました。ラッキー!でございます。ありがとうございました!
「シーラップは、東京でもなかなか売ってないんですよ。昔アルバーノさんで通販で買わせていただいて、ずっとお気に入りだったんです。2代目を買おうと数年前にそちらに問い合わせしたら、その時はなかったんです。今回も無いかな...と思いつつ来てみたんですが、まさかあろうとはっ!」縁のものですね。
当店は、新しいモノも勿論揃えてはおりますが、基本「慌てず、騒がず、焦らずに。」をモットーに2,3年から長いものは5年以上も熟成させた新古品の圧倒的在庫がウリの店でございます。
ですから、トレンドに走る方には向かない店であり、こんなブランドがこんなプライスでこんなにあるんだ。というところを狙っている店であります。
中古品はありませんよ!
とにかくそんなスタンスでやってますので、いつ売れるかわからないから早く決めて下さい。なんて言いません。お客様のペースで考えて下さい。「今あるモノが、縁のモノ」と考えて下さい。
入荷して三ヶ年計画で完売。が目標でございます。
古くなるって?そんなことはございません。
だって、「10年は間違いなく着られます。」という商品しか扱っていませんから。
誠に勝手ながら、
13日(水)・14日(木) 連休
させていただきます。
お久しぶりです。秋冬商品は少~しずつ入ってきていますが、9月中頃からご紹介していく予定です。
今日は、僕のくだらない独り言です。
当店の向かい側が、再開発の為の解体工事が始まりました。
実はこの計画、20年以上前から話が始まっていたのです。
その当時の理事長は、ファッションビルにすることに強くこだわっていましたが、話は進展せず、調査費という名目で数千万という多額の金額のお金が垂れ流されました。
今更ながら、ファッションビルにこだわっていなければ、もうすでに完成していたことでしょう。
一人の人間を信じて、任せて、黙っていた僕達にも非はあります。
結局 その理事長が退いて、間もなく話はまとまりました。
その間富山の街中あちこちで再開発が行われ、当店向かい側の地区は、一番最初に話がでたのに、結局一番最後になろうとしています。
テナントが入らない商業施設。投資目的の為のマンション。
もうありすぎて飽和状態のコインパーキング。
そこにヴィジョンはあるのか?
作ればなんとかなるだろう??
地方の街に未来はあるのだろうか?
昔は人でごった返した全長1㎞の富山の中心街。
昔あった当時の大型店、有力チェーン店は撤退し、コンビニ、ドラッグストアですら見あたらない。
生活に根ざしたホームセンター、スーパーマーケットは、ロードサイドへ。
高級ファッションブランド、セレクトショップ、ジュエリーショップは沢山あるし、僕達のような昔からやってる地元老舗店でなんとか成り立っている状態。
富山の街は全国的にもかなり異様な街だと思う。
だけど、街にはショッピングモールにはマネできない魅力がある。
それは作られたモノではない、長い時間をかけて自然発生的に出来上がったスタイルであり、匂いである。
今は全然元気がないかもしれない街も、また脚光を浴びる日が来るかもしれない。
ショッピングモール、ネットに、なんらかの味気無さを感じる日が...。
誠に勝手ながら、
23日(水)・24日(木) 連休
させていただきます。
先日ジャケットを購入して頂いた方から、お怒りのTEL。
ジャケットの袖付け部分がほつれていたのが、元々縫われてなかったのか、
「ジャケットの袖に穴が開いているぞ。」
「誠に申し訳ございませんでした。イタリアの服ではたま~にあるんですよ。」
「今時こんなバカな話があるかっ!俺もドイツ車乗ってるけど、昔と違ってちゃんとしてるぞ。
君んところはいつも安くしてるって言ってるけど、こんなB級モノを安く仕入れてるんだろ!着払いで送るからちゃんと直してくれよ。」
時~々ある話です。モチロンお客様がご立腹なのもわかります。でも、そこまで言わなくも...。
ウチは高いモノは売りたくない店。だから、頑張って価格を抑えていることには、プライドを持っています。
今回も安い値札にしてるものから、かなりサービスして買っていただきました。
「これなら職人がちょっと縫えば、全く問題ないですよ。」と喉まで出かかった。
でも、その一言は火に油を注ぐことでしょう。
スイマセン、恥ずかしい話を話をあえて書いちゃいました。
来春夏の展示会に行ってきました。予想通りどこも価格高騰しています。
これじゃぁ既存のブランドで続けたくても、続けられないものも出てきます。
ブランドの再構築を考えねばなりません。庶民派イタリア服屋を続ける為には。
ただ、妥協もしたくはありません。
ありきたりなわかりやすいブランドで固めるのは、アルバーノらしくありません。
今 展示会から持ち帰った資料を見て、熟考しています。
ウチらしくひねくれたブランド構成。ひとひねりしたセレクト。
アルバーノプライス(僕目線の範囲での)で。
富裕層のイタリアモノではなく、庶民派のイタリアモノ。
こんな時代ですが、僕はイタリア服愛好者を増やしていきたいと強く思っています。
まだまだポテンシャルはあると感じています。
誠に勝手ながら、
19日(水)・20日(木) 連休
させていただきます。
大谷翔平のオールスター、レッドカーペット。予想通りBOSSのスーツで登場。
ライトグレーのスーツにソリッドタイ。BOSSのイメージキャラクターだからね。
(アルバ子は、ウケを狙っての兜に甲冑できたらスゴイなぁなんて思ってました。そうじゃなくても紋付き袴とかね。しかし、このような場で大谷クンがウケを狙ってくるなんてことが、まずありえないよね。)
別注、オーダー?かなり大きなサイズだろうが、ドロップはかなり絞ってるだろう。
セットアップで15万位だって?昔からBOSSは、アメリカでは人気あったからな。
前にも書いたけど、僕も商売始めた頃はBOSSのショップを考えたほど憧れたよ。
当時イタモノは高かった。ドイツはBOSSは、今くらいの15万位で手が届くところだった。
まぁ、スーパースターがスーツでキメて、スーツのステイタスが上がればいいんだけどね。
最近テレビを見てて、目を見張るようなスーツを着てる人は見かけないけど、一人気になってる元プロ野球選手がいる。
松坂大輔だ。
民放で野球解説してるけど、最初見た時目が釘付けになった。
「なんだ、なんだ、このスーツは?!半端なくいいじゃん!」
まさに僕達が憧れるバリ、クラシコ!
「どうしたんだい、そんなにお洒落だったの?松坂クン。」
もし、スタイリストがついていたとしても、あのレベルのスーツはありえないと思うなぁ。ナゾだ。
さて、今日は今の時期にうってつけのパンツ。
PTのビヨン、ビヨンパンツ。ナイロン×ストレッチで、楽チン、涼しい。
色はブラックで、ビジネスにも大活躍すること間違いナシ。
シルエットは、PTのスリムフィット。カッコ良いし、グッドプライス!
サブスク。毎月1000円で音楽聴き放題。
便利な時代だね。こんな時代になろうとは...。
今まで何年、何十年かけて中古店で、探していた音源が検索ひとつで簡単に聴けるんだよ。
うれしいんだけどさ、なんか釈然としない!
音源を手に入れる苦労と楽しみが俺の生き様だったんだぜ!
勿論今でもCD、レコードを探すのは楽しみだよ。(でも、ちょっとは冷めた??)
今まではそんな音源を見つけ、手に入れた時には、すぐに聴くのはもったいなくて、数か月寝かせてから、心して聴いたもんだよ。
それだけ貴重なものは心躍ったし、聴くときの重みが違った。
でも、サブスクで貴重な音源が簡単に見つかると、「あるんだ~、こんなのが...。」
ホントびっくりするやら、うれしいやら。
しかし、なんだろう、すごく軽く感じちゃうんだよね。(探してる時、内心なくてもいいから...と願ったりして...。)
それでも今までのクセで、すぐには聴けないよ。その習性はこびりついている。
世の中の進化にとまどう微妙な年頃です。
さて、今日はセールも始まり、掘り出し物の紹介。
エリコ・フォルミコラの1点モノワンピースカラーシャツとジャケットの残りワンサイズ数点。
まずは、コットンサテン調シャツ。サイズS。それに、デ・ペトリロのアンコンダブルJK。
サイズ44。
次が、コットンリネンのフラワー柄。サイズS。それに、ティト・アレグレットのバスケット柄紺ジャケット。サイズ42。
3番目が、綿麻グレーストライプ。サイズM。ジャケットが、GABOの100%リネンのブラウン。サイズ44。
4番目が、チビペイズリーの紺シャツ。サイズS。ジャケットが、GABOのリネンコットンのライトブラウン。サイズ46。
次のシャツは、紺のリネン100。サイズM。
ラストは、シャンブレーのコットン。サイズL。
なんと、ALL50%以下!
明日7/1(土)より、SALEをスタートします。
昨今材料費の高騰や為替の円安が進んでおり、ヨーロッパ製品の値上げが加速しております。
今後当店も仕入れ量、仕入れ先を厳選していくことになります。
今回のSALEは、最近入荷したものと、ちょっと前のものと割引率を変えて売り切っていくつもりです。
定番商品も割引対象になりますので、この機会に是非ご検討下さい。
店の奥にある事務室。今はテレビが置かれ、僕のスポーツ観戦室になっている。
数年前までは、何十年もの間洋服の直しをする専門の部屋だった。
業務用のミシンが何台も置かれ、僕が小さい頃はミシンをかける音がずっと鳴っていたなぁ。
多い時でオフクロとあと2人くらいで作業していたっけ。
うちのオフクロは洋裁学校を出て、うちに嫁いだ。
接客はそんなに好きじゃなかったようだが、裁縫は好きで僕にもよく服を作ってくれた。
今もフラっと事務室に来ては、ミシンをかけている。
先日長い間使っていたJUKIのかがりミシンとまつりミシン2台を処分した。
捨てに行った僕は、ミシンのことはまるっきりわからないが、自分の商いの裏方で長年一緒に歩んできたミシンに感情移入せざるをえなかった。
「長い間頑張ってくれたなぁ。ありがとう。」
感傷的な気分の中、ミシンに別れをつげた。
さて、今日は久しぶりにスーツだよ。
今頃だけどね。ペトリロ、TITOは、まだ紹介してないな。
GABOのベーシックなグレーとネイビー。
とにかく皆さんユーロが徐々に上がっております。
今春も上がってはいるんですが、来春夏は、前代未聞のプライスになってきます。
なので、ベーシックなスーツは、今が買い時でしょう。
GABOのほんのり光沢のあるロングシーズンO.K.素材
いい感じの艶っぽさ。リヨセルという再生素材が入っており、強度が強くサステナブルです。
濃紺とチャコールグレーの2色。
ちなみに僕が着用しているグレーのサイズは、ワンサイズ上(44サイズ)を試着しています。
大谷サン、驚愕の2ホーマー。最高だよ。
今シーズン一番のショータイムだな。リアルで見られたら、興奮の極みだろう。
その日一日のテンション上がりますよ。
大谷のパフォーマンスを追いかけている僕ですが、今シーズンサイクル安打未遂が3回、4回?
すごく惜しいのもあった。野球好きな僕がら思うことなんだけど、サイクルヒットってそんなに重要?名誉な事?確かになかなか出来ない記録なんだろうけど...。こう思うのは僕だけ?
要は、ビッグな珍記録だと思うんだけどさ。
今の大谷サンならサイクルヒット達成より、一日でホームラン2本、3本打ってくれた方がうれしいんですけど。
とにかく、今日は二ユース番組をはしごで、大谷ニュースに釘づけよ!
さてと、今日はフィナモレのシャツ、2回目かな。(少し間おいたけど。)
以前は、「シャツはアートだ」だなんて言って、フィナモレの柄物をガンガン出してたけど、最近はずい分おとなしめのシャツが多くなっちゃった。
デザインは、セルジオの襟型で変えてないんだけどね。
まずは、サックスのコットンシャンブレーから。ブルー系も沢山あるけど、かなり爽やかなブルー。
次が、オックスの白なんだけど、1回目で紹介したオックスとは違う質感のもの。
1回目のは光沢があるけど、こちらには無い。
3番目は、こちらもシャンブレーのブルーストライプ。
ラストは、襟型がパンテリア。唯一のワンピースカラー。素材は、コットン×リネン。ネイビーにブルーのストライプ。
僕らの希望として、納品時期は普通で良い。
遅すぎるのは困る。しかし、早すぎる必要もない。
ただ、納品を少しでも早く。とうことで、展示会も早くなる。
6月というこの時期に、もうオーダーを決めなければならない。これは大変つらい。
勿論メーカーの生地手配を含め、最今かなり遅れていると言われると、早くすべきに従うしかない。
だから、優先順位を考え、とりあえず絞り込んで2024年S/Sのプレコレクションを見に東京へ行ってきた。
いや~、想像通り、それ以上にプライスは上がっていた。
プライスは、しょうがないのか?円安、ユーロ高。商品代も上がっている。受け入れるしかない。
でも、為替がもし良くなった時には、プライス安くして欲しいなぁ。
一度上がったら下がらないでは、大変つらいです。
さて、今日はGABOのジャケット。プライス面から今一番ボリュームを持てるのは、このブランド。
GABO頼み。素材のセレクトも見応えあるし、ナポリサルトが味わえて、このプライスは驚きだよ。
店内は、黄色いハンガーが席巻してきている。
今日は、ダブルのジャケット。僕のお気に入りのデザイン。❝PANAREA❞。
風格はあるけど、そんなエラそうな感じはない。
このダブル一着あれば、粋な大人を演出出来るよ。
僕の口車にのってごらん。絶対後悔しないから。
生地は、以前シングルでも紹介したおススメのブルーグレー。リネン×ウール。
不思議な織り感。合わせ方?それはもうお好きなように。
次が、超ベーシックなシングルジャケット。ホップサックのネイビー。ウール100。
ほぼ毎年やってる。(けど、全く同じじゃない。)
誠に勝手ながら、
7日(水)・8日(木) 連休
させていただきます。
A.M0:30。灯りが消え眠りについた商店街の2階。
隠れ家に一人。読みかけのファッション雑誌とジャケ買いで買った中身も知らないレコード数枚。
今日は再発された新しいレコード針で、レコード鑑賞だ。
ターンテーブルにレコードをのせ、針をおろす。緊張の瞬間。
「ウワッ~、これだよ、これっ!しみるなぁ~!」
静寂の中に広がる芳醇な音の波紋。
それはゆっくり僕の体の細胞に溶け込んでくる。
「やっぱり、この針じゃなきゃな。全然違って感じる。」
今 レコードが熱い。デジタル化が進む中、たまには立ち止まってアナログの温かい音に触れるのもいい。
音だけ聴くのならデジタルでもいい。レコードから聴こえるのは、音だけじゃない。
それを録音した場の空気、演奏者の表情...、耳が沢山の音を感知し、想像をかきたてる。
今やいろんなアーティストが、レコードを発売している。
レコードは文化遺産だ。
皆さんも機会があれば、ぜひレコードの音を愉しんで頂きたい。
さて、今日はDEVOREのパンツです。
アルバーノで展開して3年ぐらいかな。欠かせないパンツブランドになってきた。
あのマルコレさんがデザインするブランド。生地にもかなりこだわっている。エクスクルーシブが多い。はきやすいと評判も上々。
まずは、細身のモデルDVR3C。ライトグレー。コットンシルクのストレッチ。ノータック。
次2本がDVR33。上記のワンタックモデル。ウールポリのストレッチ。機能性ウール。ここまでウエストに入っているゴムが外から見えないようになっている。紺とベージュ。
次は、ちょいゆるのウエストリブモデル。DVR15。コットンストレッチ。ネイビーとカーキ。
行ってきましたですよ。僕のゴルフ人生第二章。コースデビュー。
富山の名門呉羽カントリークラブ。
晴天に恵まれ、爽やかな新緑の中、中学の同級生とのゴルフは、最高のひとときでした。
スコア?今回はこだわるほどのレベルでもなく、仲間のペースを乱さないことだけを考えてました。
でも、30代の頃にスコアと格闘していたのとは違い、久しぶりにプレーすることの喜びをかみしめてましたね。
もう二度とクラブを握ることはないだろうと思っていただけに、なんか新しい楽しみが増えたことは、とても大きな財産になりそうです。
もちろんこれからは、スコアにもこだわっていくことになります。
今回一緒にまわった同輩の背中を追いかけていくつもりです。
帰ってから早速スポーツ店で、オーバースイング矯正ギブスなるものを見つけ買いました。
これをつけて星飛雄馬のように特訓し、いいフォームを作りたいなぁ。
まぁ、ゴルフは自己満足。楽しくやったもん勝ちです。
今日は、デ・ペトリロから、夏でもO.Kな涼し気なジャケットを紹介します。
モデルは、NUVOLAのANACAPLI。芯ナシの軽いヤツです。
以前はサイズ感が少し小さかったですが、背幅を広げサイズ通りの大きさになっております。
まずは、リネン100%のサラっとした生地。ライトベージュの合わせやすい一品。
パステルから大胆な色と合わせるとカッコイイよ。
次は、ウール100%のホップサックのネイビーブルーJK。
これは、ビジネスからカジュアルまで幅広く使えます。
誠に勝手ながら、
24日(水)・25日(木)
連休させていただきます。
来週に迫った第二のゴルフライフデビュー。
今更ジタバタしたってしょうがない。わかってるけど、同伴者に迷惑はかけられない。
悲惨なところは見せられない。
「楽しもうぜ。」と言われても、そんな余裕はねぇだろうなぁ。
休日ゴルフ本を必死に読みあさり、基本を頭に叩き込んだ
「そこだよ!そこをこうしたらいいんだ!」頭の中ではナイスショット。
いい気分で練習場へ。さぁて、クラブを握る。
ここは動かさない。こっちに体重をかけ、クラブは常に体の正面...、あと何だっけ?
1回打つのに考えすぎだろ。バシッ(イヤな音)球は、ナナメ左45度。あちゃ~。
体に悪いクセがこびりついている。もう完全に乗り移っているな。
我流でうまくなると誓ったあの日。今更レッスンなんて受けられるか!
止まってる球だよ。なんで思い通りにいかない。
切りかえよう。こうなったら、とにかくまっすぐいってくれ。
神様に祈るしかない。まぁ、20年ぶりだもん。なすがままに、次につながる材料が見つかれば良し、と考えよう。
今日はですね。スローウェアグループからザノーネです。
まずは、Vカーディガン。クレープコットンのサラっとした生地。
濃紺とボトルグリーン。シルエットは、レギュラーフィット。
狭いVゾーンがザノーネらしくシャープ。
次は、モックネックの半袖ニット。コットン100.レギュラーフィット。
ライトグレー、ミディアムグレー。これもサラっとした肌触り。
3番目は、アイスコットンのTシャツ。皆さんお馴染みのヤツ。色は、濃紺とグレージュ。
誠に勝手ながら、
17日(水)・18日(木)
連休させていただきます。
ゴールデンウィーク明け、店はゆったりとした時間が流れる。
気温も20℃台に落ち着き、軽衣料、パンツが動く。
ただ、重衣料にも光が...。それは、この時期から6月にかけてのブライダル需要だ。
初めての方、ご紹介の方といった新しい出会いもある。
僕自身ここ数年おめでたい席へのお呼びもあまりかからないので、最今のブライダル事情には弱い。
いわゆるドフォーマルなスタイルでの列席は、今時どんなものだろうか?
ブラックスーツ、白シャツ、タイを求める方は、随分減った。
お客様の意向を聞き、こちらも当店の在庫からいくつか提案する。
お客様のイメージに合うかどうかだ。モチロン予算にも。
どんなTPOであっても、我らがイタリアンスタイルを紹介出来ることは、何事にも代えがたい幸せだ。
そして、「なんかカッコイイ世界」と思ってもらえた時の喜びは格別である。
今日は、そんなブライダルの世界でも見かけるようになってきたか?
シャツジャケットとジレ。二次会パーティーなんかにバッチリじゃないかな。
終わった後も普段着として使える。
やり始めて3年。ジャンネットの定番。
ジャケットのシルエットは、テーラードっぽく見える。
ジャケット単品、ジャケット×ジレのセット。ジレ単品で。
今回パンツはオーダーしませんでした。3ピースにすると、10万超えますから。
まず、紺のシアサッカー、2Bジャケット。それと後ろも共地のジレ。
次が、綿麻ストレッチのグレー杢調ジャケットとジレ。
最後が、綿麻ストレッチのライトグレー。これはジレのみ。
ボトムスやインナーも一緒に合わせたい方は、ご相談下さい。
ゴールデンウィークが終わり、来週僕達のプチ黄金2日間をとらせてもらいます。
本当は今週とろうと考えていたんですが、特に行きたい所もなく...木曜日は通常通り営業しました。
来週も今のところ未定です。おそらく僕は、再来週に迫った、なんと!20年ぶりの復活ゴルフの練習に全力投球でしょう。
この前20年ぶりに打ちっぱなしに行って、クラブを振ってみました。
20年のブランクがあっても、体は覚えているもんだろうと思っていたら、
「覚えているんだけど、ついていかないんだよ~!」なんて悲鳴を上げておりました。
練習というところまでいかず、現実を知り退散してまいりました。
大丈夫かよ~。あと約2週間、なんとか対策を練ります。
さて、今日は前にデニムを紹介したPTのコットンスラックス。
インコテックスのコットンは、カジュアル度の高い100モデルに決めてます。
どうだろうインコと比べると、PTはスタイリッシュなイメージ。
インコには作り、製法のこだわりを感じます。
デザインパンツのPTとトラッド派のインコテックス。
今回は、マスターフィットモデル。ワンタック2色、ノータック2色。
全部コットンストレッチの同素材。
ノータックがベージュ、ダークブラウン。ワンタックがグレージュの濃淡。
ワンタックは腰回りはゆるめですが、股上はノータックの方が少し深く感じます。
ゴールデンウィークもとりあえず終了。
今年はさすがに人の動きも活発だったのか、旅行客、帰省客の方の来店が目立ちました。
新しい出会い、久々の再会等も増え、ようやく日常が帰ってきつつあるようです。
売り上げ?そんな期待はしてませんでしたが、期待どおり「まぁ、こんなもんでしょう。」ってところ。
いや、よほど売っても満足いく数字なんてありませんよ。自営業ってそんなもんです。
売り上げを追っかけ、売り上げに追われつつ、慢性ノイローゼ。
「コツ、コツ、積み重ねですよ。」なんてキレイ事は言ってらんねぇ。
「売れる時に売らねば。」なんです。
さて、気をとり直して(売り上げの話はやめましょう。)、今日はGABOのおススメジャケットです。
何年もGABOの生地スワッチを見てますが、GABOのセレクトする生地はかなりクラシックで、トラッドなものが多いと感じます。
ナポリ服は伝統文化ですから、当然のことなんでしょうが...。
そんな材料をいかに職人の技で、個性的に演出するか。
そこがナポリ服の面白さだと思います。
今日セレクトした生地のように、ちょっと変わってるな。と思うものを繰り返し見てチェックします。
そんなリネン・ウールの生地。表面の織りが凹凸があるように見える。不思議な織り柄。
これがライトの当たり方によって、すごく見え方が変わります。ブルーグレーとネイビー。
さりげなく雰囲気のある生地。いかがでしょうか?
皆さん、お久しブリーフ。フェリージどぇ~す。
おいおい、このタイミングかい?ゴールデンウイーク真っ只中じゃん。
ゴールデンウイーク前に紹介すべきもんやろ。旅のお供にでしょう。
スンマセン。ちょっと遅かったですね。
でも、長旅用じゃなくて、ショートトリップ、普段持ちタイプなので...。
とびきりゴキゲンないつものヤツです。
いつものかい?いや、フェリージは人気モデルばかりでいいんですよ。
ちょっといい色ありますんで、ぜひ!
まずは、いつも元気にヘルメットバッグの横長バージョン。
ああ、前からあるヤツね。やっぱりこれは沢山入るくせに少量の時もペチャンコになり、おさまりがいいんですわ。
それで、カラーコンビなんですけど、今回ナイロンでオリーブグリーンとココアが久しぶりに出ました。オリーブなんかお得意様の要望が多かったんですよ。
でも、今回のオリーブグリーン、以前より暗くない?
実は、フェリージは同じ色でも微妙に変わるんだな。
どちらもダークブラウンの革で。ちょっと似た雰囲気になっちゃったかな。
続いて、これもかな~りのベテラン。ショルダーバッグ。
最近ショルダー、リュックは人気なんですよ。
まぁ、ボディバッグも人気だわな。
色は、再びオリーブ×ダークブラウンとこれも人気があるちょっと紫っぽい紺のブルエット×ネイビーの組み合わせ。
続いては、今一番人気かな。ソリーソシリーズのリュックの大きい方。
シュリンクレザーとリモンタナイロンのベストハーモニー。
色は、ネイビー×ライトブラウン。実は、他に2色あったんだけど、現在店にあるのはこの王道のコンビネーションのものだけになっちゃった。
次が、フェリージと言えばのブリーフ1772。
鉄板の紺×ライトブラウン。このコンビのみです。別売りのショルダーをつけることが出来ます。
ラストで~す。はよせ?
最後は、ウエストポーチ2型。427の大きい方が紺×ライトブラウンとトルトーラ×黒の2色。
799の小さい方が、サファリ×ダークブラウン。
もちろんボディバッグとして使っても恰好良し!
最近男のパーマ流行ってるみたいね。今頃言うの遅い?
なんでも流行を追っかけるのは苦手なタチで...。どうしても流行りにはフタをしてしまう。
接客業してるんだから何でも知ってなきゃね。
なんかね若い頃は、髪型にはメチャクチャこだわってたよ。
いろいろやったけど、パーマは絶対似合わないと確信した。
30歳くらいで家業のスーツ屋始めてから、スーツに合うのはクラシックな髪型だろうと7・3にしたら、スゴクはまった。
それから現在に至るまで、7・3一筋。当時は、中井貴一と僕くらいだったんだよ。(ほ~っ??)
当然床屋にしか行ったことがない。知り合いのN君の腕にまかせてる。
「後ろ刈り上げ。横は立たない程度。前短め。」
アバウト。ワンパターン。自分で同じ分け目で、7・3にしてハードデップで固めるだけ。1分。
ツーブロック?7・3の刈り上げも多いけど、やってる人多いからやりたくない。
スーツには合うと思うよ。でも、昔くさい7・3がいいんだよ。
今っぽさは邪魔だ。自然なカッコ良さがいいんだ。ムリしてないカッコ良さ。
そんな訳で、今日は鉄板のインコテックス・スラックス。
王道の100モデル。欠かせませんよねぇ。
美脚のチノパンと言えば、これで決まりでしょう。
パンツメーカー多少の入れ替えはあったものの、インコテックスだけは途切れることなく続けてます。
安心感ですね。
100モデルが3色。ライトベージュ、ブラウンベージュ、ネイビー。合わせやすい3色です。
100よりテーパードが強いワンタックモデル、174モデル。
ボタンフライです。これはカーキ1色です。
もうなんか世の中ゴールデンウイークモードだね。
ポロ、ポロっと初めての方、旅行客の方が来店される。
随分さびれはしたが、ここは富山のメインストリート。
「どんなものをおいているんだろう。怖そうな感じがするけれど、殺されもせんだろうから入ってみるか?」
軽い気持ちでドアを開ける方がほとんどなんだけど、僕らにとっては未完の大器?かも。
未完の大器=ファッションは詳しくないが、気に入ったモノがあれば金に糸目はつけない的、将来有望なお得意様候補。
僕らのハートも期待でふくらむってもの。
どうアプローチしようか?どのタイミングで攻めようか?
瞬時の判断が命。いまやファストファッションに慣れている。過激な接客は命とり。
でも、放置プレイは出来ないのが僕らのやり方。
そんなこんなでアプローチだ。
最初は、冷静さを保つ。2分ほどしゃべっていると、自分の言葉に酔ってきて、プチっと何かが切れる。エキサイティングが加速し、周りが見えなくなる。
3分経過。お客様の我慢ももう限界。「もういいから離れてくれ。自由に見させろよ。くどいんだよ。」って合図が...。
その時はアウトだね。「どんないいものがあっても、こんな店もう来ない。」と、腹の中で思われてるやろ。
そんな気分になることもある。僕も人間だ。タマにだよ。相手次第か?
間が悪い。やっぱりキャッチボール出来なきゃ僕の負けだよ。
でもさ、何が言いたいかっていうと、街中の僕らのような店には、それなりの接客のルールというものがあるということを知って欲しい訳。
少ししゃべっただけで、見に来ただけだからしゃべらなくてもいいよ。って方もいる。
ゴメンナサイねぇ。こんなこと書くつもりじゃなかったんだけど...。
今日は、GABOのジャケット1型紹介させて下さい。
どうです。キレイな色でしょう。サックスブルーの綿×麻のヘリンボーン。
リネンのネップが混ざる爽やかさ度120%。
モデルは、アルバーノ別注のモデル。
これを着れば、粋なナポリ人になれること間違いナシ!
三寒四温が続く中、ゴールデンウイークが目の前に迫ってきた。
もう来年(のだよ!)の展示会の案内状が届く。
のんびりスローな僕にとっては、時の流れがどんどん加速してきているように感じる。
今週 東京から人気レザーブランド代理店のSさんが来店。
Sさんの来店は、約10年ぶり。
前は違う代理店の新人営業マンとして来た。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの代理店を牛耳る重人だ。大出世だよ。
僕は彼の出世を横目で見ながら、その人気レザーブランドは扱ってこなかった。
数年前からようやく少しずつだが、お付き合いを始めた。
そんなタイミングで彼はやってきた。
「ウチは何も変わってないけど、Sさんは変わったね。」
10年間のブランクを経て、当店でSさんと昔の話から現在の業界の話に華が咲いた。
「俺達も変わってかなきゃいけないのに...。ホントウチくらいだよ。」
Sさんは、「アルバーノさんには、今のスタイルが合っているんですよ。」と、言ってくれた。
確かに僕には大きな野心などない。食っていけりゃいいって(実はそれが大変なんだけど...。)いうレベルの器しかもちあわせていない。
まぁ、皆もそんな風に見ているんだろう...。
最後まで小さな城の中で、ある意味「裸の王様」じゃなく、「裸の変人」(うわっキモチワリイ!)を通していくんだろうなぁ。
さて、今日はようやく出揃ったかな。フィナモレのシャツ。
しばらくのブランクを経て再開したんだけど、昔やってた頃より生地のセレクトは随分おとなしくなった。攻めた柄、色は減ったなぁ。
でも、このシャツの素晴らしさは、何も変わっちゃいない。イタリア登竜門の一つだろう。
まずは、3㎝ピッチの紺のストライプ。このあたりが一番大胆な柄。
次は、ライトブルーのロンドンストライプ。
3番目が、ド定番の白のピンドット。
4番目が、シャンブレーのブルー。どれも使いやすいヤツ。
生地は、オールコットン100。襟型は、セルジオ。
高い、高い、高いよっ!
イタリアのスーツ、ジャケット。
過去MAXに高い。世の中のライフスタイルも変わった。
スーツ、ジャケットからますます遠ざかっていくのかな?
これじゃスーツ屋あがったりだよ。
じゃあ日本のオーダースーツをメインにしろって?
いや、そりゃ出来ねえ。その時にゃ在庫売っぱらって商売やめるよ。
なんて言ったってイタリアの服を愛しているからね。
ラルディーニも久々のボリオリもトライアルしてみた。
代理店さんには申し訳ないが、やはり僕の気分がナポリであることに変わりはないようだ。
北の服は、今でもスタイリッシュでカッコイイと思う。
ただ、なんか優等生に感じちゃうんだ。それに、プライスも上がってきた。
ボヤいてばかりいても始まらない。現実を受け止めて策をねっていくしかない。
ペトリロ、ティト、GABO(皆ナポリ)と心中だな。
その中で、今増えてきたのはGABO。直輸入出来ること。そして、自分でプライスコントロール出来ること。そりゃここんちも値上がりしてるよ。でも、元々コスパがいいから。
問題は、モデルが店ごとに違うみたいで、イメージがボヤけてる。
そのうえ店ごとにマイナーチェンジしてるから、よりモデルのサイズ感も違っている。
アルバーノで扱うモデルは、他店ではやっていないモデルのようだ。
代理店さんには、厄介に思われているかもしれないが、何度もモデルをいじっている。
肩回りなんかは単純に広げたらいい、狭めたらいいという問題ではないようだ。かなり複雑、難しい。
とりあえず今のモデルが好きなので、このままでいい。
ただ人によって肩回りが合わない方もいる。そこがこれからの課題である。
今日は、ベージュブラウンのコットンストレッチスーツ。
久し振りにこの色のスーツを仕入れた。この手のベージュもちょっとした色の違いが微妙だ。
想定通りの色で仕上がってきた。
こういうスーツがひとつあれば、かなり服に幅が広がるよ。
もちろん3ウェイで自由に着まわしてね。
いきなり訳のわからないタイトル「ラストで~す。はよせ。」
これをご存じの方は、かなりのマニア。
「できればスパゲッティ。」ルイアームストロング。
「パン、茶、宿直。」マイケルジャクソンのこれはかなりの名作。このへんならご存じの方も?
何の話かと言うと、タモリ倶楽部の「空耳アワー」。
終わっちゃいましたね。大、大、大好きだったのに...。無念です。
空耳は番組終了のちょっと前からコーナー終了してたんだけど、なんらかの形で復活できないもんですかね。タモリの夜の顔が見られる唯一の番組でした。
さて、今日は今春のアウターのラストで~す!(はよせ!)
どうしても「ラストです。」と聞くと、反射的に「はよせ。」がでてきます。
昨春から秋冬、今季と3シーズン連続してやってます、モデル「NEW BOB」。
ワックスコットンがいい感じで馴染んでいます。
色は、カーキと鮮やかブルー。フードがはずせるフィールドコート。
ロマーノ・リドルフィのデザインは、さりげなく攻めてます。
肩幅をちょいタイトに。サイズバランスがすごくいい。
基本流行を意識しない。泥くさく長く使えるイタリア~ンミリタリー。
前にも書いたと思いますが、僕の自慢の一つ。
YMOのレコードを発売されてすぐに買ったこと。
浪人時代だったか? 坂本さん作「東風」をたまたまラジオで聴いてガツンときた。
なんか自分が求めてるものだった。マッハでレコード屋に飛び込んだ。
半年後 テクノポリス、ライディーンが大ヒット。
僕はもう天下をとってましたね。「なんて俺は先見の明があるんだろう。」
周り中に自慢の嵐。「俺 ファーストから聴いてるよ。」
そして、僕の髪型はテクノカット。坂本龍一命。
一年後にはナゼかパンチパーマになってるんだけど? まぁ、そんなお年頃。
その当時の写真ですが、テクノカットのものがない。代わりに坂本さんぽいものを2枚。
上がディスコ(うわぁ~時代を感じる!)での一枚。ギャルソンやY's を着て通ったなぁ。
もちろんYMOをかかっていたよ。❝いけないルージュマジック❞。
最初は坂本さんのことをあまり知らなかったけど、あのインテリ感と色気、そしてモチロン音楽もかなり影響を受けた。
最近いろんなミュージシャンが亡くなっていくけど、今回の坂本さんの訃報には心にぽっかり穴が開いたよ。心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、今日は早く紹介しないと暑くなってきちゃう。
今が旬のアウター。バラクーダ、G9は僕らの世代なら誰もが通る道。ジミーの影響かな。
だけど、このヴァルスタリーノのことはあまり覚えていない。まだ早かった。
大人になってからわかるカッコ良さ。着ればわかるさ。
僕はとにかく襟高いモノが好き。スエードはアイコン。しかし、プライスがかなり高くなってきた。
昨年と同じコットン・ポリバージョン。このご時世多少のプライスアップはしょうがない。
ブラウンとネイビー。ジャパンフィットモデル。
春はあけぼの。早朝からお気に入りの愛車にヴァルスタリーノ。
さて、今日はどこへ行こうか?
実をいうと、私はネクタイをキチっとしちゃいけない人なんです。
ゆるくしめるんならいいんでしょうが、長時間ビシっとしめつけているのはダメなんです。
ゆるくルーズにタイドアップするのもスーツ屋としては許せないんですが...。
タイもちゃんとできないスーツ屋店主なんて、俺くらいだろうな。
あ~あ、一日中ビシっとタイドアップして、スーツ着ていたいなぁ。
こういう撮影の短時間ならば許されるでしょう。というのも、僕にはある病があるからなんです。
分かる方には分かるかもしれませんね。
さて、今日はデ・ペトリロのスーツです。
今シーズンも一番に入荷しました。
しかし、ペトリロも高くなってきたなぁ。もう以前のように大量仕入れなんて、とんでもないです。
大好きなブランドなんだけどな。だって、ナポリにハマるきっかけになったブランドだもん。
愉しかったなぁ。当時は扱ってる店も少なかったから、自由に選び放題。
その時は今よりももっと自由度が高かったから、もう半分位は自分が着てみたい生地をセレクトして、
「このジャケットのモデルに肩パッド入れてみようか?ベストはショールカラーのダブルなんか面白いんじゃない?」等々。
こんな感じで妄想は爆発してた。もうデザイナー気分。夢心地。
ここ最近は、まずプライス重視。自分の好み、希望なんて後回し。
お客さんの顔色見ながら、慎重に石橋を叩いて渡る。売れそうかどうか戦々恐々。
ペトリロがそれだけ人気者になったということ。ついに僕達の手が届かないところにいっちゃった...。
そんな中から選んだスーツ2型。
1つは、ビジネス仕様NAPOLIモデル。ネイビーの細か~いチェック。正統派ネイビーのカッコイイ奴。
もう1つは、毎シーズンやってるアンコン仕様スーツNUVOLA。グレーに優しいストライプ。
これ結構僕も愛用してます。ヌケ感があってシワになりにくい。ヘビロテで使えるよ。
着用写真の紺色は、44サイズ(僕は通常42サイズ、ワンサイズ上着てます。)
昨日パソコン見ながら、ウトウト...。
急にガクっと椅子から落ちかけたと思ったら、なんか腰に違和感...。
今日は朝シャン中も痛さにもだえながら、洗っていた。
そして、店に出てもちょっとした瞬間に激痛が走る。
午前中代理店の人が来ても、仕事にならず。
どうしたものかと途方にくれていたら、お客さん来店。
その人は、整体師で自分のお店を持っているYさん。
「そりゃ、ぎっくり腰だわ。長谷川さんの歩き方と顔見たらわかるよ。医者行ってもダメだから、しばらくおとなしくしてることだよ。」
あとぎっくり腰に効くストレッチ体操を2つほど教えてもらった。
助かったよ!Yちゃん!地獄に仏とはまさにこのことだね。大分楽になったよ。
そんなぎっくり腰初体験。あ~早く治って欲しいなぁ。
今日は昨日に引き続き、ロマーノがデザインするアウターリンペルミアビレ。
ネックの部分がリブになっていて、フロントが4ポケットのアーミールックなデザイン。
彼のデザインとしては、今風なちょいルーズなシルエット。
ボトムスにもデボレのちょいルーズなシャーリングパンツで合わせてみた。
コットンポリの張りのある生地。濃紺。
今頃ちょっと羽織るのにはいいよ。着方はお好みで、ワンサイズずらしてもいいと思う。
リンペルミアビレのコートがようやく到着。待ってました~。
来秋冬から、ロマーノ・リドルフィがデザインするものは、「RR」というブランド名でまとめられる。リンペルミアビレのコートは(ロマーノのデザインでないもの)、なんと伊藤忠さんが契約した。(意外!)
今の代理店さんが引き続きやる「RR」は、リンペルミアビレのラインよりより面白いデザインのものがあるだろうし、しかも直輸入できる。
今のご時世こんなブランドを待っていた。
①アメカジ、ミリタリーをベースにしているコートブランド。
②洗練されすぎてない、泥くささがのこるデザイン。
③イタリア大好きだけど、予算が...?という方に。
④シンプルなんだけど、ただのシンプルで終わってないところ。
⑤恰好イイってどういうこと?を知りたい方に。
⑥ベテランデザイナーがデザインしてるんだけど、そんなのど~でもいいって方。
⑦すっごくいいものもあれば、たいしたことねーな、っていうものもある。
まぁ、上げればキリがないんだけど、要は「気に入ってもらえるかどうか。」だね。
今日は、一目惚れしたコットンステンカラー、グレンチェック。ワッシャーコート。
展示会で試着して脱げなくなっちゃったくらい。
シンプル。カッコイイ~。シワシワのこなれ感。泥クサイよね~。
どうだい、このスタイリング!
「で、プライスは?」「○○ユーロです。」「O.K!GOOD!」
ホントこのヨレ感、いい味出してるなぁ~。こんなのクリーニング出して、ピシっとプレスされて戻ってきたら泣いちゃうぜ。
そうなっちゃったら、「くまの洗濯堂」(オススメの富山のクリーニング店です。)に出して、シワを入れてもらわないと?自分でやれって?
僕は20年程前に仕入れたロマーノのアウター2着。ちょっと汚れてはいるけれど、いまだに愛用中。
値段じゃない、格好良ければいいのだ。
GABO、リンペレミヤビレ、デボレが到着しました。
ようやく春夏物が揃ってきたな、って感じです。
直輸入モノは、航空運賃、通関料、輸入税、国内輸送費等の経費が、商品に上乗せられ原価が決まります。大体商品自体に25~40%位が上乗せされます。
1万円の商品ならば、1万3千円位になります。そこから定価(売値)を決めるのです。
アルバーノは、庶民派イタリア服専門店。
毎度僕は甘~く甘~く電卓をたたいています。
「これなら手が出るぞ。」というはんちゅうで。
こんなことを30年近くやってきました。自慢じゃないけど、そこは頑張っています。
常連さんならご存じかと思いますが、店長がまだ正式なプライスを決めてないうちがチャ~ンス!!と入荷直後を狙って来られる方も昔は結構おられました。
昔は今よりももっと大量に仕入れていましたからね。プライスを決めるのにも時間がかかりました。
いや、なんか余計なことを言っているような気がするな...。
まぁ、いいんですよ。モチロン僕達も利益とらいないと食っていけませんからね。
いいブツがイタリアから届きました。
さぁ、アルバーノの春も本番に入ります。
WBCもドラマチックなシーンで日本が優勝して終わりましたが、その余韻も冷めぬ間に今週末からメジャーリーグが始まります。
大谷クンの一挙手一投足にますます注目されて、盛り上がりことでしょう。
長年僕はイチローのミラクルな活躍に、生きている幸福感を感じさせてもらっていました。
彼を超える感動はもう味わえないんだろうと思っていました。
野球小僧で妄想好きな子供の頃、一人遊んでいた空想野球ゲーム。
その主役はピッチャーでありながら、いいところでホームランを打ってくれるマンがの中のスター。
そうです、今の大谷翔平は、僕のマンガの中のスターそのもの。そして、マンガの中のスターをはるかに上回る記録をメジャーリーグで現実のものとしています。
これが興奮せずにいられますかっ?
妄想ではなく、現実ですよっ!!
今年もこの一人の日本人が熱くさせてくれます。怪我には注意して。
僕も浮かれず、冷静になって大谷翔平を追いかけるつもりです。
さて、今日はティト・アレグレットの登場です。
ここにきて問い合わせの数も急上昇。存在感がでてきました。
特にイタリアものが初めてという方の評判が良いです。きっとわかりやすいフォルムが良いのだと思います。
しかし、北のスマートさとは違う、武骨なナポリ服を好む玄人さんのハートもちゃんとつかんでいます。
今日は、グレー系のジャケットを2マーク。
まずは、ブルーグレーの優しい色め。いろんな糸がミックスした表面感。生地は、ウール×シルクが半々。いい素材です。
続いては、これも茶と白の糸がさりげなく入ったライトグレー。コットン60・ウール40の混紡です。
コットンの割合が多く生地に張りがあります。
どちらも着こなしのバリエーションは豊富です。
着るだけで恰好良く、合わせ方次第でかなり上級者になりますよ。
僕が洋楽に目覚めたのは中学時代。
当時洋楽を聴くヤツは、クラスに2、3人。
小遣いでは2500円のレコードは、高嶺の花。
月1枚買うのに悩みに悩んで選んでいた。コレクションが10枚、20枚と増えていくワクワク感と言ったら...。
洋楽好き同志が貸し借りして楽しんでいたもんです。
今のようにサブスクなんていうものがあったら、どんなだっただろう?!
でも、なかなか手に入らないということのハングリーさも楽しかった!んだ。
最近当時洋楽を一緒に楽しんでいたヤツから連絡があった。
嫁さんから「レコード断捨離令」が出され、泣く泣く僕に150枚位のレコードを引き取ってくれないか?ともちかけられた。勿論僕は二つ返事で引き受けた。
自分も同じような立場のくせに...。
ヤツは、「俺の生き様をお前に託すよ。」
俺は、「わかった。墓場寸前まで引き受けたぜ。」
そのレコードの中には50年程前にヤツから借りた貴重なモノもしっかり入っていた。(泣けたよ。)
そんな学生時代の同志が、あれだけ好きだったレコードを手放したことに少しの寂しさを感じた。
そういう想い出は、忘れないもの。
ホント便利になることばかりが幸福ではないと考えるヘソ曲がりの僕です。
さて、今日はPTのデニムの紹介を。
コンスタントに売れています。PT DENIM。モデルは、お馴染みのSWINGです。
スリムテーパードできれいです。
まずは、クールなライトグレー。一目見て気に入りました。
僕がはいているのは29サイズ。丁度自分のサイズ。
キレイな色のトップスとも相性はいい。
あとは、ライトブルーとリジットの3色入荷しました。
アルバーノは、庶民派イタリア服専門店です。
常連さんには説明するまでもありませんが、富裕層の方、人気服を追いかける方に照準を合わせることはありません。
とは言え、僕がどうしても入れたいと思った服は、多少高価であっても入れています。
ただ、声を大にして言いたいのは、最善の企業努力でなんとか庶民派レベル?のプライスを目指します。
価格については、ドシドシお尋ね下さい。
もったいぶりますが、本気の方にだけお伝えします。
偉そうな店?いえいえ、腰は低いですから。
とにかく人気が薄くても、価格が安くても、僕の琴線に触れるブランドの発掘に必死です。
だって高価なモノは、カッコイイのが当たり前でしょ。
最近僕の中で心が騒いだのが、リンペルミヤビレというブランド。
久し振りだな。こんなワクワクしたのは。デザイナーがロマノ・ルドルフィと聞いて、そりゃもうエキサイト!はっきり言って高級感は感じませんよ。「これはなぁ~?」というのもある。
でも、それを補ってあまりあるセンス。やっぱりロマーノだよ。
こんなトータルブランドの一つ二つ常にそばにおいておきたい。
セオリーガチガチな人が触手を伸ばすことはないだろう。
1年やったけど、まだ常連さんには浸透はしていない。
時間がかかるかな?いや、売らなきゃいけないブランドなのだ。
リンペレミヤビレというブランド名から、ロマーノがデザイしたものは「RR」というブランド名になった。
今からがスタートだ。
だけど、ホント服は知名度、人気、プライスばかりじゃない。
金太郎アメのようなコスプレじゃつまんないでしょう。
人にはわかってもらえなくていい。自分の感性が揺さぶられるようなブランドと出会わなくちゃ。
そんなリンペレミヤビレ、RR。今シーズンのものはまだ入荷していない。
今日は昨年春夏売れなかった(悔しい!)定番のスプリングコート。
ミリタリーなベルテッドコート。ポリ×リネン×コットンの3者混のシャカシカ生地。オーバーサイズなデザインではないが、アームはちょい太め。
今ならインナーニットに羽織れば、カッコイイゼ!!
ブログをあげれば連休のお知らせばかり。
「ったく!春物も入ってきてるんだろ。やる気あんのかよ~。」
なんて声が聞こえてきそうな予感。
とは言え、優雅に旅行なんて訳でもなく、来秋冬物のオーダーのシメに追われながら、秋冬商戦の疲れを癒しておりました。
暖かくなってきましたね。今年は早い。
来週の17日(金)は、もう17回目になるのかな。
僕がやってる唯一のイベント(服じゃないけどね。)
「レコードトークナイト」を開催します。常連のK君、日にち間違えていた。
今回は、ぜひS君誘って来てね!
3月なので、テーマは「サヨナラ」。只今選曲悩んでいます。
別れの歌、沢山あるんだろうけど、あまり歌詞を意識しないからなぁ。
最近お別れしたのは、高校生の頃夢中だったジェフ・ベック。これは決まりだね。
当時似合いもしないのに、髪型マネてレコード聴きまくっていた。
誰も気づいてくれなかったけどね。世良公則じゃないよ。
まぁ、そんなアナログの音を爆音で聴いて、他愛のない話をするイベント。
興味がある方、気軽に参加してね。
さて、今日は春夏モノ第1回目。(遅れてゴメンナサイ。)
ヴァルスターの定番バルカラーコートをさらっと。
ヴァルスタリーノも紹介するけど、ヴァルスターはコートメーカー。
コートのセンスはスゴくいい。上品なデザインが多い。
シンプルな春夏のバルカラー。着丈はハーフより少し長い。羽織るのに丁度いい長さ。
生地は、コットン×ポリ。色は、ベージュのみ。
こんなバルカラーコートを1着持っていれば、ムッチャ使いやすよ。
誠に勝手ながら、
3月1日(水)・2日(木)
連休させていただきます。
誠に勝手ながら、
21日(火)・22日(水)
連休させていただきます。
この時期少しずつですが、春夏物の入荷が始まっています。
春夏物の紹介は3月からの予定です。
北陸の冬は長い。
今日はせっかく作っておいて、全く利用していないOUTLETから、冬のコートをご紹介します。
シーラップのコート、ラストワン特集。
シーラップはいいモデル作るんだけど、定番としてコレクションに出し続けることをしない。
もったいないよなぁ~。
そして、2年程前からはっきり言って新作に、「コレッ!」というものがなくなってきた。
なんとかごまかしながらオーダーし続けてきたけど、やはりカッコイイニューコレクションが見たい!
流行にとらわれずクォリティが高いミニマルデザインを作らせれば、右に出るものがないコートメーカーだと(僕は)信じている。
だから、今日紹介する2型も全く古くさくならない名作だと思う。
一つ目は、現行モデル。ノーマルピーコート(AMALFYモデル)。
なんだけど、メルトンウールではなく、昨秋冬にアルバーノが別注したモールスキン素材のもの。
ベージュは、サイズ42.ブラック、サイズ46。ネイビー、サイズ50。
プライスは、別注品なのでおそらく定価をつければ、¥140000+税を¥80000+税で。
ちょっと毛羽だった感じのコットンモールスキンがいい味出してます。
2つ目。2年前に登場したタイロッケンコート。ナイロン素材に中綿入り。色は、ブラックとボルドー。
サイズは、2色共44サイズ。
見た目光沢ナイロンでちょっとモード風。しかし、着るといたってノーマル。
プライス¥130000+税を¥70000+税で。
ちなみにプライスは代理店希望価格であり、それがそのままアルバーノでの販売プライスではないということをご理解下さい。(プライスはシークレットなアルバーノより。)
3、4月の行事・イベントに向けて、スーツを探しに来られる方が増える2月。
僕達スーツ屋の力の入りどころ、見せどころ、儲けどころ。(そんな儲からないけど...。)
今日も春から新入社員となるフレッシュマン2人。
「前の看板見て、「イタリアの技」を見にフラっと入ってみました。」
「ようこそ!ありがとうございます!ホントにイタリアの服は、あなたの体を変えてくれますよ。イッツ マジック!7頭身を8頭身に、うんぬんかんぬん...(その間シャツを貸して、ペトリロ・ガボ・ティトを着たり、脱いだり。1時間無料、予約要らず)
今日この店に来店されたことは、お二人にとって長~い人生の中で、革命的・歴史的な一日になったと思いますよ!」
なんてかなり大げさなことを言ってるけど、ホントにそうなればね。僕の接客は、いつも全力投球。
若者は素直、頭が柔らかい。いいですねぇ。
オヤジの口からのアワ攻撃も、しなやかに吸収してくれる。
残念ながら今日お買い上げとまではいかなかったが、イタリア服初体験に二人とも感動ひとしきり。かなり洗脳されて帰っていきました。
いや、僕は満足です。好きなこと言って、少しでも頭にイメージが焼きついたなら、きっと戻ってくるはずです。
2月も半ば。まだ、春夏商品は揃ってはいない。
アルバーノは店奥にスーツ売り場があり、そのすぐ裏のストックに春夏物がスタンバイしている。150着はかかるハンガーに商品がビッチリ。賞味期限があと少し?たっぷりある?クロージングが今か今かと出番を待つ。
勿論新商品が揃ってから見たいという方は、入荷次第直接連絡を差し上げますよ。
だけど、世の中❝値上げ❞モードというこのご時世。少しでも予算を抑えたいという方には、アルバーノバックヤードシークレットサービスは、魅力的なはずですよ。
ご希望の方は、僕の耳元で❝シークレットなヤツ❞と囁いて下さい。
誠に勝手ながら、
15日(水)・16日(木) 連休
させていただきます。
誠に勝手ながら、
8日(水)・9日(木)連休
させていただきます。
誠に勝手ながら、
2月1日(水)・2日(木)連休
させていただきます。
10年に一度の寒波。
確かに低温だが、今年の北陸はいつもより雪が少ない。
1月なんか暖かった。
ただ、今から2月にかけてどうなるのかな?
以前ならばこの時期から2月にかけてが、雪のピーク。
そろそろ春物が届き始める頃だが、まだ冬の真っただ中である。
ブログの更新が滞って申し訳ない。
正月からSALEに集中していたら、もう1月も終わりかけている。
来秋冬物に関しては、かなり値上げが予想される。
その為今秋冬物は、買い時だ。
SALEと言えど、お客様の購買行動も見えたし、次の仕入れのプランもたちそうだ。
やはり、12月のプレコレクションでは、仕入れの気分にならないし、イメージも沸かない。
さぁ、商品も多少減ったところで、僕の頭の中は来秋冬物にスイッチオン。
雑誌やインスタで情報を得る。トレンドをおさえる。
世の中の流れを見ながら、僕達の立ち位置を考える。
アルバーノは唯一無二の店を目指しているつもりだ。
こんなものにこだわるの?売れてるアレは入れないの?こんなブランド初めて見たよ。
そんなミステリアスな店でありたい。
よそのマネをしたって面白くもないし、勝ち目もない。確かに知名度のあるものも必要よ。
勿論うちのイメージであるスーツ屋としての筋も通していかなくちゃならない。
何よりも安心感のあるものと刺激的なものとのバランスを考えていくよ。
だって、お客さんにワクワクしてもらえないと、店をやる意味がないって!
誠に勝手ながら、
18日(水)・19日(木)連休
させていただきます。
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
本日2日初売り。
そして、SALEのスタートです。
お宝探しにぜひご来店下さい!
遠方の方もHPでご紹介したもの等で気になる商品が
ございましたら、どんどんお問合せ下さい。
今年もあと2時間で終わろうとしています。
いろんなことがありましたが、最近思うことは、元気に商売ができることの有難さです。
僕には時間がありません。
ホント61歳にもなると、なんか60代を健康に駆け抜けたいというのが本音です。
モチベーションと興味を持って、日々過ごすことです。
モチロン僕にはイタリアンファッションしかありません。
好きなイタリア服を60のオヤジ的視線で提案していきたいと思います。
皆様 本年もホントにありがとうございました。
来年はもっと楽しみましょう!
それではどうぞ良いお年をお迎え下さい。
2022年12月30日(金)通常営業11:00~19:00
12月31日(土) 休業
2023年1月1日 (日) 休業
1月2日(月) 初売り 10:00~18:00
3日(火) 営業 10:00~18:00
4日(水) 通常営業 11:00~19:00
何の変哲もないメルトンウールのステンカラーコート。
ただひとたびこのコートに袖を通せば、皆 目が輝く。
体はゆるやかな曲線に包まれ、スリムな立体感が現れる。
連続する曲線が、コートに躍動感を吹き込む。
トレンドとは無縁だけど、古臭さは感じない。
この超シンプルなコートが打ち出す表現力には、作り手の技を称賛せざるをえない。
そんな作り手の技に魅了され、多くのデザイナーが作品の製作を依頼する。
このコートメーカーは、クライアントの難しい要求に必ず応えてくれる。
そんなハイブランドのOEMを請け負うシーラップ社。
もう1社別のファクトリーがなくなった為、シーラップにはOEMの依頼が殺到しているようだ。
そんな理由もあり、我がアルバーノ別注の看板ステンカラーコートが作ってもらえなくなるかも、と代理店から聞いた。
「えっ、そんなウソでしょ?!」十数年間モデルを全く触らず、作り続けてもらった店の顔である。当店に来店されたお客様ほとんどに半ば強引に羽織ってもらった。そして、売れた数は計りしれない。そのおかげでネット販売もやらないこんな店が今までやってこられたんだ。
僕が商いをやめるまで、ずっとそばに置いておきたい。
毎年年末にラブコールを送ってきたが、今年はそんな訳でまだ送ることができていない。
何の変哲もないメルトンウールのステンカラーコート。
最後の花道であるのなら、大切に売っていきたい。
ホントに永遠の別れ...なんてしたくはない。
毎年恒例 12月も中旬となれば、このウールコートを紹介することが儀式となっております。
シーラップの代名詞でもありんす、ロングピーコート ❝GENOVA❞ 。
ビッグセレクトショップでは、コレクション生地のメルトンを軽いものにして別注しているようです。
(他店のシーラップを紹介するなんて、余裕か??)
僕は丈夫さと温かさを兼ね備えた定番の生地が貫禄があって好きです。
立体感があり、生地の重量感も分散してくれるところが、シーラップの技。
ピーコートと言えばハーフ丈ですが、他ではあまり見られないこのロング丈。
実際これを着ると皆さん、そのバランスの良さにトリコになります。
大きな襟との相性もバッチリ!長めだとドレッシーな印象になるんですが、こちらのコートはカジュアルでもカッコ良く着まわしO.K!!です。
(ちなみに昨年の当店別注モールスキンのショート丈ピーコート、少し在庫あります。)
現在シーラップは、かなりのビッグネーム、ハイブランドの商品の生産を請け負っております。
そちらの方のプロダクトで忙しく、ウハウハのようです。
その為僕達のようなチビっ子のショボイ量の注文(当店オリジナルモデル)に応えてくれるのか...???
戦々恐々であります。
モチロンこのGENOVAは、シーラップの顔ですから問題ないですが。
ということで、このハーフロングの丈は、皆さんに新しいカジュアルのスタイルを提案してくれるでしょう。
是非一度お試し下さい!
税抜き¥29000がスタートプライスだったフィナモレも来春から¥30000を超えてきます。
しょうがないですよね。想定内。
フィナモレにハマった方は一途だと思います。僕も初めてこのシャツに袖を通した時の衝撃は忘れられませんもん。
ニットやカットソーは今だ人気がありますが、ジャケットスタイルを格上げしてきてくれたシャツの存在は永遠です。
やはりジャケットとフィナモレが織りなすハーモニーは、❝ブラボー!❞の一言です。
ジャケットとシャツが切磋琢磨して、上半身を輝かせてくれます。
そんなフィナモレ第2弾です。
襟型は、SERGIOです。SIMONEを知らないので、もう躊躇はありません。
カッコ良ければそれで良し!
まずは、毎シーズンマストの白のピンオックス。絶対的な白のエース。知らぬ間に消えていきます。
2番目が、ベージュ。優しいベージュなのでダーク系との相性はバッチリ。
3番目、かなりダークなチャコールグレー。黒ジャケなんかと合わせても渋~くカッコイイ。
4番目、紺・白・グレーのマイクロチェック。インパクトありますが、ビビットなカラーなんかとも好相性。
ラストは、グリーンのマイクロヘリンボーン。2番目のベージュ同様優しさを主張します。
どんなに品のある色でもSERGIO色に深めてくれますよ。
12月に入り、防寒コートの紹介といきましょう。
ウチは今頃ノコノコ紹介してるけど、呑気だねぇ。
どこのお店も9月、いや8月あたりから先物買い狙いで紹介してますよね。
人気ブランドH(昔当店もやってましたけど...。)、高級ダウンMなんかはイケイケなんかなぁ。
当店もコートは昔から自信あるんだけど、ダウンは沢山やっても正直売る自信がない。
僕があまり着ないからということもあるんだろう。
そんな訳で、今シーズンは1型のみ。ブランドは、勿論シーラップ。
それも随分前からのスタンダードモデル。PURKA PIUMA。
フード付きロングダウン。
1型しかないから悩まなくていいでしょう。探しに来られた方が気に入るか、気に入らないか。
買うか、買わないか。それだけです。
しかし、定番だけあって格好いいですよ。クォリティ良し!
流行とは無縁。ダウンの縫い目もないから、特にダウンぽくもない。
シンプルなフーテッドコート。
襟は簡単に取れる。ポリエステル100.ダウン90・フェザー10。
色は、ネイビーとダークカーキ。
ダウンぽくないダウン、シーラップにおまかせ下さい。
今日は、ワールドカップ 日本VSクロアチア戦です。
不覚!観てなかったぁ~、スペイン戦。悔しい!です。
コスタリカ戦の負けで、正直あきらめてました。
ドーハの悲劇、数十年前からサッカーを見始めましたが、ワールドカップの日本戦は、モチロン一戦たりとも見逃していませんでした。
そして、今回のドーハの歓喜。スペイン戦勝利。こんな歴史的な一戦を見逃すだなんて...。バカ、バカ、バカ...。
もう後の祭り。何度も何度もシュートシーンを見てます。でも、リアルタイムで見なきゃ意味ないじゃん。なんで俺は日本の勝ちを信じなかったんだろう?
過去のブログには、日本戦への熱い思いを語っているのに。
クロアチア戦はモチロンしがみついて見ます。
今度は弱気にはなりません。頑張れニッポン!!
そんな訳で、今日はフィリッポ・デ・ローレンティスのニットです。
もうお馴染みになったこのブランド。プライスも当店向きのやさしい価格です。
ベーシックなニットブランドで、センスもいい。サンプルも多くてセレクトに悩みました。
今回は全て同素材。カシミア10%の柔らかいウール。
デザインは、クルーネックとタートルネック。
クルーネックは、ラグランスリーブのライトグレー、ミドルグレー。
タートルネックは、襟がリブ編み。ラベンダーとブラウン(置き撮りは3枚一緒に撮ったものが現物に色が近い。)、そしてグレージュ。
一番上は、シーラップの定番とジャケットで合わせてみました。
前回ピーコートを紹介して以来のリンペルのミリタリーコート。
ロマーノ・ルドルフィのデザインは、絶妙にバランスがいい。独自の世界観を持っている。
シンプルでカッコイイものが好きな僕だけど、ロマーノの服はシンプルではない。何か細工がなされている。
❝イタリアの技を着る❞ アルバーノのポリシーに向いているブランドではないかもしれない。
でも、ロマーノが手掛けるリンペルは、アルバーノにばっちり馴染んでいる。
品揃えの幅が広がる。プライスの方も頑張ってますので、初心者の方も安心。
いろんな方にトライして欲しいブランドである。
さて、今日はフィールドコート。(スプリングと同じデザインで中綿入り)
ハンドウォッシングで洗われたワックスコットン生地。もうすでにクタっとした感じが出てるけど、もっとクタらせてもいい感じ。
フードは大きめで、ボディとのバランスもいい。そして、取り外し可能。とった感じもこれがまたいいんだよ。
このブランド44サイズはないんだけど、このデザインは作ってくれた。
カラーは、ベージュとネイビー。
カッコイイものは、プライスじゃない。と思わせられる。
僕もいまだに昔ロマーノでデザインした、「サンフランシスコ」というブランドのアウターを着てますよ。
朝一番の北陸新幹線。プレコレクションを見に東京へ。
気合十分。闘魂注入。ファッション雑誌を見ながら、いろんな妄想が駆け巡る。グッドバイイング。
どうしても早く見たいブランド3社。
まずは、メインとしてやってきたクロージングブランド、デ・ペトリロ。
急なアポイント、いつものこと。
まずは、プライス確認。クラ、クラッ!高い!頼むぞ、ベニー。
勿論覚悟はしていたけど...。これは、メインでやるなんてとんでもナイ。
前は、ワンシーズン150ピースもやってたんだよ~。
なんか遠いところへ行っちゃったなぁ。待ってくれよ~。
帰っての宿題その1。
続いて向かったのは、ティト・アレグレット。社内ファミリーセール中のところ、ムリ言って会議室へ。
マッハのスピードで生地とニラメッコ。久しぶりに顔をおがんだFさん。相変わらず黒い。腹は黒い?白い?いつも平和な自由人。
ここもプライスは上がっているが、まずまずの生地をセレクト。
さて、ラストは我が愛しのシーラップ。
予感はしていたが...、やはり的中。最近コレクション、サンプルの数が少なくなっていくような。
昔は見きれないほどあったのに...。まぁ、そんな昔と比べてもねぇ~。
シーラップのビジネスも変わってきてるみたい。ハイブランドの売れ行きがいいらしい。
本コレに期待してくれとのこと。宿題その2。
今日は、パンツの紹介を。DEVOREのウエストリブパンツ。
これで3年目かな。ここんちのパンツは、ラクチンでシルエットもきれいとすこぶる好評。
当店が手掛けるトレンディな今風パンツ。
モデルは、DVR14.ワンタックで自然なテーパードライン。
4マーク。コットンチノ2色。ベージュ・ネイビー。
コーデュロイ調1色。ブラウン。ウールのライトグレー1色。
いつもいつもオヤジの昔話に付き合わせて恐縮です。
30年前の日本。イタリアンデザイナーブランド戦国時代の渦中。
真価が問われたのは、ダブルブレストのジャケットのデザインだった。
それはシングルとは違い、多種多様なデザインがあったからだ。
郷ひろみが恰好良く着ていた❝ヴェリー❞というブランドのセカンドライン❝ビリドゥーエ❞が、庶民的には人気があった。
当時ファーストラインは、30万クラスでなかなか手が出せず、セカンドライン、弟ブランドというものが存在した。
アルマーニなら、ジョルジオに対してエンポリオのように。
そのビリドゥーエというブランド、とんねるずの石橋貴明がよく着ていて、確かダブルフレストの襟は太く、剣先はナナメ上ではなく、真横にキレこんでいた。
その独特なデザインに、結構ファンが多かった。
そんなバブルなイタリアンブランドと比べるのは時代錯誤だが、GABOのダブルブレスト❝PANAREA❞を最初見た時、頭にそのビリドゥーエのダブルジャケットの剣先が思い浮かんだ。
ただ、それだけの話。でも、その当時は圧倒的にダブルが流行っていたから、ダブルのデザイン(ラペル幅、剣先、ゴージの高さ(ピークか、ノッチか...)、ボタンの数、配置バランス、Vゾーンは、すごく大切なディティールだった。
昨今のクラシコダブル事情。雑誌ではそこそこ見かけるが、実際周りで見かけることはホントに少ない。
まだまだマイナー。ヤングは、それこそビリドゥーエのようなブカブカのサイズのダブル着てるけどね。
今日紹介するGABOのラペルの広いクラシコダブルを大人の男性に着こなして欲しいなぁ。
少数派だからこそ男らしい個性を主張できる。今がチャンスなんだよぉ~。毎回言ってるような気がする。
さて、GABOの色気プンプンのダブル❝PANAREA❞。アルバーノはサイズも微妙にいじっている。
今回2マーク。
まずは、前回シングルで紹介したのと同素材。杢調のグレー。シックなカラー。ライトの当たり具合では茶系にも見える。
もう一つは、ネイビー。定番ホップサック。毎シーズンやってる素材。
ちなみに僕が着ているのは、どちらも僕のサイズよりワンサイズ上のものです。
今日店に来てくれたSさんは、丁度この❝PANAREA❞のコーデュロイ着て、ハンチング帽を合わせてた。
すっごくキマってたよ!!
11月23日(水)通常通り営業します。
なお、24日(杢)は、休業させていただきます。
久し振りです。アルバーノ女性ファンの皆様。
基本 アルバーノは、レディーススタイルを多くはありませんが展開しております。
少数派素敵な女性方にイタリアの名ブランドを密にオススメしてます。
あまり流行りすたりのあるものや、個性の強いデザインは、自分のスタイルじゃないという我が道をいくカッコイイ女性を目指しておられる方に、ひっそりと最高級のインポートをセレクトしております。
例えば、今日ご紹介するコート職人集団シーラップのどこにも誰にも負けない、負ける訳がない、僕が思うナンバーワンのコートを20年以上扱っております。
その存在感だけで来店されたお客様のハートをロックしております。
そんなカッコ良さ極まりないシーラップのレディースコート。20年以上やってきて売れ残ったことはありません。
久し振りに紹介するので、いつもクール?な僕のテンションもかなりエキサイトしております。
沢山のハイブランドを手掛けるシーラップ。ブランド名がつけば、30万、いや50万するような代物を10万位で買えるとは、なんとも有難い。
毎年シーラップのコートを女性に勧めることは、メンズ同様僕の楽しみとなってます。
それでは、ゴキゲンな3型紹介します。
1番目シーラップで長年扱ってますピーチスキンで作ったピーコート。
ミドル丈より少し長いかな。色は、カーキ1色のみ。洗いがかかっていて、とにかくカッコ良すぎ!
僕も着たいなぁ。コットン×ポリ×ナイロン。
2番目は、定番メルトンウールのピーコート。色は、モチロン紺。メルトンのピーコートと言えば、シーラップ。シンプルなんですが、着てみて下さいよ。さりげない曲線美が主張します。大ロングセラー。
ラストは、メタルボタンのウールロングトレンチ。
これまたカッコ良すぎ。ミリタリー調トレンチ。こういうのを作るのは、お手のものでしょう。
かっちり着ても、ルーズに着てもサマになります。
最後にメタルボタンのピーコートもオマケで。これは2番目よりボックス型でやや長いです。
モデルは超細いので、38を着用してこんな感じです。
僕も着てみました。大きいサイズでなんとか入りました。
今秋冬の商品は、ほぼ出揃った。
ただ、今シーズン アルバーノが初めてトライする、ナポリの大物❝ダル・クォーレ❞ の入荷が遅れております。代理店に確認したところ「今月末から来月頭頃になるだろう。」ということでした。
(ドーメルの生地の手配が出来なかった為)
ご予約、ご試着希望の方 誠に申し訳ございません。もうしばらくお待ち下さい。
庶民派ナポリクロージングを中心にセレクトしております当店ではございますが、お客様のご要望に応えてサルトクラスのナポリものも取り扱っていく意向です。
さて、今日はインコテックスのパンツをご紹介します。
毎シーズン欠かせません。細身の人気モデル100。
インコテックスの細身の美脚、この100番をおさえねばなりません。
フォルミコラのシャツに、ルッピのハイゲージニットで合わせてみました。
昨年もやったコットンピケの色違い、グレージュとブラウン。
シックな色合いが落ち着いている。
もう1本は、一番合わせやすいベーシックなベージュ。
合わないものはないであろうチノパン。この色をおさえておけば、コーディネートもまとまりやすい。
フィナモレがようやく揃った。今春 復活して2シーズン目だ。
春はベーシックな定番中心にセレクトしたけど、かなり早いスピードでなくなっていった。
今秋はカラーバリエーションを意識してセレクトした。とは言っても、秋冬物なのでシックな色が多い。
どんなカラー、生地を選んでも、フィナモレにしか出せない着心地、シルエット、雰囲気はオンリーワンである。流石の貫禄だ。
「やはりフィナモレじゃないとダメなんだ。」って言う方も多い。
ちょっとしたスレ違いで、数年間やらなかったことが悔やまれる。
今日は5マーク紹介する。
まずは、ダーク系シャンブレー。染めムラの感じが非常に深みがある。コットン100。襟型SERGIO。
次は、アイボリーのヘリンボーン。コットン100。襟型SERGIO。
3番目は、上の色違い。後染めのスモークグレー。襟型は、SAERGIO。
4番目は、コーデュロイ。ダークグレー。素材は、コットン、レーヨン、ストレッチ。ちょっと厚みのある素材。
ラストは、襟型は今春から始めたパンテリア。フィナモレ流のワンピースカラー。コットン100ポプリンのボルドー。
首を長くして待っていたGABOが全量入荷した。
直輸入しているので、今回のレートは1ユーロ145円と、予定より高くなってしまった。
ただ、今回はさほど値上げはなかったので、プライスはなんとか僕の予想の範疇でおさまった。
直輸入は何かとリスクがともなう。
しかし、僕の裁量でプライスを決めることができる。
僕が考えるプライスを打ち出すには、直輸入することがベストである。
そんなGABOも、アルバーノオリジナルモデルにして2年が経つ。
仕事ぶりに満足はしているが、なかには体形に合わないという方も...。
そこで、今年の初め代理店さんと話をして、元のモデルをベースにもう一度肩回りを戻してみよう、ということになった。
細かく作りを変えることは、GABOにも代理店さんにも面倒な話だと思う。
でも、そんな僕の細かいこだわり、ワガママをきいてくれることに大変感謝している。
何度も言うけど、当店は生地よりもカタチ・作りを最優先している。
だから、基本日本のオーダーはオススメしない。していない。
イタリア製、Made in Italyの美意識にかけているのだ。
さて、待ちに待ったGABOの仕上がりだ。
モデルは変えていないので、肩幅、肩付けを3年前のモデルにした。
「これだよ!納得の仕上がりだ。」
思い描いていた通りのジャケットが出来た。
のぼりが高く、コンパクトで吸いつくような肩。
ラペル幅は10㎝と広め、ダブルステッチが雰囲気を出す。
生地は、白糸が混じった杢調。色だが、一つは赤っぽい茶、もう一つはデニムのようなブルー。
どちらもいい感じだ。
インスタグラムを見ていると、世の中いろんな形のジャケットがあるんだな、と思う。
僕はどうしてもカタチに目がいってしまう。アレもコレも着てみたいと思う。
当店で扱うブランドが最高だというつもりはない。
アルバーノが求めるコスパの良さについては、自信をもって皆さんに勧めたい。
GABO、フィナモレ、そして、シーラップ残りの1型が入荷し、ようやく秋冬物が出揃ったって感じです。
何が集中して人気って訳ではないですが、いろんなものでサイズ欠けが始まっています。
当店基本各サイズ1点ずつの入荷です。
急がせる訳ではありませんが、秋冬物の全貌を見るタイミングとしては、今が見頃だと思います。
今日はここ数年続けております、ベーシックニットブランドのALESSANDRO LUPPIから、メリノ、カシミヤのお手頃定番ニットタートルです。
カラーは豊富で、今年はご覧のように茶のグラデーションを揃えてみました。
ブラウン・キャメル・メランジブラウン・ライトキャメル・ベージュ・カーキグレー・黒の7色。ブラウンモードです。
厚すぎず、薄すぎず、肌触りはとても優しい。
入荷したばかりのGABOのジャケットと合わせてみました。
今季ニットの予算を削りたいけど、クォリティは削りたくないという方、ルッピがありますよ。
ハイゲージのルッピは、またの機会にご紹介したいと思います。
モードの幻影が見え隠れするシーラップ。コートに潜むなだらかな流線形は、イタリアのクラシックカーを彷彿させる。
オーバーサイズが流行ろうと、シーラップは自分達のスタンスで流行を超越したコートを作る。
流されない。長く愛用してもらえるものを目指す。
そんなシーラップのモノ作りは、どこも真似することは出来ない。
前回に続き、シーラップのナイロンコートをもう1モデル。
これは日本がオーダーをかけた初登場モデル。
フーテッドコート。着丈は長くない。ジャケットの裾が丁度隠れるくらい。
ラグランスリーブなので、ジャケットの上かから着てもO.K。
前回のポルトフィーノと同じく、中にポリの詰め物が入っている。
ダウンよりも断然長いシーズン着ることができる。
モデル名は、GRECALE。
また、新しい定番が増えた。
今季のシーラップ一型を残して全て入荷した。(ラスト一型到着待ってるよ~!)
僕のシーラップ愛は、耳にタコができるくらい聞かされたよね。
でも、初めての人もいると思うので、毎回書かせてチョ~ダイ!
ホント大好きなんだもん!人気アウターブランド、英国クラシックコートブランド...沢山あるよ。
しかし、僕はシーラップに魂を売った男。
売れる、売れないは関係ない。唯一無二のコートメーカー。
シーラップの何が僕をこんなにかきたてる?
どこが唯一無二?
それはねクラシコイタリアに首ったけな僕の心の片隅にあるモードへの郷愁なんだと思う。
当時は高くて触ることもままならなかったモードブランド。
DCならギャルソン、イタリアンデザイナーならアルマーニ、ヴェリー......。
30~40年前夢中で憧れたそんなブランド達のカッコ良さ。
そして、そうそうたるハイブランドのコートをプロダクトする、伝統あるコートファクトリー、シーラップ。
そのオリジナルコレクションの一品一品に宿るのは、デザイナーの郷愁なのだ。
僕が言いたいのは、シーラップのコートは「ただのミニマルなコートではない。」
クラシックに見えるかもしれない。でも、羽織ってみて欲しい。
そのなかに20%?30%モードが潜んでいる。
それはサイジングだったりデザインだったり。
本気のクラシックコートブランドとは、ちょっと違うんだな。
だから、どんなモデルのコートを羽織ってみても、間違いなくカッコ良さを感じてもらえるはず。
さて、今日は定番ブルゾン、「PORTFINO」(ポルトフィーノ)。勿論ベースはG9。
スイングトップモデル。
フードがついているモデル「MARINA」は、去年オーダーした。
光沢のあるリモンタのナイロン。そこはかと漂うPの郷愁。
うすく中綿が入っている。色は、ミディアムブラウンとブラック。
こいつは迷うねぇ~。
さぁて、アウターが恋しい季節がやってきました。
「寒いのは苦手だけど、カッコイイアウターがあれば、心もあったまる」ってもんです。
クローゼットから「そろそろ俺の出番だろ。準備は整ってるぜ、ベイビー。」という声が聞こえてきます。
ショートにロング、ステンにトレンチ、ダウンにムートン、ミリタリーにチェスター...。
さぁ、あなたの今シーズンのアウターのイメージは?
コートって男をナルシストにさせる洋服なんだ。(う~ん、我ながら名言。)
なんか映画のワンシーンで自分がそれを着て、主役となってる姿を妄想しながら酔える。
スーツやジャケットと違ってずっと着ていることはない。
車と一緒で必要な時だけ、主役になる道具であり、相棒である。
皆さん 数着相棒をお持ちでしょうが、満足してます?
思い切って手に入れた高額なあいつ。大事に着てる。ご近所用に買ったリーズナブルなこいつ。
意外とこいつが一番活躍してたりして...。
今日ご紹介する、今春から始めた❝リンペルミヤビレ❞。
こいつはご近所用にも、ここ一番でも使える、ミステリアスなヤツ。
僕は決してミリタリーな男じゃない。だけど、ここのデザイナー、ロマーノ・ルドルフィは、僕にミリタリーのカッコイイ着こなしを見せつけてくれたイタリア人。
ちなみに、来春から彼のコレクション❝RR❞というブランドを始める。
そんなロマーノのコレクションから選んだピーコート。
LANDI社という老舗コートメーカーが作ってるんだけど、このリンペルミヤビレはプライスはそんなに高くない。ロマーノの方針なんだろう。庶民が買いやすいプライスとカッコイイデザイン。
アルバーノにはもってこい!だ。
このピーコート、シーラップのメルトンの重厚感はないが、ゆる~いスタイリッシュ感が漂う。
ヘビーローテーションで使えそう。
帰ってきたロマーノ・ルドルフィ、楽しみだ。
ホームページにOUTLETページを作ったのはいいんですが、まだ1回しか出していません。
2回目お待たせしました。えっ、待ってないって?
確かに1回目は、残念ながらノーリアクションでした。
ちょっと高かった?外の新看板の前で写真を撮ったのですが、外で撮ると色が出にくい。
それともSALE時期と重なってタイミングが悪かった?
いろいろ理由は考えられますが、商品が皆さんの欲しい!気分に引っかからなかったってことでしょう。
あれからちょっと間隔はあきましたが、どんどんやっていかないとリアクションは得られないでしょう。
いろいろと紹介していきますよ。
もし、時間が経って気分が変わったら、問い合わせ下さい。
万が一 残っていたら、プライス等交渉して下さい。柔軟に対応させて頂きます!
今日はまさに1点モノ!
まずはサイズから、48で~す。
デ・ペトリロのジャケット。ナポリモデル(芯が入っている。)
黒ベースにグレーのグレンチェック。グリーンのオーバーペン。
これくらいの大きいチェックは、体格のいい方にはオシャレだと思います。
着こなしの幅も広いですよ。
気になるプライスは、税込みで¥70000です。
ぜひぜひご検討を。
コロナ以降 ワーキングスタイルが自由になってきている所も多いようですが、案外カジュアルなコーディネートを考えるのって頭使うし、数が必要になってくるように思います。
スーツスタイルやジャケ・スラを何パターンかにインナーを変えて着まわすほうが、ずっと楽だと思うのですが...。気楽なカジュアルスタイルにこだわる方が、楽しいのでしょうか?
ここ数年スーツ、ジャケットの需要は、圧倒的にネイビー無地です。僕達もそこんところのフォローが中心なり、柄物、色物をバイイングすることにすごく慎重になってしまいます。
スーツ屋として自分がお客様にオススメしたいものを、自分が好きなものを自由に仕入れ出来ないことにちょっとストレスを感じている今日この頃です。
そんな訳で、今日は紺無地ではないスーツをティト・アレグレットから2マークご紹介します。
最近雑誌でもよく見かけるようになってきましたティト。
前にも書いた通りナポリで作る、最もナポリを意識したスーツ。
ナポリで作るから意識する必要はないはずなんですが、それだけわかりやすいということです。
一つ目は、ブラウンのマイクロ千鳥のフランネル。
柄物ではありますが、マイクロ千鳥なので柄が目に入りません。明るい色目で色っぽいですね。
ちょっと上級者用スーツといったところでしょうか。
二つ目は、ライトグレーのサキソニー。ここ数年紺に次いで、人気があるのがライトグレー。
これもティトのナポリらしいナポリスーツになれば、一目、二目おかれますよ。
シンプルだけど、只者じゃない感が漂います。
いつものごとく写真で僕が着ているのは、僕にはワンサイズ大きい44サイズです。
当店の東京在住のお客様M夫妻の奥様から、「秋にクラシックのコンサートをするので、アルバーノさんで私を含めた出演者3名の衣装を選んでいただけませんか?テーマは、クラシコイタリアで。」
というオファーがきたのが今年の春。
そんなスタイリストのような経験は勿論ないのですが、「そういうことでしたら出来るだけ頑張ってみます。」と要望であるクラシコイタリアをイメージしつつ、男性1名・女性2名のコーディネートを考えました。レディースは少ない在庫の中から、チルコロのスーツをベースに小物で味つけ。男性はジャケスラにタイドアップでカッチリとまとめてみました。
そのコンサートが、先週10月8日富山で開催されました。
土曜日なので行けないな。と思っていたんですが、招待状も頂いたので、ちょっとだけ店を休憩し1時間ほどですが行ってきました。
音楽は好きですが、クラシックはほとんど聞かない僕です。しかし、初めてのナマのクラシックのコンサートは、自然と背筋がのび、でも、リラックスして気持ち良く、素晴らしいものでした。
コンサートで演奏されたのは、ベートーヴェンの曲。クラシックもじっくり聴いてみようかなという気分になりました。
衣装?3人ともいい感じで着こなしておられて、バッチリ!!でしたよ。感激!
奥様、演奏も衣装もカッコ良かったですよ~!
さて、アウターが欠かせない季節になってきました。
アルバーノ 秋冬定番レザーの一つ。スエードのヴァルスタリーノ。
こちら直輸入しております。円安で苦しい状況ではありますが、ヴァルスターの入荷時期は、ぎりぎりユーロ138円で決済。なんとかおさえられました。今は145円いってますからね。ホーッ。
それでも商品の元値が、昨年よりも50ユーロ上がってます。しか~し、そこはアルバーノマジック!
今シーズンは3色展開。定番ブラウン、ダークブラウンは昨年もやりました。そこに今年は濃紺(黒っぽい紺)が加わりました。
大人のブルゾン。ブルゾンの名作ヴァルスタリーノ。ジャパンフィットなので、ワンサイズ小さめ。
外の写真は、実際の色よりかなり明るめに写ってます。どれも合わせやすい良い色。
エンメティ同様細々とゆる~くやっております。
秋冬物は揃いつつあります。
アウターは、ヴァルスタリーノ・春から始めたリンペルメアビレ・そして、我らがシーラップ、と入荷ラッシュです。
ちょっと遅れているのが、GABO・フィナモレ・デヴォレ・アレッサンドロルッピにマウラー、小物類。
そして、今回初トライのナポリの大御所、ダル・クォーレ。このあたりが入れば完納です。
前回お知らせした「富山市中心商店街プレミアム商品券」なんですが、なんと10月1日、2日でほぼ完売してしまったようです。
「どこで買えるのか?」問い合わせを沢山いただきましたが、そんな訳で購入希望しておられた方々には、残念な結果となってしまいました。申し訳ございません。
この数日で急に気温も下がって、そろそろ本気の冬支度です。
プレミアム商品券はなくとも、アルバーノ バラエティに富んだスペシャル隠し玉商品も、そこいらへんのアウトレットもびっくりなプライスのものもございます。
皆様のご来店をお待ちしております。
朗報です。明日10月1日から、富山市中心商店街で使える「富山市中心商店街プレミアム商品券」が発売されます。
1冊に12000円分綴られた商品券が、10000円で購入出来るんです。一人5冊までです。
なので、最大60000円分の商品券が、50000円でゲット出来る訳です。
例えば、2回並べば、もしくは、家族の力を借りれば、当店で120000円の商品が100000円で購入できます。
20%近い値引きになります。商品券の有効期限は、12月31日まで。
これは、おいしい話でしょう。お客様はモチロン、僕達もチャ~ンス!
使えるお店は、チラシ裏面に書いてあります。百貨店では使うことは出来ません。
もし、富山のまちなかでそこそこのお値段のものを購入予定の方、発売は明日からなので、お早目に購入を。(販売冊数は1500冊なので、すぐに売り切れてしまうのでは...?!というウワサも。)
さて、何を買おう。どこで使おう?
おい、おい、何を迷ってる。迷う必要なんかない!
単価の高いものがお買い得。Let's go to ALBANO!当然アルバーノ、ノリノリ!
このチラシを作った人、よくわかってらっしゃる。
何も言ってないのに、イタリヤ服専門店ALBANO。イタリアだったら、100点満点もらえるのに...。
普通セレクトショップということになるんですが、具体的に書いていただいて...。助かります。
(ここで種明かしをします。実はウチの相方さんが知らないところで、私アルバ子が商栄会の方にお願いしてこうなりました...。Good jobでしょ?)
これ見て、「おっ、富山にイタリア服専門店があるのか?!」なんて驚いている方も多いのでは。
インコテックスは富山で買えますよ~。わざわざ東京へ行かなくてもいいんです。
デ・ペトリロは、沢山揃ってますよ~。
徐々にですが、秋冬物も揃って参りました。
今日来店されたKさんが、商品券第1号となりそうな感じです。
ヴァルスタリーノを予約していかれました。
アルバーノ、スペシャルプライスの商品も満載です。
それで、商品券を使おうもんなら(アンタさん)大変なこと?!になりますぜ、旦那。
そんな耳よりな情報の後には、このブランドも商品券を使うにはもってこいのブランドではないでしょうか?
このブランドアルバーノでは、大々的にはやってません。細々と当店の顧客様あたりに静か~にやっております。
今をときめくレザーブランド「エンメティ」!
もう何の説明もいらないでしょう。
人気NO.1のお馴染みのライダースのJURIの黒。
ド・ストライクです。そんなに数も仕入れてませんので、声高に...。エンメティ!と叫ばなくてもいいんです。
アルバーノにレザーを望む方は、基本エンメティのJURIとヴァルスタリーノは揃えてるとご記憶下さい。
それでは、商品券がどれくらい飛び込んでくるのか?!...楽しみにお待ちしておりま~す。
今ちょっと前、フラっと一人の男性が来店。
ひととおり店内を見られて、「スゴイ商品量ですね。こんなに沢山あると一日いても見きれないですよ。近く(滋賀県)にもこんな店があったらいいのに...。」
イタリアンクラシコには、結構詳しそうな初めての青年。どう見てもサイズは、ウエルカムの42,44位。
「そうなんですよ。実は、店内わざと見にくくしてるんですよ。その方が、お客様と話しやすいでしょ。サイズもバラバラなので...。でも、お客様には朗報です。お客様のサイズ42.44は、かなり豊富にありますよ。」
次から次へと無意識に僕の手が42サイズを選び、お客様は鏡の前でほぼマネキン状態。あまりにもうれしくて調子にのって勧めすぎたかな。
「ちょっと今から飲み会に行くので、明日寄れたらまた寄りますね。」
「なかなか42を着られる方との出会いが少ないもんで...。」
急遽ブログに登場していただきました。明日ぜひぜひ!お待ちしてま~す。
さてと、今日は何度かやっております、ナポリのシャツ「マリア・サンタンジェロ」。
実は、今現在来春夏物のオーダーをさせてもらってます。
丁度そのタイミングで、秋冬オーダー分が入荷してきました。
今回は、襟型を「FRANCO」にしてみたんですけど、カラーステイがないとなんか硬さがとれ、ソフトでエレガントに感じます。ドレスでもカジュアルでもいけそうな感じ。
やはりここんちのシャツはGOODですねぇ。
4か所ハンドでコスパもいい。
3マーク。まずは、白と間違ったのかな?いや、そんな訳ない。限りなく白に近いうす~いラベンダー。
続いて、ピンオックスのホワイトとサックス。
ホントいいシャツ。だからと言って調子にのってオーダーし過ぎないようにしないとね。
2週間程前から、店裏の水回りで「チッ、チッ、チッ......。」という鳴き声。
最初は小鳥の声にも聞こえたが、トイレに入り納得。コイツか!
お客様も使うことがある(どうぞ遠慮なく使って下さい。)古い和式のトイレに一匹のコオロギ。
美声が心地よい。仲良くしようぜ、と軽くなでてやった?!
コオロギ:「なんで俺、ここに来たんかな?イタリア職人服かなんか知らんが、頑張りなよ。ここに来たのも何かの縁。俺の一生はアルバーノに捧げてやるさ。」
俺:「ありがとよ。君はトイレの神だから。お客様に秋を届けておくれよ。あっ、福(服)もね。」
さて、そんな秋モードが少しずつですが盛り上がりつつある店内から、今日はデ・ペトリロのジャケットです。
もう語ることがないくらい語り尽くしてきたので、もうしつこくは言いませんが、ナポリではしっかり地位を築いたんじゃないですか。
アルバーノにとっては段々遠い存在になっていくように感じます...。
淋しい...、なんかこんなパターン多いなぁ。
最初の頃よりプライスが立派になってしまい、庶民のアルバーノには以前のようなビッグオーダーが出来なくなっちゃいました。
世の中思った通りにはいかないものです。
だけど、アルバーノには欠かせないブランド。無理せず背伸びせずマイペースで付き合っていきますよ。
今日紹介するアンコン仕様のNUVOLA。好きやなぁ。
優しくて、色気があって...。前シーズンから背幅を広げ、サイズ通りのサイズ感になりました。
それまでは若干小さいという声も多かった。万人ウケする完成度です。
まずは、ダークネイビーのグレンチェックのオーバーペン。
生地はやや薄地、だから早くから着られる。チェックは目立たないので、合わせやすい。ダークなカーディガン調。(写真着用はサイズ42)
次は、シックな紺とグレーのがんクラブチェック。(写真着用はサイズ44)
上の生地よりちょい肉厚。しかし、ホントにしなやかで着やすい。
この秋は、シックな大人を目指せ!
久し振りに復活します、パンツブランドPT。
長年デニムはケアレーベルを扱っていましたが、日本での展開がなくなってしまいました。
その為あれこれ迷走しておりまして...、そして、再びPTやろうということになりました。
天下のPTトリノ。間違いはございません。
長い間ずっと続けて仕入れているインコテックスとの二本柱で鉄板でしょう。
前回ご紹介したボリオリ、春夏よりからのフィナモレと共にメジャーブランドが戻ってきました。
スーツ屋には、そんなに多くのカジュアルブランドは必要ありません。
安心できるお馴染みのブランドと、ちょっと隠し玉ブランドを上手くミックスさせていくことです。
さて、今回はデニムを主体に選びました。
PTに関しては、皆さんの方が僕より詳しいのでは?
今季は、スーパースリムフィットの人気モデル「SWING」に絞りました。
細いには細いですけど、流石キレイなシルエット。
フィット感が気になる方は、ワンサイズ上げて若干緩めにはいても良いです。
かなりストレッチがきいています。
上からライトブルー、普通のブルー、ブラックデニム、ホワイト、最後にリジットです。
ボリオリをやるかやらないか?
現在ナポリの3ブランドで落ち着いている。
お客様も当店を信頼してついてきてくれている。
そこに、かつてアルバーノの代名詞ともなったボリオリは必要か?
喜怒哀楽にした古巣代理店が、またボリオリを扱うことになった。
だからと言って、ボリオリが当時の輝きを取り戻すなんて保障は全くない。
ファッションは、刻々と移りゆくもの。
ただ、ボリオリとの別れは嫌いになったからではなかった。
ボリオリのファクトリー本体は、何も変わりはしない。
ボリオリが日本に入ってきた時、代理店でサンプルに袖を通した時の感動がよみがえる。
ファクトリーの力量が、ジャケットのクォリティ、個性を生み出すことはよくわかっている。
でも、ファクトリーの生みの親(ボリオリ一族)がいないファクトリーはどうなのか?
名作COAT、Kジャケット、ドーヴァーを発想したのは、GIGI(ピエルイジ)。
僕達が扱うのは、デザイナーブランドじゃない。
ファクトリーブランドだ。
いつも言っているように、僕がジャケットに惹かれるのは、そのファクトリーが持つ技術、センスである。
古巣代理店アマンさんで、来秋冬のボリオリを見に行った。
Kジャケット、COAT、ドーヴァー、懐かしの名作を次々と羽織ってみる。
特にすごい新しさは感じなかった。初めて袖を通してみた時の感動したボリオリは、COAT、ドーヴァーじゃなかった。
ジャケットとしての完成度に心を奪われたんだ。
一番気にしたのは、ボリオリらしさが感じられるかどうかだ。
ファクトリーとしての完成度の高さは変わっていなかった。
だから今回少しながらトライアルすることにした。
往年のブレイクなんて期待していない。これからのボリオリに期待するのは、ファクトリーブランドとしてのスタイルの復活というのが僕の本音だ。
と言ったら、やはり過去の栄光になるのかな。
何はともあれ、トライアル。ドーヴァージャケット。
デザインは、ラペル幅が広くなった。着心地はすごくいい。
プライスもスタートプライスで。チャコールとネイビーのサキソニー。
ボリオリをやめて結構な年月が経つ。
もう一度初心に返ってみるには、いい年月かもしれない。
8月も終わろうとしております。
秋冬商品多少ですが、入荷しております。
デ・ペトリロのスーツ、ジャケット。フィナモレのシャツは少々。
久しぶりに当店にかえってきました。PTトリノ。(今回はデニム中心。)
ブログでは商品紹介していませんでしたが、今回2回目の入荷のエンメティ。
そして、そして、このブランド。当店にとっては馴染みの深いブランド、ボリオリ。
巷で人気のあるブランドをあまり扱ってこなかったアルバーノですが、今から当店の知名度を上げるべく、特に地元で(今から遅いって??)、人気ブランドを多少トライアル、復活させました。
扱っているものがマイナーブランドが多く、ネットショップもやらずでは、新しい客層を得ることがとても難しいということに今更ながら気づきました。
勿論今まで僕達が温めてきたブランドを辞める気はありません。
アルバーノらしいブランドを中心にこれからも展開していくことに変わりはありません。
人気ブランドを増やすことで、庶民派イタリアンショップ「アルバーノ」を新陳代謝させていこうと思っております。
ティトやフェリージは近々入荷を予定しております。
他のブランドは、9月中旬~10月にかけての入荷となりそうです。
入荷状況知りたい方は、お問合せいただくか、インスタグラムをご覧ください。
8/31、9/1と遅いお盆休みをいただきます。
また秋からのアルバーノをよろしくご贔屓にお願いいたします。
誠に勝手ながら、
8月31日(水)・9月1日(木) 連休
させていただきます。
最近行きつけのCAFEは、マックCAFE。
2Fの指定席から車の往来を眺め、ボ~ッとしながら雑誌を見たり、店の戦略を企んだり...。
お気に入りのグリーンスムージーにマカロンなんかを口にしながら。
今日はちょっと小腹が空いたので、バーガーでも食べようか?
う~ん、メニューを見て悩む。久しぶりやなぁ。何がいいかな?
おおっ!これなんかお手軽なセットだよ。
「ハッピーセットをサラダとミルクで。」
するとお姉さんがちょっととまどった笑顔(に僕には見えた。)で、「おもちゃはどれになさいますか?」
「えっ、おもちゃまでついてくるんだ??」「......おもちゃ?!」
知らんかった。おじちゃんが選んだのは、もしかして...???
もう遅い。もう戻れない。ハッピーセットって聞いたことあるけど、そういうことだったのね。
「ミニヨンで。(相棒が好きなので...。)」カッコワリィ。
でも、小腹が空いてたら丁度いいサイズだよ。今度は、堂々と頼むぞ。
しかし、世の中知らないことが増えてきたね。
さて、お盆も終わり、秋冬物が少しずつ入荷しておりますが、今日はオールシーズンなドレ・カジシャツ。
まだ紹介していなかったエリコ・フォルミコラのワンピースカラー❝NISIDA❞の白とサックスブルー。
もう今シーズンも二度ほど紹介していますが、白・青無地はまだ出しておりませんでした。
毎シーズン白・ブルーは必ずオーダーしてます。
襟元に品を出すなら、ワンピースカラーがGOOD。
タイドアップも良し。シーズンレスな強い味方。
朝から商品が詰まったスーツケースを引いて、彼はやってきた。
ボリオリ、フィナモレ、ベルウィッチ。そう、彼はアマンのヤング営業マンKさん。
元ラガーマンだと思い込んでいたが(Facebookの写真から)野球マンだった。この業界、意外と多いね。
野球マンに悪いヤツはいない。この前も駆け込みトイレで助けてもらった恩もある。
一時期、アマンショップと言われた当店。ボリオリで1シーズン200ピースやってたからね。今じゃ信じられない。今後の展開はいかに??
ただ、ナポリモードで固まっていたところに、アマンさんからの強力なアプローチ、そしてKさんの突進力。
フィナモレは今春夏も好評。いいものはいいさ。ボリオリも今秋、少量復活。ベルウィッチも含めて様子を伺ってる状況だ。後はバジェット(予算)との相談。
サンプルは15日まで当店に置いてある。興味のある方は足を運んでね。
僕もじっくり吟味しながら、お客様の意見も聞ける。
エネルギッシュで爽やかなKさん。ついつい、お人好しな僕は情にほだされる。
いや、いかん、いかん!ここは冷静に、大事に。心を鬼にして仕入れ決めるぞ!
前回、展示会マンネリ発言したけど、アルバーノはイタリア服と心中していくと決めている。
どんなにイタリアンファッションが変わろうが、スーツ、ジャケットスタイルは永遠だ。
ジェントルマンにとって、ジャケットは自分の分身だから。
僕の天職はイタリアのスーツ、ジャケットを世の中の多くの男性に勧め売ることである。
長年続けているが、その内容は変化してきた。
ナポリの服と出会い、また新しいイタリアを発見した。そんな高級サルトなんか知らないよ。
いつも言っている庶民が手を出せるプライスの魅力あるイタリア服。
毎日ナポリのジャケットはおって鏡に映し、感じる幸福感。
江戸末期、現在の場所で呉服『井澤屋』を立ち上げ、爺さんが『洋服えびすや』に変え、
四代目の父が後を継いで僕が生まれた。
小さい頃、店の広いスーツ売り場でかくれんぼをするのが好きだった。そのせいで、物心ついた時から
オヤジが一生懸命客の男性にジャケットをはおらす姿を見てきた。
大学生になり、バイトでためたお金でDCブランドのジャケットを買い、ディスコでフィーバーしてた。
ご先祖様に洗脳されたのかもね。
こんな僕がスーツ屋(セレクトショップとは違うよ)に生まれたのは、単なる偶然なのか?
一般的なセレクトショップはトータルバランスが大事。でも当店は店内の半分はスーツ、ジャケットだ。
それは僕の脳裏にオヤジのスーツ屋の残像がこびりついているからかもしれない。
昔、沢山あった個人のスーツ屋は今ではほとんど見かけなくなった。オーダースーツ屋は盛況のようだ。
今秋から、一番力を入れているGABOのシルエットを少しいじった。
より完璧にする為に。(僕は今のままでもよかったが)
まだご対面していないが、待ち遠しくて仕方がない。この楽しみは何にも替えがたい。
展示会のコレクションを見る以上に・・・
だって、うちだけのナポリ製オリジナルジャケットが出来るんだぜ。
コスパ最高!GABOはもっと評価されるべきブランドだ。
今秋スーツ屋がまた一つ新たな隠し玉を提案する。こんなのどうだ!
うちのオヤジは無口で、あまり会話はなかった。
「オヤジ、まだスーツ屋をやってるぜ。喜んでくれるかい?」
オーダー屋でも洋品屋でもセレクトショップでもない。
ただ僕は生まれたんだ。ここで。スーツ屋で。
先日展示会を回ってきて、今思うことがある。
今までこれでもかと底なし沼のように出てきたイタリア服文化も、いよいよネタが
切れてきたのかなということ。
要するに、今までのようなワクワク感が薄れ、刺激がなくなってきた。
イタリア専門でやっている当店が、そんなネガティブなこと言っちゃ身も蓋もないよね。
まぁコロナ前くらいから感じてはいたことなんだけど・・・
イタリアも景気が悪く、潰れたり、守りに入る企業も増えてきている。
そこにきて、円安による値上げ。
頼りにしていたブランドから告げられた悪い知らせ。
長年の付き合いのブランドのコンパクト化!(さみし~~)
強烈パンチをモロに食らった展示会だった。
それはそれで受け止めて前に向いて行かねばならない。
人気ブランドをガッチリ扱っていれば、こんな心配はないのかもしれない。
勿論うちの庶民派イタリア専門服店というスタイルは変えるつもりはない!
カッコいいイタリアモノを手の出しやすいプライスで提供する。それは信念だ。
コスパのいいものを探そう。多少、新しいブランド、人気ブランドもラインナップ
していく。
悪い話ばかりじゃないさ。スーツ屋としての新しい戦略を考えている。
カジュアルもトレンドに流されすぎず、アルバーノらしいカジュアルを提案していくよ。
展示会のラストに僕の目が輝いた☆ブランドと再会したんだ。
辛いなりに、マンネリにならないように打つ手は打った。
来春夏は期待してください!!
誠に勝手ながら、
20日(水)・21日(木) 連休
させていただきます。
今回のHPのリニューアルにともない、OUTLETコーナーを設けました。
皆さんご存じか思いますが、アルバーノは新品、旧品(僕自身は全てが新品と思ってますが)取り混ぜて売り場を構成しております。
基本的にイタリアンクラシコの品揃えとして、あまりトレンドの強いデザインモノは扱わないようにしています。ですので、気に入られたモノ、サイズが合われたモノは、十分現役です。
ただ、以前仕入れたモノは、どんな定番であろうと多かれ少なかれ値引きはいたします。
もちろんそんな商品を狙って来られる方も大歓迎です。
現在SALE中ですので、OUTLETに出すタイミングではないのですが、こんなのも残ってますよ。というモノを店に来られない方々へのご紹介として、ピックアップします。
そんな第一回目は、デ・ペトリロのアンコンジャケット2マーク。
この前 お買い上げいただいた方が来られて、「いやぁ~、この前のペトリロのジャケット、何人にも褒められてすごい反響でしたよ。」
と言う大変うれしい報告を受けました。
ナポリは、あまりアンコンジャケットという概念がないんじゃないかな。
ペトリロは10年前から一着一着箱に入ったアンコンジャケットを作っていた。
ベニーさんも色々試行錯誤してきたけど、ペトリロのアンコンはしなやかで色気があるんだ。
一度着たら、自信もつくし、やみつきになるよ。
まずは、ネイビーのヘリンボーン、素材はコットン・リネン。NUVOLAのANACAPRIモデル。ダークでコーディネートしやすいよ。在庫サイズは、42、44、48、50。
代理店プライス¥113,000+消費税→¥80,790(税込)。
次は、ブラウンのハウンドトゥース。素材は、ウール・リネン。NUVOLAのANACAPRIモデル。
シンプルに合わせれば、お洒落度UP。
代理店プライス¥126,000+消費税→¥90,000(税込)。
SALE 2日より順調なスタートをきりました。
カットソー、ボトムスの動きが良いですが、バランス良く売れていっております。
ずっと置いてあったフェリージ・レザーブリーフ9841(途中一時なくなるも、ず~っと続いていた)が、今日一つ売れ、ついにラスト1になりました。
うれしいことですが、アルバーノの守り神のような存在が売れてなくなると、正直複雑な寂しさもあります。
今もうコレクションリストからはずれております。
流石に二度目の奇跡の復活はないだろうなぁ。
フェリージの30数年前のオールドコレクションは、かなりなくなってしまったり、形を変えていってます。
悲しいな。
この9841はナイロンバージョンから、キャンバスバージョン、そしてレザーコレクションまで色々出ました。
このボディとハンドルの色のコントラストを考える、妄想する時が、僕にとってなんとも言えない楽しい時間でした。
今日売れたMUD(濁った茶色)×ブラック(黒)も、3年ほど居座りましたが、これは渾身の色合わせだったな。おそらく世界で一つだけのフェリージだと思います。
お買い上げ下さったお客様と赤い糸が結ばれていたのでしょう。大事に使って下さいね。
僕たちの商売は、生活の糧であると同時に夢を売ることです。
代理店でブランドを見極める→サンプルからチョイス→自分なりの妄想力をフル回転してオーダー→商品入荷→当店だけのコレクション。それを気に入ったお客様にお買い上げいただく。
そこには、ストーリー、物(モノ)語りがあるのです。
僕達のストーリーからお客様のストーリーへと受け継がれる。
そんな物の流れの中に、僕達のアートな妄想と商品に込めた愛情が隠れているのだと思います。
これからもこのように自信ある名品を提供していかねばならぬ。と、しみじみ感じました。
本日 2日(土) より、SALE始まります!
掘り出し物がきっと見つかるはず!
皆様のご来店お待ちしております。
久しぶりの更新です。今日はラーメン屋の話を少し。
昔から好物と言えば、「ラーメン、チャーハン、ギョーザ」という実に安上がりな僕です。
おいしいラーメン屋日本中に沢山あると思いますが、意外と知られてないのが「京都ラーメン」じゃないかな。
老舗の名店から新しい店まで日本有数の激戦区。イメージと違い天下一品に代表されるようなコッテリ系が多い。
大学時代は大体決まった店に通っていましたが、後から知った名店、❝新福菜館❞。
京都駅の近くにあるのですが、激ウマ。お店に行ったのは一度だけですが、富山のブラックラーメンと似ていますが、味は全く別物。
新福菜館のチャーハンも黒くてウマい。数年前ウチの近くの百貨店の催事で着ていたので、喜びいさんで食べに行きました。
ただ、なんかあまりしっくりこない味。思わず店員さんに聞きました。
「これは京都のお店と同じ味ですよね?」
「えぇ、モチロン同じですよ。」
そりゃそう言うしかないだろ。聞いた俺も悪かった。そう答えるしかないだろ。
「違うかもしれません。」とは言えないわ。
僕が大学時代に一番好きだったのは、屋台のラーメン❝横綱❞。
京都の北の大学に通い、住んでいた僕は、深夜数名で原チャリで山越えしてのラーメンツアー。
特に寒い時外で食べるスゴイボリュームのラーメン、たまらんかったなぁ。
それから20年後京都に横綱ラーメンというチェーン店(昔は屋台でやっていたらしい)を見つけて、食べに行った。
正直同じなんだろうけど、やっぱあの時の屋台で食べた味とは全く違って感じたな。
さて、今日はマジェスティックのカットソー半袖編。
紹介がちょっと遅くなりました。
まずは、クルーネック。ガーメントダイ。浅いブラウン、グレージュ。綿100。
洗いナシ。ブルーグレー。綿100。
ボーダー、紺×白、グレー×白。綿100。
次は、スキッパーポロ。ガーメントダイ。ライトブルー、浅いブラウン。綿100。
スムースコットン。パールブルー、ブルー。綿ストレッチ。
着心地よし、しなやかで丈夫、お財布にも優しい、マジェスティック。
まだ着たことない方、ぜひ一度お試しを。
誠に勝手ながら、
22日(水)・23日(木) 連休
させていただきます。
20年位前から深夜寝る前、環境映像を10分程見て眠りにつくようにしている。
環境映像とは、地球上の自然、動物、街等の風景をB.G.Mをバックに流す映像番組だ。
こういうのをボ~っとしながら見るのが、結構好きだ。
最近では「魂のたき火」。なんかいいねぇ。
ただ、たき火が燃えるのを映しているだけ。気持ちが落ち着いて寝やすいらしいよ。
鉄道モノもよくやってるけど、空撮で上空から撮るのもいい。イタリアのシチリアなんかよくやってるなぁ。
昔ニューヨークの夜景がすごくお気に入りだった。
今でも一番行ってみたい街ニューヨーク。いつか実現させることが、僕のモチベーションになっているんだ。必ず行くぜ!ニューヨーク!
今日は第2回目、一部で熱狂的なファンも多いシャツ、エリコ・フォルミコラのNISIDAモデル。
ワンピースカラー、イタリアンカラー呼び名は色々。
このNISIDA、問題点が一つある。着丈がやや短いことである。
身長がある人等一部の方で、パンツインすると裾が出てきてしまうようだ。アウトでしか着られない人がいるという点が残念。
しかし、いろんな着方が出来るのがいい。無難に着るならボタン2つ開けで襟のVゾーンを見せるのがキレイ。この時はちょっとクセづけする必要がある。
まず1番目、リネン100%の濃紺。
2番目、薄いイエロー系ストライプ。
3番目、オックスの綿100%。色は白。
4番目、綿100%のチビペイズリー。紺色。
皆さん、好きに着まわしてね!
先週日帰りで行ったプレコレクション。どこも早いんだよ...。と思いながら、表参道のルイヴィトンのあたりを歩いていると、おなかにイヤな違和感。
ヤバイ!きたか、大きいヤツですよ。もよおしてきたようだ。
次の代理店までは結構歩く。
こりゃムリだ。冷静になれ。冷静に。手堅いところでカフェに入るか。イチかバチかコンビニか。
ちょっと待て!この道をまっすぐに行くと骨董通り。確かそこにはアマンさんがある。
この前プレコレクションの誘い断ったな。本コレで行くって。気まずい?
まぁいいっか。背に腹は代えられぬ。トイレくらい貸してくれるやろ。
ちょっと歩き方がおかしくなってきたモン。ダッシュで2Fへ。
「こんにちは...今日はノーアポイントだよ。」ちょうど担当のKさんがいて、「アレッ??」って顔。
「急におなかが痛くなって、Kさんの顔が浮かんだんだよ。」
「あっそうなんですか。どうぞ、どうぞ。」間一髪、助かった!
アマンさんとの取り引きが再開して、よかったよ。
再開してなかったら、もうアウトだったかもな...。
「さぁ、すっきりしてウンがついたところで、ちょっと見せてもらおうか。」
なんか最近展示会回っている途中で、よくもよおしてくるんだな。
この前もフィーゴの新事務所がわからなくて探しているところで、ヤツがやってきて、事務所にたどり着いているのに、隣のコンビニに駆け込んじゃったよ。
都会はトイレを貸してくれないコンビニも多いからね。ケチ!
お洒落はファッションの話をしなきゃいけないのに、何話してるんだろ俺。
いやホントはもっと重い話を書こうと思ってたんだよ。なのに一転してアホ話。
今日は軽~く半袖ニット2ブランド。パイルしばりで。
これからの夏一枚で着てもいいし、ジャケットのインナーにもいい、薄手のタオル地パイルニット。
グランサッソより緊急入荷となったクルー半袖。コットン×ポリ。赤と白。赤はややライトな色目の赤。
そして、初登場モルガノのスキッパーポロニット。紺と白。
どちらも肌触りの優しい気持ちよさ。
誠に勝手ながら、
1日(水)・2日(木)連休させていただきます。
店の前でボーっとしてると、「何してんの?おさぼりか?」
突然後ろから声をかけられた。あっ、不思議オジさんだ。
店頭のジャンネットのセットアップを見て、「この太陽のマークのブランド、羽田空港の店で一番売れとるらしいぞ。」
「はぁ~、僕最近飛行機乗らないもんで...。」
とにかく言うことが変わってるというか、不思議?ナゾ? (しかし、これが当たってることも多いのも不思議。)
当店に顔を出すようになって30年近く経つ。
いまだに「君んとこの店、なんて言うんだっけ、ずっとエビスや(僕のオヤジがやってた頃の店名)だと思うとった。」
どこまでが本気で、どこまでが冗談か?
ほとんど買い物はしないが、過去5回位は買ったことあるかな。
一度だけ衝撃的だったのは、トツトツと入ってきて何もしゃべらず、奥にあった10万位のレザーブルゾンを
「これ、もらっとくわ。」と言って他には何も言わず買っていったこと。当然僕は呆気にとられていた、不思議。
「俺シャツ出して着るのイヤやねん。ベルトのバックルがお腹にあたってちめて~(冷たい)やろ。」
そういや昔はよく宿題を出されてたっけ。「このニットブランドいいねぇ。10年前に買ったの今でも着とるぞ。毛玉一つできん。そんでこれいくらにしてくれんの?今度来る時までの宿題やぞ!」と言って去っていくこともあれば、出ていく間際に手まねきして僕を呼ぶ。
「君んとこのいいところ教えたろか。」そして、小さくささやくような声で、「チャイナがない。」とだけ言い残し去って行く。その後ろ姿に僕は言う、「それ、何度も聞いたよ。」
今日は、羽田空港のメンズショップで一番売れているということらしいジャンネット。
実は、今回シャツはやってない。それでも昨年好評だった3ピースになるカジュアルセットアップは仕入れた。
ジャケット、ベスト、パンツは単品売り。素材は、シャンブレーのダークとライトカラーのコットン100%。
春、秋ならセットアップで、合わせを楽しんでもいい。
ジャケットは着やすいので冬以外は着まわせる。ベストは、裏もとも地だから一枚でサマになる。
ジャンネットはシャツ屋だけど、カジュアルのセンスもいいよ。
しかし、あの不思議オジさん、このブログ見てないよな。
店名もちゃんと知らないみたいだから、大丈夫か。いや、でも、もしかしたら、「あんちゃん、俺のこと書いとったろ。」なんて言って店に飛び込んで来たりして...。絶対無いとは言いきれないのが、不思議なのだ。
白いパンツをお持ちのあなた、これからの季節はクレリックシャツを1,2枚持ってたら勝ち!ですよ。
コーディネートは悩まずO.K.。簡単にオシャレ度アップ!
キレイに着なくてもいい。くずして着てもいい。最近あまり見かけないからいい。イタリアシャツブランドのクレリックならもっといい。もういいことづくめじゃん!
クツは重要ポイント。目立つからねぇ。お気に入りのモノを。
「クレリックって流行ってんの?」イヤ別に。そんなのどうでもいいじゃん。
タイドアップならエレガント。カジュアルに着くずすんなら新しいじゃない。
好感度、さわやかさUP。だからトライしてみて!
今日は、エリコ・フォルミコラのクレリックシャツ限定。
ドレスシャツの無地、白、ブルー系は常時やってますが、今回は普段そんなにやらないクレリックを多めに。
なんかインスタグラム見てたら、クレリックを着こなすジェントルマンが多く、ちょうど仕入れの時と重なり、僕自身もクレリックモードに。
入れてる襟型は、ドレスモデル。ワイドなFIRENZEを基本にしているんだけど、今回はちょっぴり襟高のLUCIANO(ルチアーノ)でやってみた。
1枚目 サーモンピンクとライトブルー(ミントっぽい。)
これはカジュアルもいいけど、ドレスタイプかなぁ。
2枚目 ブルーとチャコール。これはコントラスト強いからカジュアル、ドレスどちらもいい。
3枚目 ミディアムブラウンとブルーストライプ。これもカジュアルっぽく使ってもいいね。
4枚目 ピンクとブラウンのギンガムチェック。これはカジュアル度が高い。
カジュアルで使う時は、カラーステイはとって使おう。
相変わらずバッグ、ベルトは、フェリージ一本でやってます。
バッグの世界も変わってきてますね。
出張、旅行はキャリーケース、都会ではリュックがやたら目立つ>
以前はあちこちで見かけたフェリージも落ち着いた感じです。
はっきり言って、これくらいでいいんですよ。
やたら一般ピープルに浸透しすぎましたね。元はウンチク派のマニアックバッグだったんですから。
「ナイロンなのに、なんでこんなに高いの?」
「それはね............(中略)、そしてお洒落のアクセサリーになります。」
なんかカッコ良く見えてきたのか、一般ピープルもその丈夫さ、使い勝手の良さを実感したようだ。
気がつけば、街の中にフェリージの紺のナイロンにライトブラウンの皮のコンビがあふれてました。
その頃は、かたくなに紺×ライトブラウンを入れてませんでした。
僕は、売れ筋モンに背を向ける男なのかな。「人と同じがイヤ。」が、信条ですから。
アルバーノに来る方は皆「変わったフェリージおいてますね。」って言ってました。
前から言ってますが、スーツ屋アルバーノにとってフェリージは、華であり、❝大人のおもちゃ❞なんです。
いろんなカラー、コンビネーション、デザインが、スーツの堅い空気を和らげてくれるんです。
だから、これからもアルバーノのフェリージは、変わってるねって言われるコンビネーションにこだわりますよ。
今なら紺×ライトブラウンも入れますけど。
さて、今日のフェリージ、6マーク。
まずは、トートバッグ。ダークなカモフラ。カモフラが強く出ていないので、シックです。
次は、素材がシュリンクレザーの同型のダークブラウン。中は、トープ色。
3番目、ヘルメットバッグの横長。色は、ココア(久しぶり)に皮はダークブラウン。
4番目、長く続いているショルダーバッグ。
イングリッシュグリーンに黒のレザーでひきしめました。イイネ!
5番目は、トート型ブリーフ2色。ハンドル長めで肩かけO.K。(ストラップは別売りです。)
色は、ネイビー×ダークブラウン。シック! タートルドープ×黒(好きだねぇ。)
残りのバッグは、またの機会に。
今日も初めてそうなヤングの来店。
多分僕がアプローチしなければ、そのまま出て行ったであろう。
あまり長い商品アピールは、ウザく感じられるだろうと、最近は端的に「見るだけでいいから見ていって。」と、自分の熱い熱量を抑えてフレンドリーに軽いノリを意識するように心がけている。
たまにはヒートアップしていくこともあるが...。(反省)
大体の人は、「いや、どんなものを置いているのか、ちょっと思いきって入ってみたんですよ。」って感じ。
こんなアーケードのガチガチの商店街で、ウインドーがど~んと構えているような店は、誰だって入ってみるのに勇気がいりますよ。お化け屋敷のノリか。
30秒から1分ほどでどんなモノを扱っているのかプレゼン。その時間も本人からしたら長~く感じるのかな。
ウチは話のネタになりそうなインテリアを所狭しと飾ったり、CDも売っているのかと思えるような量を並べてジャングルのようにしてますが、洋服目当てに来る人にそれは目に入らない。
今日のヤングとはすごくいいキャッチボールが出来、オヤジの冷静な技をスムーズに受け止めてお買い上げいただきました。
今日はここ数シーズンやっているニットブランド、フィリッポ・デ・ローレンティス。
イタリア新鋭の人気ブランド。プライス的にもリーズナブルで、クォリティも安心できる。
シンプルだけど感性も良く、サイズ感も日本人向きである。
まずは、昨年も人気があったクルーネックのラグランスリーブニット。クレープコットンがひんやりとした肌触り。色は、グレーとネイビー。
次は、バルスター型のカーディガン。ザノーネのCHIOTOを彷彿させる。
このブランドザノーネ同様タイトめ。いつもよりワンサイズアップでもいいかも。素材は、クレープコットン100。
3番目は、半袖クルーネックニット。これもクレープコットン。色は、ブラウンと白。
ラストが、コットン×リネンの杢調の半袖。色は、シルバーとチャコールグレー。
どれもサイジングが攻めてる!!
ゴールデンウイークも終わった。前半は良かったが、後半はもうひとつだった。
ずっと好調が続かないのが、ゴールデンウイーク。ちゃんと帳尻があうようになっている。
とにかく一区切りがついた。これからどんな展開が待っているのやら。
ホームページもリニューアルして2か月ほど経つが、ブランドリストがようやく新しくなる。
アウトレットも始める予定だよ。
店頭に出す大きな看板はもう出来上がってるんだけど、こちらの事情でちょっと待ってもらっている。
何しろかなりデカくて目立つと思うので、楽しみだな。
看板が目立って、来店客が増えるといいんだけど...。そんな甘くはないよね。
さて、今日はティト・アレグレットのスーツ2マークです。
この前ティトの回で一番ナポリを意識しているブランドだって書いたけど、着てみるとそれを感じてもらえる。
ティトさんのインスタグラムも沢山出してるけど、やっぱりコーディネートがスゴいね。勉強になります。
まず、1つ目がグレーのマイクロ千鳥のシックなスーツ。
シャリ感があり、シワになりにくい素材。ティトの服は生地のブランドタグがつかない。
オーダーした時チェックしてるんだけど、紛失してしまってわからない。
僕にはワンサイズ大きいサイズをムリに試着してみました。
続いて、ダークネイビーの細かいピンドットの織り。これもウール100。
ジャケット単品でも使えます。生地もオールシーズンいけます。
これは46より上のサイズしかないので、試着ナシ。
来週13日(金) 僕とTさんが自慢のレコードを得意気に自慢し合う、違う、違う、皆さんに聴いてもらう
❝レコードトークナイト❞があります。当店2FCAFE54にて19:00スタート。
もう13回目になるんですよ。その日予定のない方は、ぜひ気軽に遊びに来てね。
今回のテーマは、「クワイエットライフ」です。
何かと心がざわつく今日この頃、安らぐ音楽が欲しい。静かに心癒される音楽を聴きたい。
ボリュームは大きいですが、レコードのハートフルな音をいい音響で聴いてもらいます。
今はその選曲に夜な夜なレコード鑑賞の日々です。
旧サイトでは、数年前まで「店長の愛聴盤シリーズ」、「GOOD TIME MUSIC」、「男の隠れ家」等の音楽ブログを書いていました。
新しいHPになり普段の洋服のブログのみになったので、これからその中でオススメの音楽を紹介していこうかと思います。
音楽に興味のない方には退屈かもしれませんが、ボチボチと書いていこうと思っています。
さて、今日はエリコ・フォルミコラのワンピースカラー❝NISIDA❞です。
今シーズン結構やっています。その中から4マーク。
変幻自在に襟元を演出できるイタリアンカラー。
まずは、色気漂う❛ピカッ❜サテンぽい光沢の黒と紺のコットンストレッチ。
コットンの光沢だから、そんなにいやらしくないよ。
次が、シャンブレーのワンピースカラー。柔らかい着心地。
Tシャツにジャケット代わりに羽織ってもいい。
着丈は、全てショートタイプのスポーツタイプ。
ラストは、コットン×リネンのチェック。グレーにブラウンがほんのり入ってます。
❝NISIDA❞残りは、また紹介します。
ゴールデンウイーク序盤戦。前夜祭からいい感じでゴールデンウイークになだれ込みました。イイネ!イイ~ネ!
特に昨日は県外の方が多かった。昨日は僕と相方の2人に、助っ人に(スペシャルゲストとして)イタリアのオヤジを一人迎えて!
もう店内完全ナポリにトリップ。僕達の接客に絡んで、イタリアオヤジがあ~でもない、こ~でもないとエキサイトしたり、ささやいたりと活躍してくれました。サンキュ~、アーノルド!
なんてね。ホントにイタリアオヤジが来たと思った?(なわけないか!)
BGMは、ワールドミュージックって言ってたでしょ。昨日はイタリア。
ポエトリーリーディング(詩の朗読)。美しい声でささやくのは、ARNOLD FOAというアーティスト。
実は、この人のこと全く知らないし、CDを買った時もカンツォーネかヴヴォーカルもんかと思って買ったんだけど...。
なんだ、詩の朗読かよ。ジャックケルアック(❝路上で❞で有名なアメリカ詩人)は、モチロン知っていて買ったよ。英語はわからんけど。
かなりキャッチー。店内イタリアムード満点だし、僕のイタリアントークもより盛り上がるし?来店客からかなりの高評価。
そんな訳で、昨日はアルバーノがイタリアになった一日でした。
日本でこんなBGMかけてるのは、間違いなく当店だけでしょう。
さて、今日はペトリロのJKです。出し惜しみしていたら、1型しかなくなっちゃった。
これはとってもいい色のジャケット。アンコンのANACAPRI。
1回目に書いたとおり背幅を広げた。今まで自分のサイズを着ると、ちょっと小さいという声もあってのマイナーチェンジ。ウール×コットン。ブルーグレーのヘリンボーン。
ビジネス、カジュアルどちらもO.K。
やっぱりポエトリーリーディングより、ベニーさんの熱いトークの方が説得力あるか!!
昨夜寝る前テレビをつけると、香川照之の❝昆虫すごいぜ❞をやっていました。
香川さんの昆虫愛、情熱は、スゴイ。僕もわかる、わかる。小学生時代、僕も昆虫愛は強かったのですが、僕は街っ子。暇があれば昆虫図鑑をなめ回すように見て、まだ見ぬ昆虫への熱い想いをつのらせていました。
僕にって、昆虫はアートでしたね。自然の中のアート。ウルトラマンの怪獣と同じ類い。
一種一強の個性、特徴に、感動し、ドキドキしていました。
いつの頃からかカブト虫が昆虫の王様に?それは間違いありませんが、僕には「へぇ~それがどうした。」って感じ。昆虫の面白さは、もっと奥が深いんだよ。
今でも見てみたいと思うのは、タマムシかな。ビューティフル。
子供の頃はとにかく山に連れていってもらうのが、一番の楽しみだったな。
僕が子供の頃は娯楽がなかった。少年にとって、昆虫捕りにかける情熱は特別の娯楽だったんだ。
今日は、遅れてようやく到着したアントレ・アミのパンツ。
ここ2年くらいのヒットパンツ。
ウエスト総ゴム、ギャザーが腰に入ったイージーパンツ。
だけど、そこはアントレ・アミ。ヒザから下がかなり細くなっていくテーパードシルエット。
シャープなライン。素材は、コットン×リネンのストレッチ。
シルエットの良さは間違いない!
ここ数日店に活気があります。良いことです。この勢いで、ゴールデンウイークになだれこんで欲しいなぁ。気分がのってるゴールデンウィーク前夜祭ですね。
気温も上がってきてますし、コロナも富山は比較的抑えられているようなので、旅行・帰省の方も安心して(モチロン最低限の感染症対策をなさって。)遊びに来て下さい。
当店も夏物揃ってますし、久しぶりにご来店の方が、秋冬物が見たいな。と言われれば、倉庫にお連れはできませんが、僕がみつくろってお持ちしますよ。(一部店内に出てはいますが...。)
そんなシーズンレスで、春夏秋冬いつでもドンとこい!のセレクトショップ、それがアルバーノ。
ゴールデンウイークは、ワールドミュージック、ハワイ、沖縄、南米、イタリア、アフリカ等のB.G.Mで、異国ムード満点の気分で皆様をお迎えし、くつろいでいただく予定です。
僕達も気分は、ナポリ~カプリ島あたりにトリップします。
皆さんがバカンス気分でいらっしゃるのに、僕達が必死こいて目をギラギラさせていたら興ざめでしょう。
富山の隠れ家リゾート、アルバーノで一緒にトリップです。
さて、今日は今頃か?!と言われそうなスプリングロングコート。
この前紹介したリンペルミアビレです。
ロングモデル2マークを紹介していませんでした。
まずは、前回紹介したショートタイプのブルゾンと同素材のスタンドカラーのベルテッドロングコート。
コットン×リネン×ポリのシャカシャカ生地。色は、ダークカーキ。グレーっぽくも見えます。
袖にヒモ付き。ビンテージ感漂う生地に、ワンアンドオンリーのデザイン。もう最初から古着だね。
そしてもう一つは、懐かしい!昔やってたサンフランシスコ(ロマーノリドルフィがデザインしていたブランド)を彷彿させるカッコイイヴィンテージな羽織りモノ。
これはステンカラーの襟にベルトが縫い付けられている個性的なデザイン。コットン100だけど、よれよれな感じにして羽織るとすごく絵になるなぁ。
流石ミリタリーものは、ロマーノのデザインセンスが光るね。
最近なんかビッグなサイズが人気でして、次々と売れていくんです。
僕はチビっ子なので、過去スモールサイズを欠かさず仕入れてたんですが、このところ圧倒的にビッグサイズに押され気味です。今まで躊躇なく仕入れていた42・44サイズは、今は仕入れる時に考えてしまいますね。
勿論基本の46サイズは安定しているんですが、大きいサイズは、52・54サイズが多少あった方がいいように感じます。う~ん、サイズどりが難しいっ!!
僕も含めて、スリム&チビっ子サイズ頑張らねばなりません。当然在庫も多い訳で、まだお披露目してませんが、OUTLETでまずスモールサイズ祭りでもしましょうか。一度サイズバランスをフラットにせねば。
さて、今日は取り扱い始めて2年経ちますが、パンツブランド「DEVORE」。
正統派ドレスパンツメーカーではありません。
どちらかと言えば、カジュアルが売りのパンツブランド。
「ここは生地がいいんだよなぁ。」代理店のSさんが言うと、確かにそういう風に見えてきます。
シルエット?もちろん消化率はいいですよ。ちょうど良い太さ。で、キレイなシルエット。
まずは、後ろがリブの1タックモデル。コットンソラーロ。ブラウン×ブルー。毎シーズン人気のモデルです。ベルトループも有りです。
次が、シャンブレーのウエスト総ゴムの1タック。少し太めのテーパード。リラックスタイプ。ベルトループ無しのドローコードです。
最後は、コットンシルクのストレッチのしなやかな生地。
肌あたりがやさしい。1タックで後ろはウエストリブなんですが、中にゴムが収納されていて、外からはゴム入りに見えないようになっています。DEVOREが開発したらしいです。
あとデニムもあるんですが、残っていたら今度ご紹介します。
昨日の続きですが、若い男子が増えてきてるのはホントいいことです。
ただ、興味本位で来店されるので、何を考えてるのか、腹の中はわかりません。
「なんて高い服や。」「こんなオヤジにつかまったら、終わりやで。」
まぁ、そんな具合でしょうが、聞いてないにしても黙って1~2時間つき合ってくれるだけで、私的には満たされるのでございます。
「こんな話誰も教えてくれんし、雑誌見ても書いてないよ。だから、あなたはラッキーボーイや。今日はあなたにとって素晴らしい一日になったと思うよ。」
「あ~はい。」なんてもう自己満足の世界ですよ。
一人社会貢献したと納得している俺も俺。
さて、昨日に引き続きGABOのジャケットいきますよ。
GABOのパレリア、ダブルは、普通のジャケットとは別物。
別々に紹介せねばあきまへん。それくらい大切にしているジャケットです。
そして、今日はシングルジャケット2マークです。
昨日のパレリアのグレーの色違い。さわやかなサックスブルー。
ブルー系は大好物なんです。店主としては、好きな色をついバイイングしちゃいますね。なるべくバランスは考えてるんですけどね。生地が違えばいいんですよ。
ラペル幅10㎝ありまして、ライトカラーだとより圧巻です。
続いて、ド・定番ネイビーホップサックジャケット。
ようやくマイサイズを着て、撮影できました。
上のブルー、昨日のダブル、どちらも大きいサイズをムリヤリ着てるので、納得したショットが撮れませんでした。
ハンド工程の多いナポリのGABO。インスタグラムでファクトリーの動画を見ることができるので、皆さんぜひチェックしてみて下さい。
最近ニューフェイスの来店が増えており(特にヤング層)、手を変え品を変え多彩に❝イタリアの技❞を繰り出しておりますが、ヤングは体が柔らかいせいか、なかなかオヤジの固い技がヒットせず...??
「ギブアップ」→お買い上げとはいきません。
2時間バトル(講義)して、「いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。またお金ためて来ます。」
俺りゃ「お前の先生か!」と突っ込みたくなるパターンが多いかな。
まぁ、僕の全身をナメ回すようなクドい、イタリア技をくらった時にゃ、途中でリタイアする者もパラパラ...ってな訳で、最後まで僕の独演会を聞かされた日には、血圧も200位まで上がり、洋服どころじゃなくなっちゃうんだろうな。
おまけに、最近飛び出す危険な技がある。自分で自分の熱~いトークに浸ってる間に、自分が何を言いたいのか忘れてしまい、フリーズ状態に陥るという、世にも恐ろしい名付けて❝オチが思い出せない技❞。
この技が増えてきて、健康不安説が囁かれ始めております。
僕は先生ではなく、売人です。ヤングも僕の言ったことで、少しは刺激を受けてくれれば、いつかきっとここへ戻ってきてっくれるはず...と信じています。
バカ話につき合わせて申し訳ない。今日はGABOのジャケットです。
毎シーズン欠かせないダブルのPANAREA。今回はワンマーク。
いやぁ、やっぱりこのダブル好きだなぁ。雰囲気があるんだよ。
エラそうで、チョイ悪そうだけど、意外とスマートで優しいヤツ。
そんなに売れないよ。だから、沢山は仕入れられないんだけど。
モチロン技はビシバシ出してるよ。THE男って感じがするじゃん。個性があって、粋だもん。
こういうのがボチボチ売れると、新しいジャケット時代の足音も聞こえてくるんだけどなぁ。
コットン・ポリ素材。ちょいとウエイトあるんで、春・秋は活躍しそう。
いつ着るの?今、今、今...今だよ!手軽な値段で買えるダブルなら。人とセンスで差をつけるなら。
いいんですよ。流行る訳がない。
でも、ジャケット頑張ってくれっ!!
言っておきますけど、いいジャケットを着こなす者が、常に勝者なのだ!
最近LIVE見てないなぁ。そりゃ、コロナ禍の最中だし仕方ないけど...。
先日富山吾妻光良というアーティストが来た。
公演日が土曜日の夕方だったので、当然行けなかったけどね。
皆さん音楽で、ジャイヴとかジャンプというジャンルを知らないでしょうね。
古いジャズなんだけど、ブルース、ソウルなんかもゴチャ混ぜにしたエンターティナーなサウンド。
ルイ・ジョーダンやキャブ・キャロウェイなんかが有名なんだけど、実は日本でそんな音楽をやってるオヤジがいるんだな。それが、吾妻光良。ユーチューブに上がってるから、ぜひ見てみて!
「嫁の里帰り」「カミさん不細工な方がいい」「150~300」なんか最高。
新しいし、笑えるし、ドロクサイし、カッコイイし、スウィンギン!! コアなオヤジファン多し。
さて、今日はヴァルスターからステンカラーを。
2,3日前まで暑かったけど、さすがにここでちょっと落ち着くでしょう。
やっぱり羽織りモノはあった方がいい。
正統派ヴァルスター製は、しなやかで品行方正。秋冬モデルから中綿をとった。
コットン・ポリ素材。丈は、ロングまではいかないセミロング。色は、ベージュとブラウン。
今回のヴァルスターは、ガチガチの定番で揃えました。
ゆ~っくり時間かけて売っていこうかな。
❝イタリアの技を着る❞ をテーマにしている(しつこく言い続けるぞ。)アルバーノなんですが、当店メンズで唯一のフランスブランドが、「マジェスティック」のカットソー。
そんなビッグオーダーもしませんが、僕の気分がのってる時は沢山やったり、のらない時は全然やりません。
うそですよ。そんな気分次第の素人仕入れなんてする訳がない。
じゃ、なんでイタリアモノのカットソーを入れないのかって?
勿論イタリアのニット屋さんは、カットソーも作ってますよ。ザノーネからも入れてますし。
でも、カットソーブランドというのは、フランスのテリトリーなんですよ。
ボーダー系ブランドもそうでしょ。
当店もレディースは、特に長くやってますよ。その為だけに代理店に行くこともありました。
レディースにはなくてはならないブランドなんです。
メンズも入れたり、入れなかったり(やっぱり気分次第なんじゃない?)。
とにかくマジェスティック(フィラチュール・デ・リオンの時から。)のカットソーは、❝フランスの技を着る❞ことにしましょう。
今日は、マジェスティックのカットソー長袖編です。
半袖は沢山あるので、後日。
冗談抜きにここんちのTシャツは、スタイルよし、着心地もいい、耐久性もいい。僕もジムにて5年ほどハードに着てますけど、全く伸び縮みなし。
まずは、コットンストレッチの黒ノワール(フランスだね。)とグレー。税込1万円アンダー。
次が、スウェット風デザインのTシャツ。ガーメントダイの風合いがいい。
ラグランスリーブ。素材は、コットン・レーヨン・ストレッチ。
カラーは、きれいなブルー。洗いで墨黒っぽい感じの黒。
ここ数日暑い日が続いたけど、20℃くらいで着るのと丁度いいのかな。
久しぶりにフィナモレの花が咲き誇るアルバーノ。
今回は久しぶりということもあり、アクのないセレクトをしております。
パンチのある柄、素材もやりますが、このご時世無難なあきのこないものが売れてるようなので、おとなしく上品に。
昔アルバーノのフィナモレ入荷情報に熱くなられた方から、ファーストトライの方まで、再出発は活況があります。
HPが新しくなり、一回目に紹介したパンテレリア(ニューワンピースカラー)その時はワンマークだけでしたが、もうワンマーク入荷しました。フィナモレらしい独特な襟、好評です。
さて、ご紹介を。まずは今話をしましたパンテレリア。
ライトブルー、コットンのシャンブレー。
オフ白ストライプのジャケットに合わせてみましたが、さわやかですね~。
2番目。店内で見るとグレーなんですが、着てみるとやさしいグリーン。襟はセルジオ。
ここからあとは全てセルジオです。
ヴァルスターのブラウンステンカラーを羽織り、フェリージのカモフラバッグを合わせてみました。
この時季丁度良い。
3番目。なんの変哲もない紺のロンスト。それが着てみたら、只者じゃないのがセルジオ。
vネックニットにソラーロのコットンパンツを合わせています。
4,5番目は、お馴染みのリネン100。グレーとネイビー。
やっぱ柔らかくて肌触りがいい。もう最初から着こんだ感じがいい。ダークスーツのインナーに来ています。(ネイビーの方。)
6,7番目は、これもフィナモレのお馴染みオックス。微光沢がいい感じ。色は沢山あるんだけど、ブルーと白を無難にセレクト。これは着用写真ナシ。
この調子でいくと、僕のことだから再びフィナモレショップを再開するなんてことも...。
今日は、皆様にはあまり聞きなれないコートブランドを紹介しましょう。
「L'impermeabile」❝リンペルミアビレ❞ 覚えるまで何十回言ったことか。
はい、皆さんもご一緒に。❝リンペルミアビレ❞。
イタリア、フィレンツェの近くある100年近くの歴史を持つコートメーカー。
そんなの知らんぞ。まだあったのか!イタリア深いねぇ。
その会社が最近立ち上げたブランド。
実は、このブランド、前に別の代理店で紹介された。
その時は、トレンチコートを勧められたんだけど、トレンチはあなた、シーラップがありますから...と真剣には見ていなかった。
そして、L.I.Sの展示会で再会したんだけど、前に見たキレイめトレンチとは全く違うミリタリー風コートが並ぶ。
L.I.S代表のSさんが、「このブランドは、ロマーノ・リドルフィがデザインをしてまして...。」
「ちょっと待てぇ~!」相席食堂の千鳥のノブなみに僕はボタンを押してたな。
ロマーノ・リドルフィと聞いて、昔やっていたブランド ❝サンフランシスコ❞ を思い出した。
彼はアメカジミリタリー系のデザインが得意で、それをイタリア流にアレンジすることにたけたデザイナーなのだ。
もうかなりのお年だと思うが、大好きなデザイナーだ。
まだスナップとか出ていなかった頃、代理店で彼に会ったことがある。
背は小さいけど、ミリタリーな着こなしのカッコいいことのなんの。
イタリア人は違うな。と実感したことを覚えている。
そんなイタオヤが、伝説のイタリアコートファクトリーのLANDI社と組んで作ったのが、この❝リンペルミアビレ❞ そりゃ仕入れるっきゃないっしょ!
今日は、2型紹介します。
まずは、ミリタリーパーカー。モデル名は、NEW BOB。
ワックスコットンを使った武骨な感じ。色は、ナイスなブルー。
色がちゃんと出ているのは、店裏でヴィンテージボディが着てる奴かな。
フードは取り外し可。ウエストはドローコードで絞ることが出来る。
とにかくロマーノのデザインは、フードの感じすごくいいバランス。
続いて、CORTINAというショートジャケット。
ポリ・綿・麻を後染めして、シワ加工したヴィンテージタイプ。
シャカシャカした素材で、ONにもOFFにも使いやすい。
フードはやや小さめで取り外し可。(今日もワンサイズ大きいのを着てます。)
いやぁ懐かしいなぁって感じ。アメカジのイタリア風解釈。
プライス?この前言ったでしょ。「値の張る春アウターはしない。」って。
ワールドカップカタール大会。またしても、イタリアが予選で敗退だって。オ~マイガッ!なんてこったい。
サッカー大国がどうした?またもやアズーリが見られない。ガッカリだぜ。おいちゃん、泣いちゃうよ。
ワールドカップでイタリアが目立ってくれないと、商いにこたえるんだよ。2割売り上げ減かな?
生きてるうちに、日本VSイタリアの決勝戦、夢見てるんだけどね。それはナイ、ナイ、ナイ!
気をとり直して、今日はラルディーニのニットジャケットだよ。
天下のラルディーニを扱って、まだ2シーズン目の新参者のアルバーノが、ラルディーニのスゴさを実感したのが、このニットジャケットのカッコ良さ。
「そういうことかい。ニットジャケットをやってるのは知ってたけど、ラルさんのニットジャケット。こりゃワンアンドオンリーだわ。こりゃ売れる訳だわ。参りました。」
なんか人ごとみたいに言ってるけど、いいとこついてくるなぁ。
イヤ、実は、2,3年前新宿3丁目にある某百貨店へ客を装い偵察に行った時に、ラルのニットジャケットがどんなものか気になり、試着させてもらったんですよ。
勿論買うつもりはなかったが、「いやぁ~、悩むなぁ。ちょっと考えさせて。」
なんて、世間でよく使われる思わせぶりな断り方で逃げてきた。
その時の心の声 ❝思ったより普通だし、あまりデザインは好きじゃないな。❞
あれから時は流れ、先シーズンの展示会の時、豊田さんでこのニットジャケットを羽織ったら、「うわっ、カッコエエ。あの試着してみた時のニットジャケットと形が違うじゃないか!何種類もあるんだな。」
営業のKさん「どうかしましたか?」 僕「いえ、独り言です。」
このニットジャケットはニットアウターには見えない。ジャケットの顔だ。
もし、これをあの新宿の百貨店で着ていたら、ラルディーニの見方も大きく変わっていたかも。
そんなニットジャケットと言いにくい、ジャケット風ニット。
これは武器になりますよ。秋冬のウールバージョンから春夏は生地がコットンになっただけ。
見ただけでは、春夏か秋冬かわからない。オールシーズン。
スラックスときっちり合わせてもいいし、紺ジャケとして着回しやすい。
こりゃラルディーニすごいわ。売れるはずだわ。(何故か人ごとのよう。)
今日は、アルバーノが扱うクロージング・ナポリトライアングルの一角、ティト・アレグレットのジャケットです。
今のモデルが完成、定着してから、2年が経ちます。
ナポリトライアングル三者三様の味があるんですが、その中で最もナポリを意識させる、そんな作りにこだわってるのは、「ティト・アレグレット」なんです。
ペトリロ、GABOは、ファクトリーブランドです。
生まれた時から仕立て・フォルム・ディティールは、完成しています。
ナポリを意識しなくても、それはアイデンティティであり、ナポリという地場が生み出したものです。
ただ、ティトはファクトリーブランドではありません。
現在のファクトリーで作るまで、2回程工場を変えています。
全てナポリの工場ですが、ティト氏のイメージだけでなく、日本の意向も取り入れて、今の工場で作るのがベストであるという結論になったのです。
フォルムからマニカカミーチャ、バルカ等ナポリメイドを強く意識して作られているのが、ティト・アレグレットなんです。わかりやすいってこと。
数十万のナポリサルトのイメージを、本場ナポリでリーズナブルにマシンメイドで作ってみました。って感じかな。
今日は、2マークご紹介します。
まずは、ダークべースに細かな白い糸がミックスするセクシータイプ。ウール・コットン・ナイロン。
ティトが得意とするシックなヴィンテージ調のファブリック。
とにかく着るだけで、香り立つティトの個性。
続いて、ベーシックな紺のホップサック。これだけは入れとかなきゃならない。
気がついたらなくなっているというマストな紺ジャケ。
ただの紺でも只者には見えないよ。
(ちなみに僕が着用しているジャケットもパンツも、ワンサイズ大きいサイズです。)
ナポリトライアングルとは言っても、好みは人それぞれです。
ペトリロ派、GABO派、でも、「やっぱりティトのナポリくささに惹かれるんだ。
いやぁ、ナポリ服って本当に面白いですねぇ。
大変な世の中だ。コロナに戦争。日本、僕達は何をすりゃいいんだ。黙って終息するのを祈るしかないのか。
日々自分のやるべきことを淡々とやり続けるしかないのか。
働き方も変わり、服装のルールも変わってきた。スーツ・ジャケットの存在価値も変わるのかな。
男にとって、あってもなくてもいいものになるのか? できれば着たくない人も多いだろう。
「ジャケットは男の特権だよ。」
という人もいるだろう。そんな人達の為に当店はやり続ける。
僕が威厳や自信を持てたのも、気分良く過ごせたのも、女性の視線を意識したのも、全てジャケット、スーツのお陰である。一心同体なんだ。
そんな自分が選んだジャケット、スーツを人に勧める。こんなうれしく、熱くなることあるかい?
今日は、デ・ペトリロのスーツ。長い付き合いだよ。エラそうに言うけど、出世したねぇ。
当店でボリオリからエースの座を奪い、かなりの年月が経つ。
しかし、気が付いたら価格も上がってきて、沢山扱うことができなくなってきた。
人気が出ると、いろんな化学反応がおこる。
ペトリロでは、いろんなモデルをやってきた。久しぶりだな、アンコンのスーツは。
代理店がアイネックスさんになってから初めてかな。
一時期ペトリロのアンコンをすごく気に入り、ガンガンスーツでオーダーしていた。
ジャケットの生地で遊べるスーツ、カッチリした生地で楽チンスーツ。
芯が薄くてペラペラなんだけど、着るとちゃんと見えてすごくカッコイイんだよ。
軽くて、着やすくて、個性がある。イタリアの色気、なで肩全開!
一番好きだったのは、MARINAという名前のモデルのアンコンスーツ。
当時のアンコンは、今のNUVOLAと違って、いろいろあって、いろいろと変わってきたんだよ。僕も自分の為、イヤ、お客さんの為に沢山仕入れて、沢山着たよ。
写真一番下のスーツ(僕のもので、今日も着てる。)と、今日紹介するスーツは似てるなぁ。
今日紹介するピンストライプのスーツ。一型だけど、サイズは揃っている。
今回からこのNUVOLAは、ちょっと背幅が広がったので、万人に合うサイズ感になっていると思う。色は、
チャコール。
こんな世の中だから、こんなリラックスなアンコンスーツは如何でしょう。
しかし、イタリアンアウターと言えば、HとMは人気者ですねぇ。
モチロン それだけ人気者になるには、カッコ良さ、クォリティの良さがあるからなんでしょうね。
そうであれば【イタリアの技を着る】をテーマとしているアルバーノが、なぜやらない??
ん~、そうですねぇ。
Mは、ラグジュアリーでいいのはわかりますよ。けど、めちゃ高いんだも~ん。
ボク売る自信ないっす。
Hは、実は昔やってたんだよ。いつしか縁がなくなってね。Hがなかったら、イタリアンショップって認めてくれないって!え~勘弁してよ~。
そういや過去そんなこと言ったお客様数名ほどいましたねぇ。
「ウチにはシーラップがありますから。」という台詞も秋冬しか使えない。
スプリングコートは、難しいんだよなぁ。
北陸の春は、ホント短いのだ。3月も雪が降ったり、寒かったり。なので、値の張るアウターはキケン!
そんな事情から春のシーラップは、今シーズンはすごく悩んだけど、あきらめた。
そこで、先シーズンから再開した「ヴァルスター」。
このアウターブランドも歴史のある正統派ブランド。
直輸入できるので、ナイスなプライス。コスバが良くて、カッコイイ!
これぞアルバーノが求めるところ。
シーラップとはタイプがちょっと違うトラッド派。
今日は、名作ヴァルスタリーノの紹介です。もうすっかりお馴染み。
スエードが顔ですが、ウールやコットンもあります。
春ですから、コットンのヴァルスタリーノの3色。ベージュ、ブラウン、ネイビー。
スポーティーにクラシックに、コットンバージョンもイカシテルぜ!!
今週イタリアからの荷物が怒涛のごとく到着しました。
コロナウィルス、ロシアのウクライナ侵攻の影響がありましたが、ようやく無事に入荷しました。
ホントは今月中に届くかどうか怪しく、やきもきしておりましたが、ホッとしました。
もちろん全部届いた訳ではありません。まだ入荷していないものもあります。
とりあえずこの3連休で、そこそこお見せできてよかったです。
洋服屋としては、あわてない・あせらない・くじけない?なが~い目で見て!という、実にマイペースショップでございます。
いくら在庫勝負、質より量(あっ間違った、質よけれりゃ、量もよし!)と言っても、新しいブツが入ってこないことには始まりませんからねぇ。
まぁ、新旧問わず、ざっくばらんで、スキマも無くギュッと濃縮した店内、ご覧下さい。
加えて、いまだ来秋冬の仕入れも完全に終わっていない現状。
とびきりいかしたストールのサンプル。あのシャツのスワッチ(生地見本)も、21日の夕方までご覧になれます。
ぜひ、お時間ある方は遊びにいらして下さい。
お待ちしておりま~す。
ようやくホームページがリニューアルしました。
これから運用しながら、ブランドリストの修正、アウトレットの紹介等をしていきますので、皆さんよろしくお願いいたします。
新しいホームページ、記念すべき第一回目の紹介になります。
アルバーノに久しぶりの登場になります。ナポリのフィナモレ。
代理店アマンさんのKさんからの熱~いラブコールに、心が動きました。
はっきり言って、フィナモレをアルバーノに見かけなくなって10年くらいは経ちますかね。
それまでのアルバーノは、ボリオリとフィナモレで埋もれていた店でしたから。
ずっと直輸入で、プライスはもちろんアルバーノプライスでした。ホントいい時代だったなぁ。
ボリオリもフィナモレもワンシーズンで200ピースくらいやってました。アマンの直営店か?!って感じ??だけど、ホントに好きだったし、惚れ込んでいたからね。
そんな時代があったから、今があるのだと思います。
そんなボリオリ、フィナモレも人気が爆発し、直輸入出来なくなりました。それから当店での扱いも減っていき...、方向転換を強いられました。
当時お世話になったアマンさんとの縁もこの度復活します。
ボリオリ、フィナモレ、そしてアマンさんとの時代は、自分の洋服ビジネスにすごく大きな足跡であります。
フィナモレはずっと変わらずアマンさんが取り扱っていますが、プライス面で折り合いがつかず、一時あきらめました。
今でもカッコ良く大好きなシャツです。ようやく何型か入ってきましたが、やはり「セルジオ」がメインになります。
当時はいろんな襟型もやりましたが、「シモーネ」(巷で一番人気)だけは扱ったことがありません。
2022S/S展示会で気になった襟型がありました。聞くと、新しいワンピースカラーだそうです。
なんか惹きつけられるものがありました。フィナモレが作るワンピースカラー悪い訳がない。
トライアルで数マーク入荷予定です。ポテンシャルを感じます。タイトなボディにフワっとした襟が相性良し。「パンテリア」という襟型。個性的でユニークなデザイン。
エリコ・フォルミコラの「NISIDA」というワンピースカラーを長くやっていますが、「パンテリア」は、フィナモレらしいワンピースカラー。
入荷は現在のところ1マークだけですが、ニューフェイスとして期待してます。
このニューフェイスが、シャツ界に大きな旋風を巻き起こしてくれれば...。
2月末の東京出張。予定の代理店巡りもなんとか終わり、時間が空いた。さて、どうしよう?? 悩むまでもないか。僕が行きたいところ。脳裏に浮かぶのは、3,4か所。単純なヤツさ。下北沢が俺を待っている。レコードの甘~い香りが僕を誘う。「おいで~、おいで~...。」さぁ、下北沢に着いた。出口を探す。南口、南口...、ない!、南口がない!お~い、どこへ行ったんや~。え~い、こうなりゃ中央口とかに出りゃなんとかなるだろ。なんだ、この駅は!俺が知ってる下北沢の駅じゃない!俺が知ってるあのバタ臭い駅じゃない!どうなっとんじゃ~!!こんなお洒落な駅は似合わね~ぞ。中央口を出て、人の流れに飲み込まれる。ココハドコ?ワタシハダレ?アイドンノー、アイドントアンダースタンド。もうこうなりゃ、カワイイお姉ちゃんに聞くしかない。「あの~、南口はどっちですか?」「え~知らな~い。」聞いたお姉ちゃんが悪かった。そうだ!俺にはスマホという強い味方があるじゃないか。全然使いこなせていないけど(俺には猫に小判なヤツなのだ。)、そういやぁ、地図ナビのアプリを入れてるんだった。おぉ~。俺の居場所がスマホ上にでてる。どうも俺は今北口にいるようだ。俺が歩くごとにナビが動く。(当たり前か。)今 小田急線の線路を渡ったぜ。うわぁ南口だ!ようやく見慣れたいつもの風景が現れた。助かった!神様ありがとう。もうホント悪戦苦闘。新しい駅に翻弄され、20分ほど時間ロスしてしまった。ここからが本番。俺の本当の宝探し。俺のフェイバリットショップは、何も変わらず迎えてくれた。いつ来てもブレない店。唯一無二の品揃え。行くたびに背筋が伸びる緊張感。僕の商売の師匠だ。世の中がどう変わろうと、自分の信念を貫く勇気を教えてくれる。下北沢南口の名物店。ここにこないと経験できないものがある。それがいいんだよ。全国から老若男女が貴重な時間を惜しんで、この聖地へ足を運ぶ。どこでも味わえる利便性なんていらない。なかなか行けないからこそ価値がある。その数時間こそが至福の時。幸せを体中で感じながら、良心的な価格のレコードをじっくり選ぶ。感無量。幸せは簡単には手に入らないからこそ、価値があるんだろう。不便さの乗り越えて、手に入れた時こそ本当の輝きがある。
昨年 12月にプレコレクションがありました。
正直言って、プレコレで積極的にオーダーする気にはなれません。
順調に売れている店ならまだしも12月の時点で在庫はタップリあります。
年末の慌ただしさが過ぎ去り、ようやく結果が見え始め、「さぁ、次の秋冬は!」という気分になるもんです。
な~んか日本は早いんだよなぁ。(そう思うのは当店だけ?)
2月の本コレまでにまだまだ売らねば...!
展示会で、ベニーさん(デ・ペトリロ)、ティトさん(ティト・アレグレット)、ジャンフランコさんとジュゼッペさん(GABO)とも、しばらくお会いしてないなぁ。
やっぱイタリア人はお洒落だよね。いい服を上手く着こなすのは当たり前。
自分なりのファッション法則を持ってるよね。
プラスアルファなんだよ。自分だけの着方。そして、小物の使い方。グラス、ベルト、時計、ブレスレット、リング、チーフ、スカーフ...etc。それをさりげなく主張させる。
決して高価なモノやブランドモノじゃなくていいんだ。常に身に着けてなくても、ここ一番で出してくる。(老眼鏡の使い方がまた上手い。)
そのさりげなさがナイス!
今日はグローブを。昨年沢山仕込んだ。
今回は通年使えるドライビンググローブも多めに。
ブランドは、ナポリのCARIDEI。
DHL(国際郵便)で輸入してるから、プライスも値ごろだよ。
☆ドライビング(指あり)、茶・サックス・イエロー・レッド(鹿革)・オレンジ・白。
☆ドライビング(指なし)、茶・こげ茶・オレンジ。
☆ナッパ・プレーン、ベージュ・赤茶・こげ茶・オレンジ・白・赤。
☆2トーン、黒×こげ茶・紺×サックス・紺×白・ブラウン×Mブラウン。
☆2トーン(スエード)、赤×黒
ちょっと派手めな色も多めに。
イタリア人もアクセサリー代わりに。アウター、ジャケットのポケットにチーフ代わりにさすのがイイネ!
新年あけましておめでとうございます。
本年もアルバーノをご愛顧下さいますようよろしくお願いいたします。
本日2日よりアルバーノ冬のセールが始まりました。
サイズ、色の不揃いはありますが、掘り出し物は沢山ありますよ!
アルバーノにて「宝さがし」をしませんか?
皆様のご来店をお待ちしております。
1月2日(日) 初売り 10:00~18:00
1月3日(月)10:00~18:00
1月4日(火)11:00~19:00
今年一年 ご愛顧頂きありがとうございました。
コロナ禍の中 皆様にとってどんな一年でしたか?
洋服への情熱、興味は、いかがでしたでしょうか。
世の中のファッションもますます多様化し、僕達セレクトショップが扱うヨーロピアンクラシックの世界も狭くなってきたように感じます。
自分達がやってきた世界を一過性の流行りモノとして終わらせたくありません。
まだこんな洋服のスタイルを全く知らない方も沢山いらっしゃいます。
僕達インポートクラシックを扱うショップは、皆同志です。競争するのではなく、この世界を一般の男性にいかに広めていけるか、いろんな方向から発信していかなければなりません。
これを見ている方々が、表現者として魅力を放って頂きたいものです。
僕は、この世界の輪が少しでも広まっていくことを強く望んでいます。
そうなることが、皆様にも僕達にも良い結果をもたらしてくれることは間違いないと思っています。
来年アルバーノは、新しいことに挑戦しようと思っています。
今話してきたことを、僕なりにアナログな世界からかもしれませんが発信、提案していきたいと思っています。
来年も「イタリア職人服店」として、頑固にスジを通していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
今年最後の営業日。ここ数年そんなに忙しいということはなかったんですが、今年は成人式関係の方から酔っ払いの方まで、いろんな方々が入れ替わり立ち替わりいらっしゃってバタバタ状態でした。
最後の最後にHPをアップしようとたくらんでいましたが、あれよあれよという間に気がつけば閉店時間。
ホントは夕方くらいにアップするつもりだったのですが...。
まぁうれしい悲鳴ですよね。
そんな訳で、今年最後の大トリ。これを紹介せねば年は越せません。
前回のシーラップトレンチとこのシーラップメルトンステンカラー。
ず~っとやり続けていますが、当店の顧客の方々にはもう見飽きた方も多いででしょう。
もちろん所有者多数ですからね。
それだけ当店の顔ということで、僕がみさかいなくお客さんに羽織らせることで有名な「必殺コート」なんです。(袖を通した瞬間にお客さんの目の色が変わる!)
前回紹介したトレンチとこのステンカラーは、アルバーノの名誉をかけて当店を知らない初めてのお客さんのハートをガッチリつかむのに欠かせないブツなんです。
毎回同じことを書いてることでしょうけど、このコートを紹介できることができ、僕もホッとしています。
流行に流されない、本物の定番として、根性で続けていきたい!
当店に来なければ見られない、羽織れないコートなんですから。
今シーズンの展開カラーは、紺と黒の2色です。
富山市内電車 西町電停より徒歩約1分
お車でお越しの際は近隣の駐車場(コインパーキングを除く)をご利用ください。