STAFF BLOG

2025/10/31

幻の富山にある幻のショップ-GABO

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昨日はお天気も良く、冷え込んだこともあり立山連峰が当たりだったようです。
雨晴海岸では「けあらし」も見られたそうです。
やはり富山の魅力は、3000m級の山々が、50㎞離れた海越しに迫る景観でしょう。
その日の天候、時間、位置によって、全く違った表情を見せてくれます。
街中からも壮大な姿は見えますが、近年高層マンションの乱立により、見られるスペースが減ったのは残念です。
そういう訳で観光でいらっしゃる方には、どんな立山連峰に出会えるかは運次第。
富山には約束された観光が少ない。自然様の気分次第という幻想の地場なんです。
そんな幻想の地富山にある、幻想の庶民派イタリア服店アルバーノ。
おいてある服も幻を意識しています。
イタリアンヴィンテージと聞けば、眼の色を変えて買い集めてきました。
何がしたいのか、わからなくなってきております。
今日ご紹介する服も幻になってしまうのかな?
日本市場から撤退すると聞いているGABO。10年くらいやっていました。
ここ5年位は主力として、コスパのいいナポリ服として看板ブランドでした。
今日は紺ジャケを紹介します。ホップサック。
沢山売ってきましたよ。この雰囲気で、この値段はサプライズです。
秋冬の生地としては、薄い方。オールシーズンタイプです。(僕が着ているのは、2サイズ大きい46です。)
このモデルは、当店がワガママ言って完成したモデルです。
ポケットの内タグに、CLIENTE EBISUYA(←当店の社名)MODELLO TOTO EBとなってます。
モチロン...幻。


2025/10/28

タイトル=キャッチコピーに悩んじゃって・シーラップ

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シーラップが料理するスイングトップは、色気のイタカジ。
シーラップが手掛けるスイングトップは、デザイナーの匂い。
こんなスイングトップありかよっ!・シーラップ。
英国本家G9持ってても、このG9は全く別物。
なんて表現していいんだろう、この曲線美。

色々と湧いてくるんですよ。キャッチコピーが...。
シーラップのことですから、このモデルは過去に何度も作ってると思われます。
ブルゾンの鏡ですからね。
昔は、シーラップのサンプルは多すぎて、ひととおり見るのも大変でした。
ただ、このウールバージョンは、どこもないんじゃないかな。エレガンテ。
いつもいつも申しておりますが、フォルムの美しさですよ!
凝ったことは何一つ必要ありません。シーラップの伝統と技が生み出すこの輪郭が、シーラップなんです。
このブランドがきっかけで当店のお客様になられた方(イタリアにハマられた方)は、数知れず。
皆さんホントに新しいモデルに、眼を輝かせ、いくつものモデルをコレクションされます。
僕は数十の名作のうち、4、5着しか持っていません。
❝商品には手を出すな❞です。毎日の試着で満足!新しいお客様をつかむにはシーラップがないと困るのです。
今回久し振りなこと、要望もあったことで、多めに入れたのですが、もうかなり少なくなっております。
デザインで言えば、襟周りが高いところがポイントですね。
シーラップ渾身のG9、スイングトップ、絶対おススメです。

*写真では、黒色はマイサイズの42、グレーはワンサイズ大きい44を着用しています。

2025/10/23

一枚のシャツから生まれた新しい発想-エリコ・フォルミコラ❝GIANNI❞

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今秋 アルバーノの売り場を占領した「エリコ・フォルミコラ」
ニット・カットソーが売れ、シャツがちょっと苦戦してるのは事実だ。
でも、最近シャツメーカーは、シャツジャケット・ジャケットの領域を広げ出してきている。(テーラードより、かなりリーズナブル。)
いろいろ展示会をまわるも、
プライスばかりに目がいき、商品へのトキメキがマンネリ化してきていた。
そこで再会したエリコ・フォルミコラ。一枚のシャツが、僕の中の眠っていた情熱に火をつけた。
それは、NEWモデル❝GIANNI❞。
代理店のNさんが、そのモデルについて説明する。
フィアットの名誉会長、イタリアきっての洒落者だったジャンニ・アリエリが、好んだシャツ。
背中の2段プリーツ、7㎜ステッチ、襟の角度...確かに特殊なディティールだ。面白いかも。
しかも僕の心を動かしたこのシャツは、オーダー次第でいろんな顔になるということ。
生地を変えること、ボタンの選択、サイズのセレクト...etc。モデルのデザインは1型のみ。
でも、僕達がイメージすることで、好きにシャツに変えられるよってこと。
新しい!愉しいよ!僕の様な人間には、眼からウロコ。今まであったようでなかった。

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今日は、そのGIANNIから3マーク紹介しよう。
まず1つ目は、ドレスタイプ(オールシーズン生地)。ボタンは、普通のシャツボタン。色は、ラベンダー。シャツインで、タイドアップがいい。
2つ目は、ネルの生地。オフホワイト。これにはジャケットの袖口についているボタンをつけた。羽織りで着るのがいいけど、インしてジャケットのインナーとして着てもいい。
3つ目は、ジャケット系厚手生地。ネイビーのチョークストライプ。これは完全にシャツアウター。
そして、このGIANNNIの着方。サイズ感は、やや大きい。(オーバーサイズまではいかないが)サイズは結構ランダムにいれているが、僕も含めて、当店のお客様はワンサイズ落として、ジャストサイズを選ばれる方が多い。
何かに導かれるように、僕の中にある何かが動き出した。

2025/10/18

ようやく待ちに待った2ブランド入荷

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今秋冬 首を長くして待っていた2ブランドが届きました。
商いを始め、30数年続けてますシーラップは、あとは半分待ちです。
華はなくても本物、いいモノとの出会いは少ないです。
メゾンブランドも惚れ込むし、服をわからない人も虜にします。
シーラップは当店の誇りです。
前にも書いた通り、アルバーノは決まりきったセレクトショップから卒業します。
自分達が惚れ込んだブランドをさらに絞り込んでいきます。
イタリアは譲れませんが、太いパイプを持つことで、僕達の希望ものんでくれるブランドが理想です。
そんな話に発展しそうな予感がしたのが、エリコ・フォルミコラです。
以前もシャツ、スーツ、ジャケットを扱っていましたが、その時とは関係性が違います。
スケールが格段に大きくなってます。
次の春夏のコレクション、代理店のNさんのセッティングでマルコ社長(エリコ氏は来日できなかったですが)との深い話し合いが出来ました。
今回 あらためて再開しますが、僕の得意の1つ気に入ればGO。
周りが見えなくなってしまう性格が炸裂!
いきなりのビックオーダー!全量届きました。
どうでるかは、勿論今からです。
このインポート混迷期?変わらなければいけないのです。
新しいアルバーノに現在取り組んでいる途中です。
昔の様に、大人が愉しめる店が少なくなっている今、大人が刺激を求め、トキめき行きたくなる店。
永遠のテーマかな。

2025/10/14

知名度はいらない。粋なヤツ。-GABO

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今日は大変残念な報告をしなければなりません。
アルバーノ、ナポリ服トライアングルのメインを務めていた❝GABO❞が、今秋冬を最後に日本市場から撤退することになりました。
GAIOLA(現De Petrillo)で、ナポリサルトの片鱗を知って以来、ナポリ仕立ての奥深さにドップリ10年近くハマっていただけに残念でなりません。欠かせないブランドでした。
最近はプライスも高くはなっていましたが、長年GABOは直輸入することが出来ました。
その為価格コントロールすることができ、良心的価格で販売することが可能でした。
日本で当店だけのモデルTOTO。
代理店フィロロッソさんにも、再三にわたって細かいサイズ変更をお願いしてきました。
インパクトは強くはなかったですが、ナポリ仕立てを忠実に守り続けていた真面目なブランドでした。
また機会があれば、モチロンやりますともっ!!
そんな訳で、アルバーノでの最後のコレクションをご紹介します。
今回で3回目になります。前2回とも大好評。
あっという間のSOLD OUTになったトラッカーズジャケット(Gジャン型)。
テーラードが作るGジャンは、なかなかお目にかかれないでしょう。
皆さん半信半疑で羽織るんですが、そこはナポリ仕立ての❝品❞があります。肩回りの雰囲気ですね。
「コレは、カッケー!只者じゃねぇ~。」一目惚れ続出。
10か所ハンドが売りのGABO。Gジャンにも手は抜かない。
生地は、前回2回と同じコーデュロイ生地で、2色をセレクト。
ダーク系はブラックともう一色は初めてのベージュ。
ボトムスも選びません。
以前買い逃された方も多いはずです。是非!!

2025/10/12

僕の最後のギャンブルか?

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これから ますます大手チェーン店が競合し、僕達のような個人店は、方向性の選択を強いられるか、すたれていくかでしょう。
インポートも高嶺の花となりましたが、そこで食っていける店は動じることはないでしょうね。
僕みたいに、庶民派イタリア服店なんて馬鹿げた寝言は通用しなくなるでしょう。
高価で知名度の高いモノを売りこなせない店は、ますますひねくれた品揃えでニッチな品揃えに走らなければならない時代になりそうです。
でも、僕達個人店。世の中の動向、顔色を無視し、自己責任でバランスを考えず、独りよがりな店を作ることが出来るのです。コアなファンを持っていれば。
もう決まり決まったセレクトショップなんて卒業してもいいでしょう。
前から言ってますが、もう年金が出る年齢です。目の色変えて店に儲けさせることもない。
となれば、自分の好きなようにやるだけ。イタリアンショップというカタチは変わらなくても、自分の身の丈にあった、気に入ったブランドだけに絞ってやる。
好きなイタリア関連のモノ、インテリア、音楽、オーディオ、アート...に囲まれて。
まさに、ここは何屋さん?世界に一つしかない店ですよ。
今年に入って以前からやっていたエリコ・フォルミコラの展示会へ行ってきました。
UA時代から担当していたNさんが一人でやっておられました。
本コレクションだったので、全貌は見られませんでしたが、そこで出会ったシャツに久々にK.Oされました。ニューモデルです。
ジャケット(スーツはありませんでしたが)もプライス、生地コレクションも昔と変わらず、ウチには合いました。
「工場を買い取ったんで、好きなデザインのもの作れますよ。」
僕の中でいろんなひらめきが生まれ、広がっていくのを感じました。
コレだよ、コレ!この感覚、そう、そう。
もうその後は、エリコの世界に深夜までどっぷりです。
久し振りの再会は思いのよらぬところに、僕を導いてくれる予感を感じました。
そんなエリコ・フォルミコラが、今週入荷予定です。
僕の最後のギャンブルかな。


2025/10/07

殿堂入り-ヴァルスター

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泣く子も黙るVALSTERのヴァルスタリーノ。
長い付き合いだ。ドライビングジャケット。
永遠のスタンダード。100年にわたり、何も変わっちゃいない。殿堂入り。
最初 やったのはいつだっただろう。忘れちまった。
そこそこに売れた時もあったが、全く無視された時もあった。
どんな名作でもそんなもんよ。
ず~っとコンスタントに売れ続けることはない。
流行だもん。「あいつ、まだ着てやがる。」
言いたい奴には言わせとけ。
でも、今 波は来ている。間違いない。
こんなに高くなったというのに...。
それを知ってる庶民派の店は、このコットン×ポリの素材で十分だ。
スウェードを20万オーバーで売るのは、気がひける。肝っ玉が小さいねぇ。
似てるものはいっぱい出てる。でも、この本家ヴァルスタリーノが、一番カッコイイことには異論はないだろう。
殿堂入りのシルエット、カタチをいじることなんて、誰も出来ない。プライド。
そんな訳で、キャンセルもあり、今回 アルバーノではこのベージュ一型。
僕が試着しているのは、見てわかるように2サイズ大きいものを着ている。

2025/10/05

遅ればせながら、秋冬スタートします-GUY ROVER&DEVORE

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GABO、ティトが入荷し、大方のブランドは揃ってきました。
今シーズンの目玉である2ブランドの入荷はまだですが、もう入荷してもらわないと...(また詳しく書きます。)
ようやく重い腰をあげて、商品紹介です。
お馴染みのGUY ROVERとDEVOREです。
GUY ROVERですが、今まで定番のシャツジャケットをやってきましたが、今秋冬からちゃんとしたジャケット工場で作るジャケットが出ます。
シャツブランドもイージーなジャケットの流れで、幅を広げ出してますね。
ファクトリーもブランド化してきたということです。
今日は、GUY ROVERから定番の(昨年も沢山やりました)カバーオールシャツを2マーク。
そこにDEVOREのウエストゴム入りのこれも定着しました15番モデルを2マーク合わせてみました。
まずは、アルカンターラ(人工皮革)を使った黒。しっとりとした感触、光沢のある黒がカッコイイです。
パンツは、ウール調のジャージーストレッチ。オン・オフ問わず使えます。
もう一つが、昨年好評だったコーデュロイ。結構インパクトのある色が良さそうなので、オレンジをチョイスしました。
パンツは、コットンテンセルのラクラク素材のツイル。色は、ミリタリーカーキ。

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