STAFF BLOG

2025/12/08

ディセンバーズ チルドレン?-ERRICO FORMICOLA&GIABS

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11月はシーラップマンスリーになり、お蔭様で引き取り、問い合わせに追われました。
店頭に必ず着せることになっている看板のオリジナルステンカラーの美しさに引き込まれて、飛び込んで来られる方が後をたたない。うれしい状況でした。
12月は即刻追加オーダーをかけたシーラップが、近々入荷します。
シーラップばかりに頼るのもなんですが、バランスよく売れていってもらいたい。
そこで、今シーズンいきなり勝負をかけたエリコ・フォルミコラ。
店のとっておきの場所をあけて、コーナーを作りました。
ちょっと冒険気味のセレクトも多く、僕の遊び心のまま選びました。
やるときはやりますよ。
今日はちょっとヘヴィな生地で作ったモノトーンのヘリンボーンジャケットと茶×紺のシックなチェックのジャケットです。
コートいらない程の重さはありますが、イタリアのジャケットは着て、ボタンをとめれば美しい立体感が生まれ、重さが分散されます。
こんな生地で作るアンコンジャケットもいかしてます。
チェックジャケットは、無地モノに飽きた人にはおススメ。合わせやすい粋な柄です。
ジャケットに合わせたのは、ジャブス アルキビオのパンツ。
2シーズン目です。インコテックスは、目線からはずれておりお休みしてます。
モノトーンのジャケットに合わせたのは、DANTEというモデル。
ウエストゴムはナシ、ワンタックのブラックツィード。
色違いのライトグレーは、ノータックのマサッチョ。
茶のジャケットを羽織らせました。
次は、ジャージー素材のダークブラウン。ノータックのマサッチョ。
ラストは、上と同じ素材のグレー。モデルも同じです。
時間がなくなってきたので、この辺で。

2025/12/05

シーラップほどのもんが何故?-GENOVA・AMAFI

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シーラップほどの素晴らしいコートファクトリーが、何故ブレイクしない?
それはね。一言でいうと、中途半端なんです。
なんていうのかな、沢山のハイブランドを作りすぎて、自分達のアイデンティーを見失ったんじゃないかと僕は考えます。
伝統、実力、実績はピカイチ。唯一無二。コスパはいい。
職人としての力は素晴らしいんだけど、社長の方針なのか?良いデザイナーと巡り会えなかった。
ウチは35年ず~っと付き合っていますけど、展示会で目を見はるものはぽろぽろ。(僕目線ではね。)
ただ、その目を見はるカッコイイと思うものも、翌年には消えている。
定番にして欲しいものは、社長には個性がないと感じるのだろう。スゴイデザイナーものを作っているから?僕達にとっては、ありそうでない名作なのに、そういうものでは商いにならないと考えるのか?
イヤイヤ、シーラップ製だから魅力が出るのは、シンプルでミニマルなもの。
当店がこだわるのは、ファブリック、デザインじゃない。
どんな服でも職人がうみだすフォルムが6~7割、ファブリック、デザインは3~4割と考える。
そこにシーラップのアイデンティティがあるんだよ。
ライバルHは、ダウンでビッグになった。刺激を受け負けられない精神は出てきたけど、何を押したいの?何を売りたいの?意図が読めないよ、社長!
でも、売れると化学反応があるのがこの世界。もしそうなったら、社長パニック?
僕達目線で言うと、今のままでいい。代理店さんは困るだろうけど、静かにコシタンタンと❝知る人ぞ知る❞で売っていくのが丁度良い。
イタリアに無関心な庶民を目覚めさせてくれるのに、これほどわかりやすいブランドはないんだから。

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そんで、今日は近年のシーラップをしょって立つ(立たせすぎじゃない)ピーコート。
セミロングの❝GENOVA❞とノーマル❝AMALFI❞。
もう説明の必要のない大人のピーコート。
「GENOVA」は、メルトンの紺、「AMALFI」はウールの紺。ピーチスキンの黒とベージュ(これも別注)
このモデルが出て、8年くらい経つかな。
最近 裏地の直しを持ってこられたYさんから拝借したのは、なんと30年位前からベストセラーだった初代のピーコート。20年くらい経つのに全く現役。死ぬほど売ったよ。(最後の写真4枚)
襟は小さめ、ボタン数は10個。
もし、こちらの方が好きという方の声が多ければ、復刻を考えようかな?

2025/12/02

子供時代のメモリー・女子更衣室編・BERWICH.スコッチ

今だから話せる子供時代のメモリー。9/22のバースデー編についで。
富山の街のド真ん中に店・住居があり、そこで育った。
周りじゅうをビルに囲まれ、光もロクに入らない住まい。
丁度 ウチの真裏に旧富士銀行があった。
僕の部屋は3Fの一番奥。ベランダを挟んで、数メートル先は銀行の壁。丁度いい目線の先には窓が1つ。初めは女子の笑い声が聞こえるだけのものだった。
数年経ち、僕も大人のトビラを開け始める中1、2年の頃、その窓は女子更衣室という存在であることを知り、意識し始める。
「なんてところに部屋を作ってくれたんだい。」これは危険のサイン。
僕だけが知るシークレットゾーン。親に感謝か?
でも、まだまだ猫に小判?偶然と必然。
向こうは全くこちらの様子を気にしていない模様で~す。
夏は窓をフルオープン。当然ブラインドはあったが、基本2~30%、時には50%開いてることも。超ラッキーデイ。
でも、何かたくらんでいた訳じゃないよ。ただ、そこに窓があるだけ。ごく自然。
僕の部屋のカーテンは、不自然に閉まっている。しかし、18~19時位の時間は、少し挙動不審な僕。お姉さん達の声も一段と大きくなる。
「今度 遊びに行ってもいい?」っていう友人が一人、二人。
「絶対 黙っておいてよ。」と言っても、そんなの内緒に出来る訳がない。
皆 僕と友達になりたがる。人気者だよ。
流石に僕の友人数のキャパは、オーバーしている。
ついに僕は決心する。「向こうの人に見つかっちゃった。もうブラインドは開かないよ。」
そうウソの宣言し、友人は寄りつかなくなった。
実際 ある日ブラインドがビシっと閉まり、本当にその後ブラインド、窓は開かなくなってしまった。
というくだらない話にお付き合い頂きありがとうございました。

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短いですが、最近始めましたBERWICHのスコッチを3マーク。
ウール地のスコッチなら、落ち感もあり、トレンドが苦手な大人でもカッコ良くはける。
当店のクラシコファンにもトライしてみて欲しい。
ロングシーズンはける梳毛のウール系黒・グレー・ブラウン(これだけテクノウール系生地)
是非 これでコーディネートの幅を広げてね。

2025/12/01

このダブルは嵐を呼ぶぜ-ERRICO FORMICOLA

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本日 年内で活動を休止する山下洋輔(83)が、富山で公演を行う。
昨日は当店から1分のところにある「キラリ」ガラス美術館(隈研吾設計)でミニライブもあった。
それを見に行った友人が店に寄ってくれた。彼は数年前に彼の財産であるレコードを僕に託してくれた奴。まだ聴ききれてない。
その中には山下洋輔のレコードが一番多かった。
モチロン僕もジャズは聴くが、フリージャズ系は難解なイメージがある。
音楽の世界は底なし沼だ。これから奴がハマった山下洋輔も聴きこんでみるか。
さて、今日は売らねばならないエリコ・フォルミコラのダブルジャケット。
ず~っと言っているが、ダブルのジャケットはGABOのパナレアモデルに惚れ込んで仕入れてきた。
シングルジャケットとは全く別物なダブルのデザイン。
シングルはフォルム命だが、ダブルはフォルム+デザイン。
ボリオリ、いまや人気絶頂のタリアトーレ...etc、いろんなダブルを試してきた。
エリコのダブルモデル、MARCO。初めて袖を通した時から手応えを感じた。
GABOのパナレアと比べてしまう。肩巾、ラペル巾が広く、ゴージの高さはやや低めのGABOのデザイン。
一方MARCOは、肩巾狭め、ラペル巾は普通、ゴージは高く、Vゾーンは狭い。襟のラウンドが特徴的なデザイン。
どちらも合わせは狭いから、前を開けて着てもカッコイイ。
そんな訳で、かなりイケている。濃紺と生成り色。
GABOはカッチリクラシコダブルの良さ。
対してMARKOは、よりカジュアルっぽく着まわせる。
カッコ良けりゃいいんだ!!どう着まわすか、そこが楽しみ。
プライスもGABOよりやさしい。
こんなダブルジャケットなら、ブルゾンチックに着られる。
来シーズンは、セットアップでイタリアンダンディ全開!

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