プロの売り手と一般のお客様の立ち位置

誰だってこだわりはあります。けど、度の過ぎたこだわりを持ってしまうのも考えもんです。
実店舗、インターネットのネットショップ、オークション...etc.
現代はいろんな買い物の選択肢があります。ディープな世の中になったね。
僕は基本アナログなんですが、最近そんな世界(ネ.ットショッピング)にも首を突っ込み始めました。新参者。
昨日は店を休んで、東京へぶらり一人旅。前回は1つ大きな目的があり、それを解決してディープな東京を満喫してきました。充実感。
今回もネットでチェックしたものの、そこでは選ばず、自分の目で確かめたいのと、新しい出会いも期待しての東京はしご巡り。
ブツはオーディオ。浅い知識の自分にはムリがあった。
陳腐な僕のこだわりとプロの助言が嚙み合わず、頭の中は錯乱状態。
正しい答えなんて無いだろうから、余計 ❝何が欲しいのか?何がしたいの?❞
迷い、そして思いは一進一退。もう日も暮れてきた。
そんな訳で、ギブアップ宣言。富山に帰って、頭冷やそう。やっぱり東京ってモンスターだよ。
僕達こだわり派の願望も満たしてくれるけど、反面タタキのめされた感覚に突き落とされることもある。
でも、1つ感じたことがある。僕達こだわりの物売り屋は、現代においても求め続けられている。無くならない。
自分がなんとなく並べている商品。それは並んでいる理由がある訳で、いつかそれを評価してくれる方が現れるまで、プライドを持ってその価値を伝えていかなければならないということ。
やはり、物を見ずに手に入れることがラクなものある。
だけど、オーディオなら実際その物の状態を見て、音を聞いてみる。
服なら、たとえそのブランドを知っていても、サイズの個体差を試してみる。着心地を感じてみる。
それ以上に大切なことは、知らないモノとの出会い、発見を素直に喜び、その世界のプロと会話のキャッチボールを楽しむということが、本当の買い物というものの醍醐味だと思う。

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