STAFF BLOG

ここ最近は、するーしていたプレコレクション。
僕らにとっては、ものすごく早く感じちゃいます。早くオーダーすることで、金額的なメリットがあれば別ですけどね。納期が早くなるのは、特に魅力は感じません。（あまりに遅くなることは困りますが...。）
そんな訳で、避けていたプレコレクションに行ってまいりました。
何故はせ参じたかと申しますと、次秋からの固い絆なるであろう、僕らからしたら大切にしたいブランドからディープな話をしたいというお誘いを受けたからなんです。
ちょっとやそっとじゃ動かないワタクシではありますが（ホントかよ）、過去要所要所のターニングポイントでは目の色変えて、場合によっては一日中代理店に居座ったことも何度もあります。
なんだろうな？僕自身、前も話したように何か運命的なものを感じた時は、もう周りが見えなくなります。頭の中がそのものにとりつかれます。
それが中心になり、全てが回り始めるんです。何の確信もありません。
僕のギャンブル性分が、「今だよ。」とささやくんです！
勝つか負けるかはわかりません。何事もなくスルーすることもあります。
でも、僕はその指令に素直に従うようにしてるんです。
そんな楽しみと不安が入り混じったプレコレクションでした。

さて、今日は今シーズンライトな感覚でセレクトしましたジャンネット。
オーダーしたジャケットは、多少ドロップがありましたが、シャツはほぼ全量入荷しました。
今シーズンは、コーディネートの愉しさを重視してセレクトしています。時代に逆らってるね～。
モデルは、ヴィンチフィットです。ベーシックな黒・紺の無地。ブルー、レッド、ライトグリーンのロンスト。プリント柄。
ライト系ジャケットに合わせて映えるものを選びました。

誠に勝手ながら、都合により

本日休ませていただきます。

今日は時間もないので、いつもの僕の無駄話は省略します。
（今までの中で、初めてのことだなぁ。）
早速ですが、新しく入荷したFINJACKのセットアップをご紹介します。
今シーズンからスタートしましたFINJACK。
シャツ生地を使ってますが、クラシックをベースに現代的シルエットを加えて、万人向けモデルに仕上がっています。
MADE IN ITALYに固執するアルバーノにとっては、これからの時代に必要になってくるであろうブランドになりそうです。
ここんちもちゃんとしたファクトリーで作られており、イタリー製で遊べるプライスなのが、今後新しい展開になっていくように思います。
写真は、シャツ生地を使ったモノトーンの細めのストライプ。
格好よく着まわして下さい。上下別売りです。

誠に勝手ながら、
21日（水）・22日（木）連休させていただきます。

僕達ショップは、売れるものを仕入れるのがセオリー。
しか～し、たまには僕の気分次第で、血迷った買い付けに走ることもある。公私混同。
でも、そんなマインドがない店は、きっと面白くないんじゃないかな。
ましてや、僕達のような100％自分責任の店はね。
ビビりの僕は、自分に言い訳をするんだ。
「俺が好きになったんだもん。誰か似たような人が、いつか、いつか現れるよ。」
「これがウチのアイデンティティとして必要なんだ！」etc.
そんな無茶なオーダーして、半年後に商品入荷。
「こんな色誰が入れた？俺か！　やっちまったかなぁ～。」
入荷した時に初めて知る現実。
そして、今年のゴールデンウィークの話。店内は数組のお客様。
そこにいかにも山登りスタイルの背の高いオジさん来店。
オジさんは、洋服よりもオブジェ、ライト、アートに興味を持たれたようだ。
「そこのトルソーがはいてるボルドーのパンツ、はいてみたいんですが？」
ちょっと大きかったが、本人は気にしないということで決定。
なかなか売れなかったボルドーパープル系が好物ならばと、今日紹介する何かの間違いで仕入れたジャンネットのパープル3ピース（各別売）を大胆不敵にもお見せした。
「へ～っ、珍しいのおいてるね。」なんてことは言われなかったが、興味津々なアイコンタクト。感じました、僕。「着るだけ着てみて下さい。」
サイズはバッチリ。本人もまんざらではない様子。口数が少ない。
そんな訳で、最初のボルドーパンツと3ピースセット。パープルトータル4点セットであざ～す。三か年計画で仕入れたつもりが、もう売れた。嬉しいね。
レジでオジさんが、「あのブリオンベガのステレオ高かったでしょ。」
「え～っ！ブリオンベガを知ってらっしゃる？イタリア好きなんですか？」
いや、この自慢のステレオをゲットして結構経つけど、初めてですよ。
店頭に飾ってても、誰も触れてはくれなかった。サプライズ！
いや～、人って見かけによりません。山好きの旅行客？パープルオジさん。
僕はそんじょそこらのオジさん。しかし、只者じゃないよね。
本当はスゴイ人で、正体隠してお忍びで富山。
そりゃぁ、パープル3ピース、ブリオンベガ、レベルが違う！
そんな訳で、残り46サイズのスリーピースのみになっちゃった。
でも、パープルと言っても深みがある色だし、イヤらしくはない。綿100。
勿論バラ売りでもＯ.Ｋ.

い

今シーズンアルバーノは、スーツ屋というくくりを離れて、よりコーディネートや色合わせを愉しめるセレクトにトライしております。
コンサバな在庫商品については、モチロン価格は変えずに販売しております。
高価なクロージングでは選ばないであろう、ちょっと思いきった色も庶民派プライスであれば、遊び感覚でワードロープに加えてもらいやすいと思います。
いくらメイドインイタリーで、庶民派プライスと言っても、自分が納得出来るモノしかやりたくないです。
スタイルの多様化の時代ではありますが、あくまで周りは気にせずウチはウチで大人の色気を追い求めていきたいと思います。

今日はジャンネットのシャツジャケット、パンツのご紹介です。
とにかく鮮やかな「青」に一目惚れしました。
サッカー生地にBLEACHをかけた柔らかい肌触り。
イタリアの「青、アズーロ」は多彩です。ビューティフル。
僕も今まで沢山の「青」を扱ってきました。どうしてもセレクトの候補にはあがる。
しかし、売れるかどうかを考えると、躊躇してきました。
このブルーはシャツ感覚（ちゃんとしたジャケットですが）で選びました。
ファッショニスタ❝ラポエルカーン❞をイメージしてね。
アズーロへのこだわりは、彼が一番じゃないかな。
写真の色は、実際より少し暗めに見えてます
セットアップで、白シャツ（ラポ、一直線）。
単品使いの時は、色数2色までですかね。
僕もいくつになろうとアズーロにはこだわっていきたいなぁ。

当店で扱っているメンズファッションのアイテムで、一番変遷したのはシャツブランドかな。
思いつくところをあげてみると、
＊アイク・ベーハー（やってたんですよ。途中まで生産国にこだわってなかった。リチャード・ギアが映画で着てたんじゃなかったかな。）
＊セスト・センソ（青山に専門店があった。）
＊デ・ジーレ（北伊、名前が思い出せなかったよ。このシャツを扱っていたフェリージのフィーゴも当時は人気イタリアものの代理店。）
＊バクッタ（北伊）
＊チット（北伊、バクッタの兄弟ブランド。当店の初期主力ブランド。一時取り扱いがウチだけになり、代理店にならないか？と直接オファーがきたことも。）
＊ダノリス（北伊、洗いのシャツで人気。ミラノのセンスいいショップオーナーがおしていたブランド。この後ナポリシャツが売れ出す。）
＊ギ・ローバー（北伊、元祖庶民派イタリアン。）
＊ルイジ・ボレッリ（ナポリ）＊ジャンパウロ＊ペエトロ・プロベンツァーレ
＊アレッサンドロ・ゲラルデリ（北伊）＊モスカ（北伊）
＊マリオ・ムスカリエッロ（ナポリ、カプリシャツなら！ココ。最近聞かない？）
＊オリアン（北伊、ギ・ローバーから独立。ギ・ローバーと並び人気。）
＊ボルゾネッラ（デニムシャツで名をあげる。）
＊バルバ（ナポリ、フィナモレが出るまで人気№１シャツ。）
＊フィナモレ（ナポリ、奇跡の出会い。初めて袖を通した時凍りついた。オーバーじゃなくて、過去最高のヒット。当時ウチだけ直輸入してたらしい。他のブランド全てやめて、ボリオリ、フィナモレだらけのアマンショップになった。）
＊チリエッロ（ナポリ、カプリシャツがいいんだ。）＊ボリエッロ（ナポリ）
＊ヴィツェッツォ・デ・ルジェッロ（ナポリ、ここんちどうなったんだろう？）
＊ディクルティス（ナポリ、ヴァナコーレの別名。）＊アンジェロ・イングリーゼ（ナポリ）
＊G・イングリーゼ（ナポリ）＊エリコ・フォルミコラ（ナポリ、ボレッリから独立。スーツ・ジャケットも扱っていた。コロナ前まで主力ブランドだった。）
＊サルヴァトーレ・ピッコロ（ナポリ）＊ギラルデッリ＊ジャンネット（南伊、現在当店も推しております。）
＊マリア・サンタンジェロ（ナポリ、ドレスシャツは、ただ今当店の主力。)
２５ブランド。ざっとこんなところでしょうか。抜けてるブランドもちょっとあるな。

現在ドレス部門でお勧めしているのが、マリア・サンタンジェロ。
襟型は、セミワイドのFRANCO。ドレスは勿論、カジュアルの生地をのせても着まわせます。
僕がGABOのスーツにタイドアップ（本当は医者から首を絞めることは良くないと言われているのですが）を一瞬しております。
白のブロード、ピンオックスのライトブルー、ツイルのブルーの３マーク。
そして、サックスブルーで試着しているのが（ワンサイズ上）、ワンピースカラーのMARCELLOです。
色違いの白もあります。これもカジュアル仕様O.K。

ゴールデンウィークもあと少し。2週間休みなし。
やってらんねぇよ。ウソ、ウソ、そんな訳ないでしょう。
どんなサプライズが待ってるか？期待に胸をふくらませてお待ちしておりますよ。
リゾート気分でお互いに。買う必要なんてございません。顔出してくれるだけでHAPPY。
さて、今日は時間もないので（お蔭様で）、今春強化している庶民派10万コーデをサラっといきます。
たかが10万、されど10万。これを見てらっしゃる方は、「このご時世ラッキーじゃん。」でしょう。でも、一般の方には、「タッケ～。」なんですよ。
効率よく10万を使うには、テーラードのジャケットは置いといて、シャツジャケットでいきましょう。
ジャンネットのセットアップ。ＪＫ5万円台、パンツ3万円台。別売り。
シャツ屋のジャケット？　いえいえバカにできませんよ。
イタリアメイドである以上、しっかりイタリアンになりきれますとも。その上シャツ、小物で遊べる。
今はニット、カットの時代なのは、承知しております。
でも、僕はジャケット、シャツのハーモーニーが好きなんです。
モチロンTシャツ、ニット類も沢山仕入れてはいます。ただ、そのコーデは容易に想像出来ます。前から言ってますけど、モノ志向は大切です。
しかし、もっとオリジナル（個性）を作っていきましょう。
要は、コーディネートを愉しみましょう、ということです。
ですから、シャツのバリエーションは強化してます。逆らってるなぁ～。

ジャケットは、生成りのコットン100。２Ｂボタン。
パンツは、ウエストゴムのドローコード付きタイプ。
そして、シャツは幾何学プリントのブルー系。
ネイビーブルーの無地。ラストだけがギ・ローバーのパステルグリーン。
僕の気分でセレクトしてみました。
ちなみに、シャツを入れての3点セットで10万ではないので...あしからず。