前回に引き続き万能ワンピースカラーNISIDAを紹介したいと思います。
今回 僕の着用サイズが無かった為、3マークのみ着てとりました。
前回ワンピースカラーの僕なりの着方を勝手に撮りさくっておりましたが、この多様性がワンピースカラーの面白さだと思います。
基本的に僕は襟立てが大好きでして、昔からどんな襟でも立たせるもんだから、「カッコつけ野郎」と思われていたことでしょう。
前回書かなかったのですが、このNISIDAは後ろ襟を立てることで襟をオープンにしやすくなります。
恥ずかしがらずにさりげなく立てましょう。開いた時の襟が、斜め上にいくところがとても好きです。
さて、今日は5マーク。
まずは、白から。この辺はこれからの季節には大活躍。
どんなジャケットにも襟を3ボタン近くまで大胆に開けましょう。最後の写真のように後ろ襟立て1ボタンだけ開けあえて襟を小さく見せるのもいいでしょう。俺流?
2番目は、ドレスシャツっぽい生地のブルーストライプ。置き撮りはかなり派手に写っています。
カジュアルでももちろんですが、生地的にタイドアップやノータイでジャケットにスーツに。
3番目は、コットンリネンの渋い花プリント。これもTシャツに羽織るといいッスよ。
4番目、これも置き撮りの写真は非常に実物と違って見えてしまってますが、ライトブルーベースにパープルとブルーのチェックです。
これもドレスよりの生地ですが、スーツにこんなチェックを合わせる方はかなりの洒落者ですね。
ラスト、これはワンピースカラーにもってこいのカジュアルタイプ。
紺ベースに白のフラワープリント。コットン100です。
以上ですが、書き忘れていました。このNISIDAのシャツは、全て一応洗いがかかっております。
仕上げのアイロンいらないからシワシワでもいいよって言ってたんですが、ちゃんとプレスされてました。
遊びで着たい方は、自宅で洗って下さい。ドレス用に着たい方は、クリーニングに出して下さい。
秋冬もやっています。春夏は、もっと、もっと、もっとやっています。やらない訳いかんでしょ。
皆様お待ちかね。アルバーノのお得意様からは、「エリコのいつものまだ?」という問い合わせが4、5件?いや、6、7件くらい届いています。
エリコ・フォルミコラの万能ワンピースカラーシャツ、「NISIDA」。
この万能ワンピースカラーをどう着るか?
いつも暑苦しいくらい襟型七変化を演出し、これ見よがしなおせっかい着こなしを在庫と自前からチョイスして、勝手にお披露目します。
まず、1番目。ブルーネイビーのウインドーペン?よくあるチェックです。
TITOのスーツに白系タイで、ソリッドタイで合わせると間違いないですよ。
あと第3ボタンまで開けてオープンカラーにしてますが、アンダーにTシャツ、ランニングを着てもいいですよ。
2番目。紺地に赤の大柄チェック。写真ではどうしても赤が目立ってしまう。決して派手じゃないですよ。)
第2ボタンまで開けオープンにして、オーバーシャツにできるのがカジュアルではオーソドックス。これもTITOのブルーJKで合わせてますが、襟を出すとちょいイヤらしい。襟は収めて、Vゾーン大胆に着るといいっスよ。
3番目。紺無地(無地は白、ライトブルーも入れてます。)
昔のペトリロの茶でマイクロ千鳥チェックJKに、3ボタン開けで合わせてます。イイネ!
白Tにシャツジャケット風に羽織っています。一つは襟ねかせて、ボタン一つ留め、もう一つは得意の襟立て(好きやなぁ。)で、前全開。そのうちの一枚は、久しぶりの顔出しはご愛嬌。
ラストは、1番目のブルーの色違い。だから出したんですけど、見ての通り襟はドレスで良く使う「LUCIANO」という襟型。NISIDAじゃございません。あしからず。
ちなみに、自前のガイオラ時代のピークドラペルのウインドーペンに、ちょっとハ~デ~なコーディネート。もう一つは、ギ・ローバーのシャツJKを羽織っています。ちなみにこれも在庫あります。
イイですよ!
以上ですが、他にもまだまだNISIDAございます。
もう1回ご紹介できれば、次回に。
ダブルよ来て!着て!バブルの再燃とは言わないよ。
きたら、大変だよ。僕はパープル。僕はグリーン。僕はイエロー。
なんて浮かれポンチになっちゃう。平和だったらそうなるかも。
メンズファッションのカギを握るアイテムとして、少しずつでも、ダブルの着用者が増えることだ。
ジャケットの選択肢に広がりがでる。パンツは2タック、インタック、ベルトレスと、徐々に足音が近づいてるんだから、ジャケットも…。
その為には普通のデザインのダブルじゃダメなんだよ。やっぱりどこか違うダブル。新しさ+αが欲しい。
オヤジは黙って襟広ダブルが僕は好きなんだけど、襟細でシャープなダブル、Gブランドの8つボタンダブル。
とにかく火がつけば、ダブル全体に活気がでるかも。
いつも書いてるけど、ダブルほどデザインがアートなものはないよ。
昨日に続き、襟広ダブル。今日はもう一つのデ・ペトリロのCAMERELLE(カメレール)モデルを。
個性で言ったらGABOに軍配が上がるが、このダブルも決して負けてない。
デザインは襟巾12㎝で、昨日のGABOと同じだが、、剣先は斜めに切れ上がり肩線に届きそう。
襟の外側のラインは、昨日と同じく鋭角にキレこんでいて似ている。
デザインの話から変わって、このカメレールモデル。作りはアンコン(芯なし)なんだ。
ナポリ服に芯なしのものはあまり無いらしい。元来 芯を入れても軽く仕立てるのがナポリ流。
ベニーさん(ペトリロ氏)は、ブランドを立ち上げる頃、10年近く前からこんなアンコンジャケットを作ってる。
僕が今も愛用しているウールモヘアのアンコンモデル。(その時はAGO E FILOと言っていた。)
もう10年近く経っている。ダブルの重い感覚は全くない。
このカメレールモデルの新しさは、襟広の貫禄あるダブルスタイルをアンコン仕立てで気軽に着られることにある。
生地はコットン100のバーズアイ。白いパンツが似合いそうな淡いブルー。
この襟広ダブルなら年齢制限はないだろう。
年を重ねなければ似合わない服はある。
例えば、襟広のダブルジャケット。
バブル時代イタリアものが席巻していた頃は、猫も杓子もダブルだった。
ダブルのデザインの面白さ、独創性を競い合っていた。ダブルが主役の時代。
あれから30年の時が経つ。日本ではダブルの再燃はおこらないようだ。
若い人が着こなすモードはダブルもある。
襟広のクラシックでイタリアンなダブルは、オヤジの特権。
悲しいかな僕は年はいってても、人間が軽すぎるのか、人生経験が乏しいのか似合わない。
僕が売った襟広ダブルを颯爽と着こなしてこられるお客様の姿に見とれながら、「いい仕事したなぁ。」と自画自賛することもある。(自分のことのようにうれしいっスよ。)
大人の男のファッションスタイルがサマになる最高のコスチュームだと思う。
多くの熟年男性にこんなダブルを着こなして欲しい。
きっとモテるはずだ。
GABOのPANAREAとデ・ペトリロのCAMERELLE。
どんなダブルでもいいわけではない。この2モデルを勧めることが自分のプライドだ。
今日は、GABOのPANAREA。ヴィンテージが現代によみがえったデザイン。
今 アルバーノにあるジャケットの中で一番カッコイイ。
このデザインだけは、永遠に変わらなくていい。
12㎝の幅広ラペル。剣先はとがって上に向かず先は丸くフラットに。
襟の外側のラインと留める真ん中のボタンのラインの角度は45度(一番上の写真)に近い。
それだけ襟が切れ込みVゾーンが狭く、広い襟を上の方で収めてる。
これがワンアンドオンリーなPANAREAのデザイン。
クラシックとモダンの融合。迫力とシャープさのハーモニー。悪そうだけどエレガント。
G.パジーニさんなら下に深VのTシャツ1枚着て、巻き物でアクセントをつけるだろう。
僕は、エリコのワンピースカラーのシャツでボタン2つ開け。
今回は、ウール・リネンのダークネイビー。プライスは、きっとサプライズ!だろう。
僕のサイズである42はないので、ワンサイズ大きい44と冬のPANAREAのグレーを着ております。
(上から3、4番目の写真。)
僕がフランス嫌いだって?嫌いじゃないんだけど、特に興味がない。というのが正しいかな。
僕の青春時代は、ヨーロッパと言えば、イギリス、フランスでしたからねぇ。
イタリアの文化なんて、日本では全く知られていなかった。
アランドロンがもてはやされた。「冒険者たち」、「太陽がいっぱい」 ジャンポールベルモンドの「勝手にしやがれ」 何度も観ましたよ。なんかクールなカッコ良さがあった。
音楽は、30代になった頃かな、ゲンズブールにちょっとハマった。
特にジャズとフランス語が妙に合うんだな。
もう亡くなってしまったけど、最近ではアンリ・サルバドールの晩年の歌は愛聴したよ。
肝心の服。青春時代DCブランドにドップリだったから、ギャルソン、ワイズ…フランス系モード。
ラコステとかセント・ジェームスと言ったフレンチトラッドには、あまり魅力を感じなかった。
商売始めてから、今でもやってるのはフランスのカットソーブランド、「マジェスティック」。
イタリアにはないもんね。
マジェスティック。レディースはずっとやってるんだけど、メンズはそんなに売れないからやったりやらなかったり。
でも、このブランドはホントいいよ! 流石 有名ブランドのOEMも手掛けるだけあって間違いない。
カラーリングもイタリアとはなんか違うんだよなぁ。上品、繊細さを感じる。
デザインも好きだし、とにかく丈夫。
当店にTシャツを探しに来る人は少ないんだけど、、最近ジワジワと売れているから、今回は少し気合入れてやりました。
まずは、長袖から。コットンストレッチのクルーネック。白に見えるけど、うす~いラベンダーの様な色。フランスらしい微妙な色。¥11000。
次は、コットンウォッシュ2色。襟ぐりは深い。グレーに少し青みがかった色と紺色をぬいたような色。
これもなんとも言えない色。¥10000。
4番目は、カーキの前開きシャツ。コットン100。¥15000。
5番目から半袖。クルーTシャツ。長袖と同じ色、素材。¥8100。
次は、コットンストレッチのTシャツ。白とノアール(黒)だけど墨色。¥8000。
7番目は、リネンストレッチ。クルーネック。黒とブルージーン。¥11000。
8番目は、コットンストレッチの花柄ブリント。クルーT。¥10000。スキッパーポロ¥13000。
ラストは、開襟前開きシャツ。コットンストレッチ。ブルージーンとカーキ。
プライスは、最初からついてくるから書きました。
近々追加でもう少し入荷する予定です。